シフトベース部のかさ上げ処理
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
さて、今回は以前から気になっていたシフトノブの位置を少しでも改善してみたくなり…
シフトベース部のかさ上げが出来ない物か、とバラしながらチェックしてみました。
(※私の車はMT車なので、AT車の方には役に立たないと思いますが)
で、センターコンソールを外してみると、シフトのベース部分は平坦な部分にユニット自体がボルトで締結されているだけ、といった仕組みだったので、少しなら何とかなるかといった感じですね。
青丸の部分、前方は2点、後方は1点でブッシュを解してボルトで締結されており、車体側とシフトベース部はほぼ真っ直ぐ同士なので、単純な「かさ上げ」が出来そうです。
2
シフトベース固定ボルトを外し、シフトワイヤーごと持ち上げたのがこんな感じですが、後方は鉄板にねじが切られているだけ、前方はボルトナット締結なのですぐに外せますね。
が、ノーマルシフトベースと車体側には、横揺れやらねじれを防ぐ為であろうゴムの足が4点ほど付いていますが…
これはとりあえず無視し、かさ上げする部分の締結をきつくしてやればシフトベース本体のよじれも出ないであろう、と判断します。
3
で、かさ上げの寸法ですが…青丸の部分はシフトワイヤーが車体外側へ出て行く部分にゴムの幕の様な物がありますね。
ゴムなので多少シフトワイヤーをずらした所で問題はありませんが、数十㎜もシフトベースをかさ上げするならここの修正は必須かなと。
なおかつ、一応はミッション側でワイヤーの取り回しやひねられ具合もチェックした方が良いでしょう。
…ちなみにシフトワイヤーの遊び等の調整もしたかったのですが、この車コンソール側には調整部が無いので腹下のミッション側でないとそれは無理そうです(泣
4
そしてかさ上げの為に適当なカラーを用意しますが…これはただの残材です。
外径20φ厚み9㎜程度の物があったのでこれを使いますが、M8ボルトが通るべき穴は10φあるのですがスルーという事で(笑
ブッシュ側になる方にはM8穴のワッシャーを噛ませ、元々のブッシュの芯部分が貫通しない様に考慮しています。
5
これがノーマルより10㎜程度長いボルトを使い、カラー+ワッシャーで10㎜程度の厚みの物体を挟んでシフトベースを取り付けた状態です。
ゴムの足は無対策なので完全に浮いていますが…これでよじれが出る様ならまた考えますが(汗
前方が2点の固定なのは良いですが、後方が1点なのでひょっとしたら経年劣化でシフト全体がたわんでくるかもしれませんね。
6
と、前方はこんな感じですが…これ見てるともっとカラーの面積をでかくしても良かった気がしますね。
中央部のみをへこませたカラーを使いブッシュのゴム部分に「面」を当てればシフトもカッチリしたかもしれませんが…
そこまでするならブッシュ外してダイレクトマウントにした方が効果はありそうです。
7
最後に、以前やってたニードルフェルトやら遮音材やらのツメコミをさらに追加しつつ、シフトベースの下側に開いた10㎜分の空間も塞いでいきます。
一応、気休めではありますがノーマルのゴム足がシフトベースに当たっていない事の補正で、シフトベースがたわまない様にしているという事で。
後、せっかくバラしたので各部には適度にグリスアップも行ってます。
それとセンターコンソールの位置ですがこれは10㎜程度のかさ上げなら何も影響なくはまりましたよ。
で、操作感覚ですがわずか10㎜のかさ上げでも、シフトノブ自体は近くなったので結構違いますね~
これ、10㎜程度なら別に長いシフトノブでも良いのですが、シフトノブを長くすると頂点部のストロークってどうしても増えるので…
このかさ上げ手法で問題が出ないなら、今後はもちっとシフトベースを「後方」にずらしつつかさ上げしてみたいです。
後、ブッシュを取り除いたワケでも無いのに、多少シフトノブの振動が増えた上にシフトの感覚がかっちりしました(笑
…なのでゴムではなくウレタンブッシュでもこしらえて入れようかな、と思ったりもした今日この頃ですね。
とまあ、細かい事ですが…私は右足首の件もそうなんですが、ポジションが自分に合ってないというのはかなり嫌うタイプなので。
特に、県外のサーキットやレースからの帰り道だとそんなところで疲労を増やしたくも無いという(泣
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク