日射センサ故障DTC コードB24A9-15検知

　診断器にて診断したところ、日射センサの故障コードを検知してしまいました。

　サービスマニュアルを見ると然程難しそうな点検項目ではなさそうです。しかし、日射センサを取り外すためにインストメントパネル（メーターを覆っているパネル）を外さないと取れないのか、センサのみ外せないか探る必要がありそうです。

　推定原因は以下のとおりです。

・ハーネス又はコネクタ（日射センサ図路の断線、又は電源短絡）
・日射センサ
・ACオートアンプ

　ローカル診断にてクイックテストを実施しました。

　診断結果に見慣れないDTCコードを検知しました。B24A9-15 日射センサです。記憶した親機がA/Cコントロール通信です。

　診断器によるアクティブテストを実施するため、サービスマニュアルを参考にしました。

　診断器にてモード1から7は診断器にてアクティブテストにて正常作動を確認✅しました。

　作業をする時間が無いため、以後の整備情報の整備実施記録を兼ねて残していきます。DTC診断から故障探求を実施する必要がありそうです。

　システム図を確認するとリレー等の部品が無くA/Cオートアンプに直結している事が分かりました。

　写真は配線図です。

　赤く印を付けた箇所が日射センサです。

　写真は部品の場所です。

　図では引っこ抜けそうなのですが如何でしょう…

　写真は日射センサの状況です。
ウインドシールドと日射センサが干渉して抜けなさそうですね…。

　部品の役割です。
日射センサは、日射量を検出しACオートアンプに日射センサ信号を送信するそうです。

　日射センサ電圧信号の点検

　60W程度の電灯を近づけたりしたとき、ACオートアンプ車両側ハーネスコネクタ間の電圧が変化することを確認する。

　この点検でACオートアンプか配線、センサに分かれそうです。

A/Cオートアンプ　M12 プラス　9(赤)
マイナス　26(青）

　ACオートアンプ車両側ハーネスコネクタ間の電圧が変化することを確認する。

　照度計はiPhoneアプリで補おうと思います。

　日射センサ電圧信号の点検でNOになったら日射センサを取り外して、日射センサ車両側ハーネスコネクタ〜ボディアース間の電圧を点検します。

日射センサのコネクタ　M100 端子番号1 電圧が約5Vであるか。

以降ハーネスの断線点検になりますが、日射センサかA/Cコントローラの2つのいずれかに不具合があるものと推測しています。

　写真は日射センサのコネクタ

　日射センサのみを取り外す事が出来れば大掛かりな作業にならなくて済みそうです。

　屋根が無いため、天候は曇りの時が良さそうです。ただし、照度不足でも検知するとマニュアルの参考に記載されてます。作業時は照度計と60W程度の照明が必要ですね。

　手探りで部品を交換して完了✅といった整備情報も簡単ですがマニュアルどおりに修理をして記録が残せれば良いなと考えております。次回は、整備作業の状況をアップしたいと思います。

部品番号　27721-3AA0A
名　　称　SENSOR ASSY-SUN

価格　¥2,419(税込)