点火時期調整

　ディストリビュータ右下にボルトの7／１６インチ頭があって、左に正方形のナットがあります。これを緩めるとデスビが回って時期を調整できます。時計方向回しで進み、半時計で遅くなります。
　この車、79年カリフォルニアモデルはアイドリング時上死点後2度が指定です。その他の州やカナダモデルは前10度です。その差12度。しかし、回転速に応じた進角度合いや吸気負圧に応じた角度変化はそれぞれで異なっていて、その数字ほどの違いは無いようです。しかし、だいたいオリジナルよりも進めると調子がよくなるようです。この車にはディーゼリングを強制止めする装置が付いているのですが、カタリティックコンバーターなる排ガス処理機構を働かすために混合気を濃くセッティングしてあるのとともに、点火時期を遅めた影響があるかもしれません。小生の車はその装置は作用していないのですが、ディーゼリングは出ません。
　進めたり遅めたり色々試しましたが、ここに来た状態のままが良いようです。タイミングライトなる高尚な（白馬弁です）ものは持ってませんのでテーゲーセッティングです。おそらくこれで上死点前あたりになっているのでしょう。前所有者がいじってあるようです。進めすぎると低回転で不整爆発がひどくなり低速走行でギクシャクします。