ミジェットタカのブログ一覧

　パイオニアのチューナー内蔵ステレオプリメインアンプ、当時はステレオレシーバーと呼んでいたと思います、なのですが、チューナー選局が回りません。購入後初めて中を覗いてみることにしました。
　駆動ひも線が緩んでいると思っていたのですが、バリコン回転軸の膠着でした。手で動かしてやると後はスムーズに作動するようになりました。少量の潤滑剤を軸受けベアリングに差しておいてやりました。
　このアンプ、広島カープ優勝記念セール催し中の第一産業から買ったものです。後のデオデオ、緑電化、エイデンとなる広島ベースの家電量販店でした。１９７５年秋のことでした。その後、チューナー固着を除いて全くトラブル無しです。スイッチ類の接触不良もありません。驚きの長持ち家電です。

　日照りが続きますので、エンジンポンプを一年ぶりに出動させました。数年前の冬に凍結させてポンプ室のフランジを歪ませてしまい、シリコンコーキングで隙間埋めした代物です。
　自家配合混合燃料を入れ、一、二回スターターひもを引っ張ればあっけなくエンジンは掛かりました。誘い水の助けを得て溝の水が吸い上げられましたが、ホースドラムの回転軸部から噴水です。シールが死んだのでしょう。ドラムから外したホースを直結して、潅水作業は事なく進みました。

　村の休耕田草処理目的でトラクター掛けするのですが、畝立てしたくないので耕うん爪の配置換えです。今までは畝立て仕様で爪先はすべて内に向いていましたが、内向き外向きが混じって鋤かれた土が平らになるようにします。

　この後期型S７までは６V電源だったメグロジュニアですが、これはセルモーター付きで１２Vです。モノタロウブランド１２Vバッテリーを乗せました。１２Vスーパーカブに使っているやつです。標準ではセルを回すために容量のでかいバッテリーを積んでいたのでしょう。容量のより大きなバッテリーに積み替えると発電機やレギュレーターに悪影響が出そうですが、小さなバッテリーに変える分には大した悪影響はないのではと期待しています。
　でっかいバッテリースペースに、発泡スチロールとシリコンコーキング利用で小さなバッテリーに適応した区画を作ってやりました。

　ランプハウスを付けて電線を繋いでいきます。

　結線部すべてに絶縁と導通改善対策を施し、時には電線とカプラーを交換し、手間暇仕事です。メーターケーブルも取りつけねばなりません。


　大方配線結線ができましたので、バッテリーを付けて検証です。キーをオンポジションに回すといきなりヘッドランプ球が灯りました。夜ポジションにしてもいないのに。生１２Vは赤線でやってきます。この赤線の繋ぎようが間違っていました。単純に色合わせのみで繋いでいったのが失敗でした。結線直しで解消しました。
　左ハンドルグリップ部のホーンボタンを押しても何の反応もありません。当然です、ホーンを付けていないのですから。

　さてホーンを付けましたが、ホーンへ来る電線を何とかしなければなりません。スターターモーター並びにリレーを取っ払った際にそこいらの電線、ホーンへの線も切り詰めてしまっていたのです。ジジイのやりそうなことです。電線を伸ばしてホーンにつなげば問題なくでかい音で鳴り響くようになりました。
　ウインカーもブレーキランプも夜間灯火類も問題なく機能しましたので、ヘッドランプレンズをハウスに取り付けとなります。ところが前照灯への電線3本を繋いだままでは電球ソケット抑えホルダーを付けられないのです。この３本のギボシカプラーを抜いてセット完了となりましたが、ギボシの抜き放しは大ごとです。ビニール絶縁体は固まり、電線は弱り、注意を重ねて抜かねばなりません。ジジイ仕事です。