ミジェットタカのブログ一覧

　夏が来ます。古くなって破れたり穴あきの窓防虫ネットの貼り変えです。アルミサッシネットはゴムシールベルトで止められてますが、昔の木窓ネットは細い角材と平板で、釘や木ネジにて挟み込んであります。アルミサッシも木枠窓もきれいに張れるかは別にして、ややこしそうに見えた木製窓の方が効率よく作業ができました。

　リヤキャリヤハンドルの取りつけねじ4本の内の一本が折れこんでいます。３本ねじで止めただけではやはりグラグラします。スタンドを立てるとき、このハンドルをつかんで大きな力を掛けますので。
　
　ドリルで折れこみボルトをもみ切り、タップを掛けて修正完了です。

　スターターモーターを外した跡の穴カバープレートを作ります。素材はアルミ厚釜蓋です。６０年ほど寝かしておいたブツです。先人は吉岡鍋と呼んでいました。当時はレンジもオーブンも、オーブントースターすらもありませんでしたから、これがその役をこなしていました。火に掛け、蓋の上にも炭火を置いて中を蒸し焼きにします。これでカステラを焼いていてくれていたことを思い出します。
　型紙を当てがって形を取り、ボルト穴をあけ、切り抜いてトリミングすれば完成です。

　銀色ペイントを施してやりました。

　ところがこいつの上に何気に腰かけてしまい、パンツの両しりっぺたに銀色が付きました。もう一つの銀色塗りパーツはフロントホイールハブカバープレートリングディスクです。なかなかにファンキーなパンツの完成でした。ジジイの間抜け仕事は底なしです。（ここに写っているのは、コンタクトブレーカーカバープレートとホイールハブカバー、そして荷台グリップで、そのブランクプレートは写っていません。別に作業したようです。）

　一時チェーンハウジングとカバーを掃除して仮付けです。予想通り、ビス留めポイントの間は隙間があります。接合面ビス穴周りをヤスリで削って隙間を殺して仮組です。カッターの刃を刺しこんで隙間を確認しつつの作業でした。

　本来紙パッキンを挟んで油漏れを防ぐのですが、液体パッキンだけで組むつもりです。SNSおすすめ動画で見るアフリカの車修理では、いつも液体パッキンをひりだして塗り付けてそれだけでオイルもれ止めをしてエンジンミッションなどを組み上げています。

　クラッチスプリング抑えナットに緩んでいるものがあったので増し締めしてやりました。しかし、共回りするものが一個あります。クラッチハウジングの裏側にボルトが溶着されてあるようなのですが、それがはがれているようです。外して修理するにしても、共回りするナットを外すのには結構な荒業が必要でしょう。締まりが甘いにしても留まっていますし、クラッチ滑りはありませんし機能的には問題なさそうです。まずはこのままにしておくつもりです。