ミジェットタカのブログ一覧

　先代の遺物の草刈り機が不調となりました。キャブジェット調整をしても、ネット通販安価キャブ取り寄せ交換してもダメでした。そこであきらめてヤフオク廉価版草刈り機を取り寄せました。
　使い慣れた前半分を新規エンジンに移植を画策し、工夫の末に合体させました。さて、新エンジンを掛けましたが回転が十分に上がりません。キャブジェットをいじっているうちに全く掛からなくなりました。プラグに火が飛んでいません。発電部をチェックし、発電コイルをはずしてテスターチェック、付け戻すとわずかに火花が飛ぶようになりましたが、エンジンが回るほどではありません。発電コイル不良かと思われます。
　最後の手段のダメもとで、旧エンジン草刈り機に新エンジンのキャブレターを移植してみることにしました。すると、見事に旧草刈り機は十分に回転が上がって実用可能となりました。

　「安物買いの銭失い」を具現化しているようですが、ちゃんとした草刈り機を買えば２万円はしますので、一万円以下で買ったブツ利用で元からあるものが復活したことを考慮すると、そうとばかりは言えません。もっとも、廉価版草刈り機のキャブレターがどれほど持つかが問題です。

　日照りが続きますので、エンジンポンプを一年ぶりに出動させました。数年前の冬に凍結させてポンプ室のフランジを歪ませてしまい、シリコンコーキングで隙間埋めした代物です。
　自家配合混合燃料を入れ、一、二回スターターひもを引っ張ればあっけなくエンジンは掛かりました。誘い水の助けを得て溝の水が吸い上げられましたが、ホースドラムの回転軸部から噴水です。シールが死んだのでしょう。ドラムから外したホースを直結して、潅水作業は事なく進みました。

　村の休耕田草処理目的でトラクター掛けするのですが、畝立てしたくないので耕うん爪の配置換えです。今までは畝立て仕様で爪先はすべて内に向いていましたが、内向き外向きが混じって鋤かれた土が平らになるようにします。

　墓地の草刈りに出動です。

　草刈りでした。プライマーをピコピコ押し、キルスイッチを入れ、チョークを引いてスターターを引くとプルプルと掛かりましたがすぐ止まりました。その後はどう頑張っても掛からず、点火栓チェックをと準備していてふと思いつきました。先日、タンクキャップ漏れ対策でゴムシートパッキンを追加したことを。キャップを緩めるとプシューと陰圧だか正圧だかが抜けて、スターターを引っ張ると掛かりました。重力燃料供給式のキャブレター仕様になじんできたジジイにはダイヤフラム式のキャブの傾向と対策がわかりません。この後はキャップをしっかり締めたままでエンジンは回り続けて草刈りが進みました。ところで、パッキンに使ったゴムシートは自転車チューブで耐油性はおろか、耐ガソリン性など全く期待できず、そのうちグタグタになるでしょう。
　草刈り機2ストエンジンは実にコンベンショナルな３ポートであろうピストンバルブで、混合油潤滑です。点火方式がポイント式からCDIに進化はしていますが。このシーラーカンス的機構のエンジン、実にタフで動き出せば止まりません。幸なことに燃料少な目で作業開始しましたので、人間が暑さで頓死する前に燃料切れで止まりました。
　午後には、排気量が大きくて、金属円盤刃ではなくてひも打ち式を付けた草刈り機も使って草刈り作業でした。ところがこちらの草刈り機は作業を中断して（しょっちゅうひもが切れて、ひも伸ばし出しのためにエンジン停止がなされます）再開しようとしてもさっぱりエンジンが掛かりません。朝と同様にタンクキャップを緩めたりしてみましたが駄目でした。結局、点火栓を交換すると実にあっけなくエンジンは掛かって作業再開となりました。（あまりにすぐにひもが切れるので、あきらめて朝に使った鉄円盤刃付きの小排気量草刈り機で作業継続したのですが。）