ミジェットタカのブログ一覧

　ひどくかさばる蒲団箪笥をどうするか考えました。ちょっと見、古くて立派そうなタンスですが、よく見るとべニア板の張りぼてです。大きすぎて外にも出せないのでその場で解体することにしました。
　ハンマーで叩きばらしです。やたら鉄くぎが打たれていてノコギリは使いつらいブツです。ひどく虫に食われてグタグタの部分もありましたので、つぶすのが正解でした。大方はストーブの薪になるでしょう。

　薪ストーブを設置するにあたり、敷台を工作することにしました。使っていないトタンこおり（衣装函）の蓋を利用しました。端切れ角材で内枠を入れて補強しました。木製木工具箱は、中学の技術家庭授業でのお仕着せで、数十年経ってもいまだ現役です。

　早速にストーブを乗せて、ボンドやコーキングが安定して固まるのを待ちます。下にはラップを貼ってあって、ネバネバ物が垂れるのを防いでいます。
　この後、煙突配管の大仕事が待っています。

　台所の扉がアルミ製で寒さがしみます。エンジンシリンダーブロックやシリンダーヘッドの素材にはその熱伝導の良さが利点のアルミなのですが、、、、。そこで、断熱加工を施すことにしました。プラダンボールをあんこに杉板を張ったサンドイッチ工法です。

　木板は杉でしょう、短辺でも数十ｃｍの幅がある立派な一枚薄板をリサイクル使用しました。旧家から、薪ストーブの薪にでも、と言われてもらってきたものです。板戸にふすま紙を貼っていたものでしょう。燃やすのはもったいないので取り置いていたものです。

　紙と木でできていた衣装ケースなのですが、不織布がボロボロになって木枠だけになっていました。棚板をあつらえて棚にリフォームしました。板材は業者職人が残していった古端材利用です。
　二日がかりでものにして設置しました。トイレの小便器を取り外した後に設置しました。

　ロウバイとワビスケを入れたた花差しを置いてみました。ひと月前に吹き付けた尿臭消し目的のファブリーズの強烈な匂いがいまだ抜けぬ御不浄を花の香が救ってくれるでしょうか。ロウバイが花開くとかなり強い香りが放たれます。臭いがきつくなって不快感が増すだけの可能性大です。

　大きな食器棚を一人で移動するのですが、ジジイの知恵を絞りました。マットシートを敷き込んで、シートを引きずる作戦です。見事に作戦は成功し、大した苦労なくして床にも敷居にも食器棚にも傷を付けることなく移動が成りました。マットシートはキッチン流し調理台の足元に敷かれていたもので、ひどく汚れて汚らしいものでした。引っぺがしてさて捨てるかと思っていたのですが、ごみにしてもかさばるし何かに使うことがあるかもと取ってあったものです。
　若ければ勢いで引きずりたおしてあちこち無残な傷跡を残していたことでしょう。昭和のもったいないじじいの慎重さと経験と知恵が発揮された、めったにない活躍ぶり、自画自賛です。