ミジェットタカのブログ一覧

　マフラーは破れてなくて穴埋めや破れ張りの必要はありません。錆を落として錆チェンジャー塗、銀色耐熱ペイントを塗って終了です。

ステップバーやらスプロケやらの油土ヘドロ落としです。旧エンジンのオイル漏れ証拠です。

　掃除して取り寄せタイ製新品ゴムブーツを取り付けたフロントフォークが付きました。

　フォークにオイルらしきものは入っていましたが、コーヒームースやカフェラッテ状の怪しげなブツがひりだされました。

　アマゾン取り寄せのフォークオイルを入れたのですが、フォークてっぺん固定兼オイルフィラーボルトを抜いてオイルを入れて、さあボルトを差し戻そうとしてもフォーク頭に届きません。三つ又クランプ締ボルトを締め忘れていたがために、オイル注入中に下へ抜け下がってしまったのです。ジジイ仕事です。押し上げようとグタグタやっているうちに大方の新オイルは噴き上がり抜けてしまいました。結局長ボルトをねじ込んでで引き上げました。もっともここのねじピッチは細目で合うボルトはなく、並目のねじピッチボルトを恐る恐る少しねじ込んでの引き上げでした。

　ゴムブーツは上下引っ掛かり部が甘くてスポスポなので、タイロックプラバンドで上下末端を締め付けてやりました。

　フロントフォークインナーチューブが相当な錆びようです。錆を落として防錆対策を施してやりました。幸いなことにオイルシール摺動部はほぼ大丈夫です。その部分の小さな傷えくぼにはオートウェルド接着剤を塗りこんで硬化後に滑らかにしておきました。

フォークを抜くと、三つ又回転がカクカクしています。これはフォークを打ち抜く無理をしたために、ボールレースにえくぼを作ってしまったと思いました。しかし三つ又を抜いて腐れグリースをぬぐい掃除してみるときれいなものでした。グリース腐れのせいか、リテーナーとヘッドナットの締め付けすぎだったかのようです。車輪が付いた状態ではハンドリングの不自然さは感じなかったのですが。
　グリースを塗りたくってタマタマを並べ、三つ又を刺して組みなおしました。タマタマは上下21個づつでした。
　その前に、ハンドルストッパーがひしゃげていて右一杯切りではフォークアッパーがタンクに当たっていた（小生のもとに来る前にどなたかが右に転んだのでしょう。）のに対する対策をやりました。

　ナットに切り込みを入れて加工したものを、ストッパーのひしゃげた部分に貼り付けてかさ上げしました。ヘッドベアリング部なのであまり熱を掛けたくありません。下手な溶接はやめてロウ付けならよかろうと始めましたが、かなりバーナーで焼いて熱を掛けても全く着きません。ネットSNS上の売り物ロウ材が悪いのか、下手なだけなのか、今までロウ付けを試して成功したことがありません。結局手慣れたオートウェルド着けとなりました。これで右切でタンクとフォークアッパーが当たることはないでしょう。