ミジェットタカのブログ一覧

　昨日のダム湖回りの後のプラグ焼けです。NGK5番が焼け気味です。おっかなびっくりのジジイ走りでこの焼け具合では、普通に走れるようになった時にはプラグ熱価は低すぎということになるでしょう。そのうち前オーナーが付けていた未使用のNGK　B6HS　に付け戻してやります。
　プラグを抜いた穴にマイクロスコープを突っ込んでやりました。シリンダーあたりからのカンカンキンキン音がやはり気になって、ピストンが前後逆になって入ってはいないかとの疑いが浮かぶからです。
　ピストンヘッド上前後にはバルブの逃がし切り欠きがあるのは見えましたが、大きさに違いは判りません。吸気側も排気側も同じ大きさのバルブなのでしょう。ヘッド上に向きを示す矢印がありそうに思うのですが、ススの下に隠れたか、見えません。ヘッド上面の半分はススが無く、ススけた所もはがれていきそうに見えました。燃料添加クリーナーを投じてある程度走ればピストンヘッド全面がきれいになりそうです。そうすればまた、シリンダー内にスコープを入れてみたいものです。

　メグロS７、ダム湖の回りをぐるぐる回って、右シフト左ブレーキ対応トレーニングです。
　車庫から出てしょっぱなの一時停止でシフトミスからエンジン停止し、エンジン再始動に苦労しながらも走り出したのですが、やがてスロットルを開けると不正爆発で失速しだしました。点火時期が狂ったかと、低速回転で帰りかけましたが、思いついてキャブレターを見ると、チョークの掛けっぱなしでした。再始動時に掛けたまま忘れていたのです。左右足使いトレーニング以前の問題で、ジジイ乘りの極みです。

　メグロS7の前ブレーキは思いっきり効きが悪いのに、レバーはTL125の競技用車用の短いものを付けてあります。もっと力がかかりやすい長いレバーに交換です。
　手前がTLで奥がS7です。それぞれについているFブレーキレバーを入れ変えます。

　メグロのブレーキワイヤー太鼓はでかいので、TL用レバーの太鼓穴を削って拡大します。

　穴をでかくしてしまったレバーを本来通りにTLに付けるにあたって、穴隙間に銅板を詰め込んでやりました。

　交換完了です。

　初出ではダム下まででしたが、今回はダム上、ダム湖まで走ることにしました。
　出かける前に、先日満タンにしたガソリンに鉛代替添加剤を微量投入です。

　昔の内燃機関用燃料には鉛化合物が添加されていて、バルブシートやバルブ傘を保護していました。その後は鉛の助けが無くても傷まぬ金属素材で部品が作られるようになって、有害な鉛は燃料から排斥されました。これを代替する添加剤がアマゾンでも買えます。
　中低速で若干しゃくります。前回のスーパーカブと同じ症状です。しかし、プラグを見ますと、NGK5番が煤けています。

　カブでは混合気薄すぎだったのですが、これではその逆で濃すぎのようです。ジェットーニードルを見ると濃い目にセットされていました。２段クリップを上げてジェットニードルを下げ、薄めにしてみました。ちょっと走らせてみたところ、しゃくりは大方無くなりました。

　2度目の路上で給油行でした。帰りにエンジンが止まりました。ピストンシリンダー抱き着きでした。オイルバルブを閉めたままで出庫していたのです。幸にもすぐにエンジンは掛かり、停止前と全く変わらぬ走りぶりで救われました。この前にも車庫内エンジン掛けでバルブ開け忘れがあって、何事もなかったものの青くなったことがあったにもかかわらず、再びの体たらくです。ジジイの悲しさです。
　クラッチがヘタッていることが幸いしました。エンジンが瞬時に止まってもクラッチが滑って衝撃が無かったのです。クラッチがしっかりしていたなら、一次チェーンが切れたりピストンリングが折れたりしていたでしょう。
　バルブとキックペダルの間にゴムひもをかけ渡しました。これならキックを踏もうとする前にオイルバルブに気が向くというものです。しかし、バルブ締め時にゴムを掛けることを忘れそうな気がします。