ミジェットタカのブログ一覧

　ガス屋のセールスイベントで粗品がもらえました。　いい天気でしたし、メグロS7にまたがって町まで出かけて粗品をもらってきました。もったいないジジイの意地汚さです。

　右側エンジンチェーンカバーからオイルが少量ですが垂れています。接合面処理と手前カッティングパッキンが甘かったようです。組み付ける際には液体ガスケットを塗ってはいなかったので、これを塗り付けて組み戻してやります。ミッション、デフ用の液体パッキンしか見当たらなかったので、それで間に合わせました。大して違いはないでしょう。

　ギヤオイルが漏れています。

　おそらくドライブスプロケット出力軸周りからかと思います。この単車では相当対処が厄介なところです。まあ、減ったら足せばいいだけのことです。とりあえず、漏れ止めケミカルを変速ケースに投入してやりました。

　燃料タンクにはクリーナーケミカル投入です。
　それから前ブレーキ効き確認を兼ねてチョイ乘りに出ました。出てすぐ、ヘルメットをかぶっていないことに気づきました。ジジイの単車乗りです。クラッチ遊びが全くなくなっていることに気づいて、ヘルメットかぶりに帰ってついでにクラッチ調整でした。

　ほんの数十キロほどしか走っていないのにクラッチ調整が必要になるのは、六十年を経たクラッチ板摩擦材がボロボロともろく崩れ落ちているのではないかと思います。クラッチ板張替え発注がスムーズに進むといいのですが。
　さて、走らせての前ブレーキの効きは、改善したとしてもほんのちょっとでした。

　やはり前ブレーキの効きが悪いので，再掃除です。ここに来た時には前ブレーキは油漬けでした。ドラムは油のしみた中華鍋状態、シューは油切れの悪いてんぷらの衣状態でした。相当にクリーナーを掛け、紙やすりを当ててもなかなか改善しません。
　50年前のことです。ブレーキ液でシューをぬぐうと効きが良くなると聞かされたことがありました。そこでヤマハDS6の前ブレーキにこれを施してやりました。２リーディングドラムブレーキでした。峠に行ってフルブレーキングを掛けて吹っ飛びました。一瞬で前輪がロックしたためでした。
　さて、５０年ぶりにこれの再試行です。ブレーキ液でドラム内、シュー表面をぬぐってやりました。どうでしょう？
　（結果は、たいして効きに改善は見られませんでした。残念。）

　昨日のダム湖回りの後のプラグ焼けです。NGK5番が焼け気味です。おっかなびっくりのジジイ走りでこの焼け具合では、普通に走れるようになった時にはプラグ熱価は低すぎということになるでしょう。そのうち前オーナーが付けていた未使用のNGK　B6HS　に付け戻してやります。
　プラグを抜いた穴にマイクロスコープを突っ込んでやりました。シリンダーあたりからのカンカンキンキン音がやはり気になって、ピストンが前後逆になって入ってはいないかとの疑いが浮かぶからです。
　ピストンヘッド上前後にはバルブの逃がし切り欠きがあるのは見えましたが、大きさに違いは判りません。吸気側も排気側も同じ大きさのバルブなのでしょう。ヘッド上に向きを示す矢印がありそうに思うのですが、ススの下に隠れたか、見えません。ヘッド上面の半分はススが無く、ススけた所もはがれていきそうに見えました。燃料添加クリーナーを投じてある程度走ればピストンヘッド全面がきれいになりそうです。そうすればまた、シリンダー内にスコープを入れてみたいものです。