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2019年11月13日 イイね!

スターターモーター交換

スターターモーター交換 スターターモーターの回りが元気なく、バッテリーのせいだと思っていたのですが、走った直後の再始動で回らぬことが良くあります。強化型のスターターモーターを取り寄せましたので交換します。
 新型は大きく感じて重くなるかと思いましたが、旧型の4kgに比べて新型は3.6kgほどで軽くなっています。新旧、見比べるとピニオンギヤの位置や構造がひどく違います。旧型は回すと手元に引っ込むのに対し、強化型は飛び出します。さらに、旧型はスターターソレノイドスイッチが別体で、エンジンルーム内にビス止めされています。強化型はソレノイド内蔵です。強化型販売側の意向は、車体にあるソレノイドから供給される大電流対応12Vに、ソレノイド起動電力もモーター回転電力も同時につなごうとしているようです。しかし、2重にソレノイドスイッチを通すことは無駄、ロスになりそうなので、モーター回転電力はバッテリーからの生12V、内臓ソレノイド起動電力は車体付けソレノイドから供給される大電流可能12V、としました。


 最大の難関はモーターを止めている2個のナットが緩むかどうか、と思っていました。しかし、結構簡単に緩んだので楽に作業できそうだと安心しました。なにぶん狭くて、インパクトレンチはおろか、ボックスレンチも入りません。ナットがボルトと共回りしますので、スタッドボルトが馬鹿になったかと覚悟しましたが、これは貫通ボルトで、エンジンブロックとクラッチ―ハウジングをつなぐフランジを挟み込んでいるのでした。ボルト頭側には結構スペースがあるので、インパクトをかますことができるかもしれません。
  LMCkから後日メール返信が入り、取り付けプレートを回し動かすことによって各車に合わせることができる、とのことです。以下は全く無駄作業でした。ジジイ仕事です。しっかりモーターを観察するなり、LMC問い合わせを優先するか、ネット情報jを勘案するべきでした。
 旧モーターを外して新モーターをあてがってみたところ、付きません。エンジンブロックか、フレームが干渉するのです。フレームをへこましたら付くかもしれません。そこは内装内張りのための薄い鉄板張りだろうと判断して、叩き始めました。初めはいくらかへこみましたが、なかなか十分にはへこみません。よく見ると、そこはフロントサスを支えるストラットタワーであることに気付きました。けっこうな厚みのある鋼板です。今どきの車のハイテン鋼板のようでなく、簡単に変形できるのですが、なにぶん狭くてハンマーを振るうことはできず、角度が悪くてタガネなどもあてがうことができません。ハンマーを小振りにコツコツ当てること数時間、何とかモーター設置の逃げを作りました。
 隙間ができるほどにへこませられたかどうかわからぬままに、自転車タイヤ片をかまして組みつけました。エンジンの振動や揺れを逃がせるほどの隙間が取れたとは思えず、スターターのみならず、エンジンブロックやクラッチフランジにもストレスがかかって、重篤なトラブルを起こすかもしれません。
 覗いた新スターターです。数え切れぬ回数のあてがい外しを行ったので、ドロドロです。叩いてへこませたストラットタワーがわかるでしょうか?強度に問題が出てくるので、そのうち、補強版を貼り付けたいところです。

 このスターターはLMCから取り寄せたのですが、MOSSでは同様な商品に対して1500以前機種対応はあっても、この1500にはありません。LMCでは1500にも対応してあるようなカタログ表記でしたが、発送ミスかもとより1500はフレーム加工が必要なのかは不明です。問い合わせメールをしたところ、検証してみる、との返事でした。後日、しっかりした答えをLMCからもらい、小生のボケぶりが証明されました。
 そもそも本来、ソレノイド内蔵ですから外部ソレノイドは不要ですが、ソレノイドの新品も取ってあります。

 せっかくですから、付け替えることにします。ネット情報では、古い車では配線劣化に起因して、あったまった状態でセルが回らなくなることがある、といった記事が見受けられました。あるならば新品ソレノイドに付け替えたほうが良いでしょう。
 新旧で、高圧コイルに行くスタート時強化電源配線の接続端子形状が異なります。現車配線に対応する端子を、新ソレノイドに付く端子に延長してハンダ付けして対応しました。新ソレノイド設置の図です。

 新スターター設置上方からの図です。

 水道ホースが目につきますが、スターターに行く大電流電線延長部で、2本のそれなりに太い電線2本を一束にして入れてあります。
 さて、試し回しです。指をクロスして(仏教にも、ましてキリスト教にも帰依してませんが、、、。)キーを回します。勢いよくクランクが回ります。しかしエンジンに火が入りません。ソレノイド部の配線結線に何か問題があったか、考えました。はたと気が付きました。邪魔だったのでデスビに行くハイテンションコードを抜いていたことを。ジッ様仕事です。
 今までは、クッ、クッ、ククといった感じで回り始めたのですが、今は今どき車と同様の、ジュジュジュルという感じで軽く回りだします。これで、エンジンスタート時の緊張が緩和されます。
Posted at 2019/11/13 22:51:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGミジェット | クルマ

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