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　冷却水はタンクに満水まで入れるものと思っていました。違っていました。マニュアルによると、熱膨張を見込んで半量にするように書いてあります。
　圧力キャップ（ヘッド抜け対策「ヘッドガスケットは抜けておらず、その他の部分での」でパッキンゴムを外して圧力無しにしてますが）付き金属タンク頂部からはホースでプラ製キャッチタンクにつながります。

　これにも7分目ぐらいに給水して、冷却液増減に応じてここから出入りする液で調節されるものと思っていました。違いました。ここは抜け出る蒸気を受けるだけであって空にしておくものだったようです。
　そのせいで、吹きこぼれた冷却液があたりを濡らしていました。以前のオーナーたちもこのキャッチタンクに冷却液を補充していたに違いありません。このせいでここの底鉄板あたりがひどく腐食していたと考えられます。