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2020年10月17日 イイね!

クラッチ油圧系修理完了

クラッチ油圧系修理完了 無事にクラッチペダルが機能するようになりました。やはり、一番のポイントはいかに油圧系内にとどまるエアを抜くかにありました。スレイブシリンダーのブリードノズルから液を逆圧入したのはかなりのエアを混じり込ませてしまったようです。
 今日はまずクラッチマスターシリンダーの出口、パイプつなぎネジをペダル圧をかけるたびに緩め締めを数度繰り返してシリンダー内のエアを抜きました。

 ペダルを押し続けるお助け竹筒です。マスターエア抜きにはペダルを踏まなくても、シリンダープッシュロッドの頭を押してやれば動きます。ペダル根っこのリターンスプリングを外せばなお軽くなります。

 続いてスレイブシリンダーブリードノズルからエア抜きします。たまたまにワンウェイバルブが付いたワンマンブリーダーなるものがあるので使っていたのですが、どうもエアを吸い戻している感じがして、使うのをやめました。そして、ペダルお助け筒が圧をかけるたびごとにブリードネジを開け閉めしてプシュっと液なりエアなりを抜いてやります。純正よりなおさら液溜めタンクは小さく、2、3行程ごとに液補充する必要があります。ペダルを戻してもタンク内の液がシリンダー内に吸い込まれるのに数秒かかります。つまりペダルを戻してすぐ踏み込んでも意味をなさないのです。ペダルを戻して10数えて押し戻し、これを2,3回繰り返してお助け筒で押し付けます。そして下に回って液とエアを抜くのです。これを繰り返すこと20回近く。なんとかペダルに圧が掛かるようになりました。
 危ぶんでいたスレイブシリンダーとパイプのつなぎ目ですが、圧が掛かっても液漏れはなくて胸をなでおろしました。

 後は、ペダルリンクボックスカバーをビス止め戻したり、切り裂いた鉄板をベニヤ板を当てて埋め戻したり、パイプが通るバッテリー横の鉄板穴に付くゴムインシュレイターグロメットが切れている所をコーキング補助したり、雑作業があって完成です。
 テストです。ローにギアを入れ、クラッチとブレーキを目いっぱい踏み込んでセルを回します。すっぱりクラッチは切れています。成功です。さて、エンジンがかかりません。エンジンルーム作業部分を覗き込んで納得です。ペダルリンクボックスカバーの上には点火コイルが乗っていて、つながる高圧コードが邪魔だので抜いていたのです。ジジイ仕事です。
 純正マスターに比べてこの代替品はプッシュロッドが短く、ペダル位置が奥まります。エンジンを回してタッチを調べたところ、奥までに十分な余裕をもってスッパリ切れますので、運転しても違和感はないだろうと思います。不調時は壁際わずかの勝負でしたので大改善です。こだわる人はペダルのいかつい鉄棒を火あぶりにして曲げることもあるとの、ネット情報でした。
Posted at 2020/10/17 22:52:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGミジェット | クルマ

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