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2023年10月18日 イイね!

点火時期

点火時期 皿ヘッドピストンで好調だったデスビ位置角度から、平ヘッドピストンに変えての好調位置は30°ほども遅れています。あまりの変化の大きさに不安になって、タイミングライトで測定してみました。
 1000rpmあたりで8~10度上死点前です。マニュアルでは、このカリフォルニアタイプにおいては800rpm時に上死点後2°、そのほかのモデルは上死点前8~12°となっています。つまり、小生の赤いMidget1500はまさに絶好のタイミングに合っているということです。エンジン回転上昇に応じて点火時期角度は前進しますし、スロットルを開けると瞬時に大きく角度が進みます。遠心力進角も吸気進角も正常に機能しているということです。吸気圧低下による吸引で角度が遅れるのだと思っていましたが、逆で進みます。つまり、進み加減でセットするより遅れ加減でセットした方が応用幅が広くなるということでしょう。
  それにしても、以前のセットとの違い30°はいかにも大きすぎます。デスビ軸先に付くドライブドッグはピン止めなのでずれようはないでしょう。シャフトギヤのカムシャフト側ギヤとのかみ合わせ位置が変わる可能性はあります。(後日、シャフトギヤを抜いて確認したところ、オリジナル設定より30°ほど遅角方向にずれていました。ヘッド組み付け後にデスビを差し戻したのですが、其の際に入れあぐねてグリグリ捩じり回したのが原因だったのでしょう。反時計回りにデスビ回転軸をドッグがかみ合った状態で捩じると、シャフトギヤは浮き上がってきてカムシャフトギヤとのかみ合わせから離れてしまって自由(遅れる方向に)に角度が変わってしまいます。シャフトギヤの先っぽはドッグになっていてオイルポンプ駆動軸溝切込みと噛み合うようになっています。シャフトギヤが浮いて遅角側に動いてしまった後でまたかみ合わされた時によくぞこのオイルポンプ駆動軸とのかみ合わせがはまったものです。カムシャフトギヤが右回しでねじ込まれてカムシャフト側と噛み合い、落ち着いたときに先端の尾根とオイルポンプ側の谷が一致するようにあらかじめオイルポンプ軸を回しセットしてやる必要があっただろうと思われます。)現状態のデスビ角度はマニュアル本とかの図版で見るものとほぼ一致しているので、現状は正解なのでしょう。(シャフトギヤを初期設定の位置に回し戻してやったところ、以前に快調だった位置に落ち着きました。)
Posted at 2023/10/18 22:34:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | MGミジェット | クルマ

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