ミジェットタカのブログ一覧

　先日の用足し時に一速ギヤとバックギヤに入りづらいことがあり、バック動き出しで嫌な音があったりしたので、駆動系のチェックです。
　まずはクラッチマスターシリンダーの液量チェックですが、まったく減りは無くて良好でした。クラッチ引きずりはないと確信しました。
　下に潜って、エンジンミッションレストア修理積み下ろしに関わったネジ類のゆるみチェックです。工具が届く限りのネジに当たっていきます。エンジンミッションマウントは大丈夫そうです。ドライブシャフト前後のユニバーサルジョイントも大丈夫でした。前のヤツでずいぶん緩んでいたのを以前に増し締めしたことがあったので危惧していましたが。
　ギヤオイル量を調べました。給油口ねじを抜くとあふれ出たギヤオイルがシャツとパンツを濡らしました。ジジイ仕事です。一昨年のギヤシフトリンクリンク修理後にオイルを入れる際、上板を外したミッションケース上から入れたオイルが多すぎたのです。少々多くても、どこかしこから漏れたとしても長持ちするというものです。
　ミッションリヤエクステ取付の数本のボルトは増し締めがなりました。
　リヤ板バネUボルト締めねじは相当ゆるんでいてかなりの締め込みがなりました。後ろアンカー取りつけねじもゆるみがあって増し締めがなりました。これらはブッシュ類交換組み戻し後に一度二度増し締めしたことがあったのですが、ブッシュ類が圧縮つぶれていくためでしょう、少しの間にずいぶん緩みました。
　デフの入り口で回してやると右ハーフシャフトの動き出しに伴って右ハブあたりでクリック音が出ます。２年前に右ハブを交換していますので、それに関して異常が出たかを調べるために、右後ろの車輪とブレーキドラムを外してハーフドライブシャフトを抜いてみました。異常は見られませんでしたのでそのまま組み戻しました。ただ、シャフトフランジとハブ外面の間には紙シールが挟まれていて、ここでデフオイルが漏れるので液体パッキンを塗って漏れ止め補修を加えてありました。またはがしましたので、とりあえず液体パッキンを上塗りしましたが、漏れが再発する可能性大です。漏れれば紙パッキンを切り作って液パキ塗りたくり補修をくり返すのみです。
　最後に後輪を浮かせたままエンジンを回し、ギヤを入れたり抜いたりで試し回しをしましたが異常は再現しませんでした。液体パッキンが乾くまではおとなしくしておかねばならぬと思い返したのは、エンジンを止めて後片付けを始めた時でした。いかにもジジイ仕事です。