ミジェットタカのブログ一覧

　ウォッシャーポンプが働いていないようなのでばらしてみました。モーター水車軸が膠着してましたのでシリコンオイルを吹いてこね回して動くようにしました。テストしていませんがきっと働くと思います。
　同じものなら１７ドルほど、汎用ポンプなら１０ドルほど、汎用ウォッシャーフルセットなら２０ドルほど、手押しポンプなら２５ドルほどで売っていますが、軽い修理で済むならうれしいことです。
　さて、ポンプが直ってもノズルの一つがもげ落ちていて取り付けねばないません。ダッシュボードを外さねば手が届きませんので、さらに難儀なことです。

　ライセンスランプ左側が点かないので見たところ、俵型球の電極カップが転げ落ちました。フィラメントは生きていましたので、カップをハンダ付けしてやりました。素直に付かずになかなかの苦心のハンダ付けでした。電極カップをガラス球まくらに接着強化したのは言うまでもありません。
　さて、球を元に戻すに大苦労です。指は届かず、見えず、ピンセットの先にテープを巻いたりゴム管を刺したりで滑り止めしても、ガラス球はツルツル不安定です。ランプハウス内に転げ落ち込んだ球を取り出すのにも大苦労します。
　ライセンスプレートを車体から外したのですが状況は大して変わらず、プレートからランプハウスを外そうとしましたが取り付けネジの錆付き共周りであきらめ、１，２時間は落としては取り出して取り付けを試みることを繰り返しました。ふと思いついて、球にガムテープを巻いて耳を出し、つまみ手をこしらえることにしました。
　これはうまくいきました。手探り感覚で上下電極へらの穴に電球のカップとんがりを差し込むことに成功しました。しかし、電球をまた外してしまうことなく、ガムテープを切りはがすことに気をつかいました。ゴム輪を巻くなり、帯ゴムで挟むなりすれば後が楽だったように思います。

　ここに来た時からエンジンの息尽きがあったのですが、このところひどくなってスロットルをあおりまくってもやっとこ回る状態でした。
　キャブのあちこちからクリーナーを吹き込んでやりました。ブローバイガス吸気パイプが切れちぎれているのに気づき、ボルトでパイプを詰めてやりました。キャブ右手にあるのが見えるでしょうか？
　スターターを回すと思わぬほどにあっけなくかかり、息尽きなく回転は上がり、スローも安定しました。


　前に直したのですがウィンカーがまたつかなくなりました。どうせリレーの接点不良なのでしょう。ケースに「落下禁止」と刻んであります。代用品の後付けなのでしょう。