ミジェットタカのブログ一覧

　排気管を外してみたら、見えない部分に腐食穴が開いていました。水道管でマフラーと強引につないだオリジナルのセンター排気管の前部です。

　腐れ排気管のつなぎフランジ部です。これにこびりついて取れないつなぎパッキン金具が入っています。空飛ぶ円盤状のつなぎ金具で、これを挟んで締め付けられた2本のパイプは結構な角度の自由度をもってエア漏れすることなくつながれます。感心させられます。
　排気系に手を入れる気は大してなかったのですが、とりあえず取り寄せてみた排気管とマフラーが大いに役立ちます。ちゃんとつくかどうかも分からなかったので安い鉄製を取り寄せたのですが、送料はその製品価格の倍近くかかりましたし、ステンレス製で発注したほうが賢かったようです。　

　Ｍｏｓｓアメリカから取り寄せた部品の中に得体のしれぬ大きなボルトが見つかりました。ジッサマの常で変なとこをポチッて間違い発注したかと思っていました。しかし、調べてみたら、オンラインカタログのシステムミスで、マフラー取付金具取付ボルトをクリックするとそれはＭＧＢのバンパー取り付けボルトの発注につながっているのでした。Ｍｏｓｓに連絡メールを入れたところ、返金するとのことでした。この直後にオンラインカタログを見たのですが、そのエラーは修正されていませんでした。

　サイドブレーキ引きリンクがタイヤのような素材の板で保持されているのですが、ちぎれています。新品板に交換です。２本のボルトと１セットのボルトナットで止められているのですが、3サイズの工具が必要でした。その一つは１３ｍｍボックス、1/4インチウィットワースサイズというやつでしょう。合うサイズの工具を探すだけで結構な時間が過ぎます。
　白いｐｐロープは仮付けの排気管を吊っています。

　後ろサスペンション、板バネのブッシュ交換です。
まず左からです。

前方のブッシュカラーですが、ぱっと見に抜けそうもありません。大してガタがあるわけでないので、交換部品は用意しましたが放置します。ネットを見ると、まずボルトが抜けない、カラーを抜くには強力なプレスが必要だが、それがない或いはそれでもだめなら鉄鋸で中から切断して抜く、という情報が多数です。ここではボルトが抜けるだけまし、ということです。
　

後部リンクのブッシュ新旧です。新しい奴をブッシュ受け穴にセットしましたが、長すぎてしっかり収まりません。取り寄せたのはゴム製品で、熱をかけてもっと加圧してセットすれば収まるかもしれません。しかしネット情報では、ゴム製はグリスで侵されるしだいたい寿命が短くて、グニョグニョしている、よってウレタン製がおすすめ、とのことです。ですから、ウレタン製のものを再発注することにしました。バネ挟み込み部の上下ゴム板も交換したほうが良いとのことで、それもウレタン製を発注します。

　右板バネも外しました。

　前方部分です。これは放置です。

　後方リンク部分です。ここは貫通ボルトではなくてリンク金具とパネルで挟んでナット止めになっています。ナットを抜けば簡単に分解できます。

　前ショックアブソーバーにオイルを入れ過ぎたようなので給油口から抜きました。左側のパッキンが無くてＪＩＳサイズ銅ワッシャーをかましていたのですがグスグスです。この際、アルミ板を切り取ってパッキンを作りました。
　ショックアブソーバーユニットにめいっぱい給油すると問題あり、とのネット情報で、少し抜いたのですが、フロントユニットの給油口上部には円筒団子状のものが付いていて、この内部は空洞だと思われます。おそらく給油口からあふれるまで入れても、この空洞で熱膨張の逃げは取れるのではないかと思います。