ミジェットタカのブログ一覧

　リアハブはＬＭＣにもＭossヨーロッパにもＭossアメリカにも取り扱いがありません。e-Bayで購入取り寄せすることにしました。中古外し現物２個が１万円ほどで買えました。日本円での価格表示があり、送料も同様に明示されています。非常に簡単に買えます。送料は意外に安いものでした。しかも、中古部品ゆえでしょう、税金もかかりませんでした。e-Bayにはベアリングとオイルシールを交換したリビルト品も売ってあり、Oリングやパッキンも付いた至れり尽くせりセットも売ってあります。価格はそれ相応になっています。
　今朝、宅急便の兄さんが横文字の配達票をたどたどしく読み上げて、イギリスからのパッケージを手渡してくれました。あっけないレア物取り寄せ劇の終了です。ヤフオク購入に比べてなんと世話無いことか！
　もろ外したままで汚い状況ですが、しっかりプチプチで保護されています。片方はベアリング回りに引っ掛かりがあって、ベアリングとオイルシールの交換が必要でしょう。一方はスムーズに回りますので、このまま使っても大丈夫そうです。

　バック灯のレンズ止めビスが錆錆なので交換してやります。抜いてみたら木ネジです。純正インチビスネジが効くか心配でしたが、しっかり止まりました。写真は右側です。左側のビスはピカピカしていましたが、抜いてみたらなおさら大きな木ネジでした。こちらも純正インチビスで収まりました。

　エンジン内ブローバイガス排出キャッチタンクを作成しました。ヘッドガスケットが抜けているようで冷却水がエンジン内に漏れており、ブローバイガスに水が入ってきます。この車がここに来た状態では、ヘッドカバーからキャブレターにつながるブローバイガスパイプはえぐられてガスも水も外に垂れ流すようにされていました。このえぐれをふさぐと、エンジンはひどく息ツキを起こします。キャブ吸入部にあるべき流量規制ノズルが無くなっているせいもあるのでしょう。

　ピンクのホースでタンク（ダイソーで買ったプラスチックジャー）に導かれたブローバイガスは、水をボトル内に落とし、ガス自体はエアークリーナーとキャブ吸気口の間に黒いパイプで送られます。外に垂れ流しでは車検通りませんが、ここならＯＫだそうです。

　たまった水はボトル下につながれた排出パイプから、開閉コックを介して手動で排出されます。

右後ろブレーキのシューあたりが均一でなくて一部に引きずりがあり、ドラムの嫌な発熱がなかなか取れません。あたりが出ればおさまるだろうと高をくくっていたのですが、ドライブシャフトなりハブなりにゆがみがあってセンターがぶれているのではないかと不安がありました。なにぶんホイールスタッドボルトが４本ともＪＩＳサイズのものに打ち換えられているのですから、ぶつけていて他にも障害が出ているかもしれません。また、スタッドを打ち換える際にボルト位置がずれている可能性もあります。まずはハブセンターぶれチェックを行いました。

　ぶれは無いようです。ドラム外周ぶれも測定しましたが０．１ｍｍほどの差が見られただけでした。センターからスタッドボルトとの距離にも目立った差異は測定されませんでした。
　シュードラム当たりの不均一さは、でかすぎるシューの支点作用点を削った際の成型がまずくてシュー収まりが不安定なせいかもしれません。とりあえず、あたりが強いシューの縁をやすりで削った量を増やしておきました。