ミジェットタカのブログ一覧

　短足人類の悲しさ、ペダル位置にシートを合わせるとハンドルわっかが下っ腹につかえそうで窮屈です。腰痛持ちのせいで腰に優しい姿勢を取るせいもあります。ハンドルわっかステーとコンビスイッチステーをひん曲げて奥に少しは押しやっているにもかかわらずです。基本的にハンドル位置は調整不可です。ちなみに小生のパンツウエストサイズは７２ｃｍです。それで、ペダルにアダプターを乗せてスペース調整することにしました。

　クラッチマスターシリンダーをアフターマーケット品に交換したところ、ペダル位置が奥まってブレーキペダルより２，３ｃｍ奥まっています。クラッチ切れつながりに問題は無くて実用上何ら問題は無いのですが、アダプターで2つのペダルが面一になれば気分的に良好です。ペダル踏み面はやたら小さく、クラッチとブレーキがやたら接近していて、ペダル操作に少々慣れが必要です。これらをアダプター付けで改善できそうです。
　クラッチペダルとブレーキペダルには杉材ブロックの一木造りでアダプターをあつらえ、踏み面にはスーパーカブ古タイヤトレッド切片を当て、変性シリコンコーキングを併用しつつボルトナットで締め付けてやりました。クラッチペダルアダプターは外に少しオフセットしてあります。クラッチは５ｃｍほど、ブレーキは３ｃｍほどかさ上げしました。踏み込み面はオリジナルに比べて2倍ほどでかくなりました。アクセル板下にはバルサ板3枚重ねで３ｃｍ弱のかさ上げです。
　これで運転時の窮屈さ感が激減しました。ハンドルをスムーズに大回しできるので、大急ぎのカウンター当てでも苦労しないでしょう。そんな乗り方はしないのですが(笑)。
　

　お使い行です。アイドリング時不整爆発以外は実に好調です（1速ギヤで異音が出ることを除けば）。
　幌をかけるか？冬眠させるか？今週末のクリスマス後寒波で考えることとします。

　２度、キャブレターを外していじるたびに念入りに掃除はしてあるのですが、それでもと思ってスローエア通路の掃除です。エア量調整ノズルネジ部を外して、覗いた空気通路穴を掃除します。呼気で試したところ、エアクリ側はスカスカ通りますが、エンジン側はいくらか通気に抵抗があります。ワイヤー針金を差してみたところ、クリーナー側はまっすぐ通路でスカスカですが、エンジン側はすぐに直角曲がりしているようでワイヤーは入りません。とりあえずお決まりのキャブクリーナを吹き込んでコンプレッサーエアを吹き込んでおきました。
　効果のほどは、影響なし。アイドリングの不整爆発は収まりません。

　冷機エンジン始動時にノッキングがひどいので、ネット情報を調べてみました。オイルフィルターの不適正、チョーク引き時アイドリング回転上げ量の多すぎ、つまり始動時の混合気供給量の多すぎ、クランクベアリングやコンロッドベアリングの組付け不良、エンジンオイル量の不適正、その他色々です。
　まず思い当たったのがエンジンオイル量。最近のオイル交換でチョイ入り過ぎて、レベルゲージ上限を少しですが上回っていました。とりあえず１L弱抜いてレベルゲージ下限をいくらか上回るぐらいに減らしてみました。1回だけの始動ですがこれで始動時のノッキングは収まりました。しかし、５００ｍｌほど戻し入れた後では結構ノッキングが感じられました。
　オイルを減らすと伴に、チョーク引き時回転上昇分は極力低くセッティングしました、大して変わりはしなかったのですが。
　５ｗ－４０の合成オイルを入れたのですが、以前のように安物の柔らかめ鉱物油を入れたら収まるかもしれません。少なくとも外気温が高くなると収まるでしょう。来年初夏まで様子見です。
　抜いたオイルを見るに、ほんの１００Kmほどしか走ってないと思うのですが、やはり銀粉が混じっているように見えます。磁石で探りましたが磁石には付かないようです。コーヒーフィルターで越してエンジンに戻し、濾紙をとくと見つめましたがどうとも判断の付かない状況です。アルミなら、ピストンの削れが不安対象です。もっとも、ピストンリングコンプレッサーを最初はアルミ板で自作しており（後で掃除しつつ購入リングコンプレッサーにて入れ直しましたが）、ピストン挿入時に相当アルミが削れ込んではいると思います。

　暖かくて良い天気でしたので、様子見にチョイ動かしてみました。いくらか課題はあるにしても、不安を感じることなく走っています。そろそろ冬ごもりです。