ミジェットタカのブログ一覧

　どこかからか移植してきたセレンなのですが、チェックすると絶縁がちゃんとできておらずに接地ショートしています。そこいらに転がっていた得体のしれぬ4枚羽のセレンからパーツを取ったり絶縁板をこしらえたりして補修です。

　いまどきの６Vバッテリーですが、これをつなぐには端子繋ぎ線工作が必要です。ハンダを使うとハンダで固まったところとそうでないところのつながり目に振動ストレスで断線の可能性あり、だそうです。しかし、ちゃんとした圧着結線ペンチを持ってませんので、へたな圧着繋ぎをするよりハンダ付けのほうが安心です。その接続部に弾性のあるチューブとシリコンコーキングをあつらえることでショートの防止や耐振動性に期待できます。

　桜時分の陽気に誘われたようにお使いです。幌を上げて走りたいところですが、時間が足りません、その前にめんどくさい。車庫内で埃の立つ汚れ作業をしていますので、幌が掛かったままのほうが好都合でもあります。

　ひたすら錆び落としです。前後のフェンダーに、

　合わせホイールリムに、

　リアランプステーに、

　フロントフォークアッパープレートに、終わりなき錆との戦いです。錆を落としたら、サビチェンジャー塗り、黒なり銀なりのペイント塗りです。

　エアクリーナーケース内にはフィルターが入っていなかったので工夫が必要です。本来のフィルターがどうだったか記憶にありません。料理用ざる網を切り取って巻き入れ、キッチンペーパーを詰めてみました。どうも空気抜けが悪いのでキッチンペーパーを抜き、着古して捨てるTシャツの通気性の良い生地を切り取って入れてみました。

　農機ではスポンジが使われていることが多いのですが、これは必ず経年変化で粉状にくずれてキャブ詰まりを起こします。決してスポンジをフィルターに使ってはいけません。

　ハンドルバーも仏具磨きでキラキラさせました。配線出口にはグロメットがありませんでした。元から無いのか落っこちてないのかわかりませんが、変性シリコンコーキングで配線がこすり切れないようにしました。