ミジェットタカのブログ一覧

　ハンドルの遊びが出てきたなあ、と思って調べました。ステアリングコラム先端、スプラインつなぎ部にガタがあります。エンジンが空になっているときに、このスプライン部分が長く露出しているのを見て、抜けかかっているのではないかと思いました。それで、スプライン部ストッパー締め付けボルトナットを緩めて様子を見たのです。抜けかけではなくて問題は無かったのですが、締め戻しが不十分だったようです。それで、ガタが出たようです。
　さて、締めるにスパナ、レンチがせせこましくてしっかりかかりません。エアポンプがいかにも邪魔です。こいつを緩めてベルトを外したりするのはたいそうに面倒です。オイルフィルターを外したりしないと駄目なようです。つくづく眺めて、どうもラジエターホースの上留めを外してずらせば何とかなるのでは、と思い至りました。
　サーモスタットの入ったエルボー部から抜くのですが、ここならば大して水は漏れ出しません。そして、メガネレンチとボックスラチェットを掛けることに成功して締めあげてやりました。これでハンドル遊びを解消することができました。

　ホースクランプを締め戻すのですが、ネジ部を上にしてはいけません。ボンネット裏とはギリギリで、少しでも高い所が上に来るとボンネット表におできができます。

　ほぼ新品のKタイプジェットニードルと、トランクに入ってきていたがらくた箱中にあった古ジェットニードルを比較してみました。ノギスで各部の寸法を測ってみましたがほぼ同じです。つまり、がらくたニードルはちびていません。しかし、リッチ過ぎるのをリーン化しようとした涙ぐましい工夫が見られます。
　上げ下げ調整ネジが当たる頭の筒内には針金が差し込まれてスペースを稼ぎ、ストッパー小ねじが当たる横溝は上方に削り上げられて、少しでもニードルが余計に下がるように加工されています。
　しかし、ある程度下がったらあとは同じ太さですし、普通に下げてもニードル根元がジェットホルダー筒頭に当たりそうです。つまり、どう頑張ってもアイドリング時のリッチさを薄めることはできなかっただろうと思われます。なので、これはがらくた箱入りとなったのでしょう。おそらく、今付いているニードルは新品交換されて程なしと思われます。
　この古ジェットにもハンダ盛整形を施してやりました。そのうち、こいつを付けて試してやるつもりです。

　冬眠から覚まさせたスーパーカブで桜スケッチ行でした。キック一発、変わらず好調に走りました。しかし、２００ｍほども走ったら予備タンクへ切り替え。昨秋のスケッチ帰りに予備タンクへ切り替えてそのままに冬眠していたことを忘れていました。ほんの３ｋｍ程の行程でしたのでそのまま直行でした。ヤマハメイトやスズキバーディーなら引き返したでしょうが、燃費の良いカブなら問題ありません。帰りはだら下りなので押し歩きで帰っても大丈夫ぐらいの気持ちでした。
　スケッチはこちらでご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/t2artyt/e/80d55f85088826dae1e1c24f1c061365?fbclid=IwAR149aSwcYV05yk-YK8xL1Jx27zJHUW1rTPoMW-aq0WqXIaCFryw2-QTC-U
http://artytaka.main.jp/?page_id=1347

　掃除、磨き、塗装に備えて解体進行中です。

　菜花を詰めた荷箱を積んでお使いです。