目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
フォグをHID化したものの、PWM制御で点灯不具合が起きていましたが、全て解決しましたので整備手帳をアップします。
フォグのバルブ形状はH8ですので、H8のキットを用意します。
H8の場合、キットには純正コネクタに差し込む端子は付いていますが、コネクタまでは付いていませんので、加工してコネクタを付けました。
2
バラストは、フォグ近くに設置する方が良いのですが、雨水が遠慮無くかかりますので、今回はエンジンルームに設置することにしました。
このため、バラストと既存のフォグコネクタ間は配線を延長する必要があります。
延長加工して保護チューブに入れ、配線を保護すると共に配線むき出しの見栄えの悪さを緩和させます。
3
バラストとバーナーへも配線を延長する必要がありますが、これは手持ちの延長ケーブルを使います。
バーナーへの配線は高電圧となりますので、配線を加工せず延長ケーブルを使ったほうがより安全です。
4
バラストは、タイヤハウスの上あたりにインナーが見える部分がありましたので、最初はそこに設置しました。
しかし、エンジンによる熱でバラストがかなりの熱をもったため、ライトユニットの上に設置し直しました。
ここなら水がかかっても少量ですし、エンジンから離れますので熱の心配もいらないと思います。
ボンネットを開けた時のアクセントにもなったと思います。
5
延長したコード類は、ヘッドライトユニット真裏から下に引き込むことが出来ますので、バンパー脱着などの面倒な作業は必要ありません。
ハンドル全切りにして、バンパー端の上下のネジを2本外せばフォグへアクセスできます。
写真は、バーナーを取り付けてから焼きしているところです。
この後しばらくして、チカチカとちらつきだしたと思ったら消灯してしまいました。
6
ちらつきや消灯の点灯不良が出ましたが、一応の取り付けを終えたところです。
バーナーが冷えるまでは点灯してくれませんでしたが、きちんと点灯している状態です。
この後、片方のイグナイターが焼損してしまうなんて不良もありましたが、初期不良だと思うようにしています。
7
点灯不良について調べたところ、電源を制御しているPWM制御が原因と分かり、コーディングでその制御を解除し、100%の電圧が流れるようにした結果がこの画像です。
PWM制御解除で安定的に点灯するようになり、点灯試験の時よりも明るくなりましたが、かなり明るいため、夜の点灯状態では対向車への幻惑対策が必要です。
遮光管を付ければグレアは軽減すると思いますので、現在注文中です。
追記
この電圧は、エンジン始動してからオルタネータ作動時の発電時電圧と考えられます。
http://minkara.carview.co.jp/userid/208123/blog/33687745/ 8
これは、球切れ警告解除用のキャンセラーですが、コンデンサが内蔵されていますので、より安定的に電気を供給することを目的に付けてみました。
アイドリングストップからのエンジン始動の際に一瞬電圧が下がりますが、その防止の役目もしてくれると思います。
このキャパシタを付けてから測った電圧は14.1Vでした。0.5Vほど電圧が落ちましたが、点灯に問題はありません。
試しに、バッ直じゃないと電圧不足で点灯しなかった55Wのバラストでも点灯試験を行いましたが、問題なく点灯してくれました。
ついでに、コーディングでスモールONでフォグ強制点灯なんてこともやってみましたが、フォグスイッチによる強制消灯が出来ず、スモールONでフォグ常灯となってしまいました。
今後の宿題となりましたが、一応完了です。
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