
本日は久々の休み、ということで先日のサーキット走行の動画の整理を行いました。すると、先日のタカタサーキット走行で撮影できていなかったと思っていた最後のスティントでの走行動画及び、その当日のベストラップが撮れていたのを発見しました。
そこで。
前回のブログにて、雨の日のタカタサーキットの走行動画を掲載していますが、その際の走りと、当日ベストのときの走りを比べてみることに。↓当日ベストの動画
前回のブログの動画(1周目)を「①の動画」
今回の最終スティントでのベスト動画を「②の動画」として比べてみます。
【ホームストレート~1ヘアピン抜けてのコーンまで】

①の動画: 13:68
②の動画: 13:37
1コーナーのブレーキングの際の姿勢が違います。
1発目の踏力を決めきれず①の動画ではちょっとブレーキで躊躇しています。その分ロスが発生しているかと。あと、1ヘアのコーナリングは①の動画では小さく回っています。リアのトラクションをかけられないのを嫌ってV字に近いラインにしています。一方、②の動画は比較的アウトインアウトのラインで走っています。
ではその区間を更にフォーカスするとどうなのか。
(1つ目の左コーナー左手3つ目のコーン~1ヘアピン抜けてのコーンまで)
①の動画: 8:31
②の動画: 8:32
あれ、ほぼ変わらず。今回の場合、アウトインアウトが正解とも限らないようです。(カートなどでも路面μが低い場合はV字に近いライン取りを行う場合があるそうです)
【1ヘアピン抜けてのコーン~インフィールドのヘアピン手前まで】

①の動画: 16:09
②の動画: 15:69
ここは雨量・タイヤの温まりの要因により、①の動画では3コーナーのアクセル開度が開けられていません。これによりタイム差が出ていると思われます。あと、後半になってわかってきたことがあり、3コーナーはクリッピングポイントを2つ取ると後半の路面のうねりでのトラクション抜けが少ないように感じました。おそらく、下り+横Gでリアが出やすくなるセクションですが、そこをなるべく直線に近づけて通過するとアクセル開度及び速度を損なうことが少ないのかなと考えました。
【インフィールドのヘアピン手前~インフィールド中低速コーナー手前コーンまで】

①の動画: 17:44
②の動画: 16:75
比較すると①の動画はヘアピンが苦しそうです。アクセルを開けるとフロントの荷重が抜けてアンダーステアになってしまうので慎重になっています。
【インフィールド中低速コーナー手前コーン~右コーナーの右コーンまで】

①の動画: 9:50
②の動画: 9:25
インフィールドの中速コーナーはさほど大きくは変わらないように思います。ただ、①の動画のほうがタイヤが温まっていないせいか、タイヤが横に流れていく感覚はありました。
【右コーナーの右コーン~ホームストレート】

①の動画: 16:50
②の動画: 15:87
①と②でライン取りは変わっています。インフィールドの中速コーナー抜けてからの右コーナーはターンインで大きく回りたいところだったのですが、ターンインで大きく広がるとき、路面のラバーのせいか、ブレーキが効きにくい・舵が効かないでタイムロスしていると感じられるので、ターンインは広がらず、速度を殺さず、クリップ抜けてから大きく広がって、加速のアクセルを優先したライン取りが雨の日は良さそうに感じました。よく雨の日ラインと言いますが、アスファルトの状態が良いところが雨の日は如実に現れることが動画でも確認できたのは収穫です。最終コーナーはもうちょっとインを攻められたかな、雨の日はあそこがどうなっているのかわからなくて、攻めきれませんでした笑
さて、次回の走行は来年となりそうです。来年はどのように走りをブラッシュアップしようか年末・年始の時間を使ってゆっくり考えてみます。
Posted at 2020/12/17 12:06:03 | |
トラックバック(0) | 日記