MDデッキの修理

プジョー純正のSONY MDX-M870PEの修理です。
これはEG6の時にオークションにて中古で手に入れた物です。モビリオでも使用していました。８年目。
初めて乗ったEFシビックの時からソニーの歴代MDデッキを愛用しております。シャッフル再生した時の、間を置かずに瞬時に次の曲が始まるシームレス機能を生かした編曲をし、ほぼ常時利用しているからです。

今回、冬の氷点下の長時間の駐車によりフロント液晶パネルと本体を繋ぐフラットケーブルが割れ、断線し、液晶が表示しなくなったので修理する事にしました。その他の機能はまだ問題ないので原因はそこだろうと。
分解する前に正面のケーブルが少し見える部分がありますが、端の２本が断線しておりました。

３ヵ所のネジで留まっている天板を外し、正面液晶パネルを上にスライドさせて外しました。この茶色いベース部分の右下にあるケーブルのフタを外して、フラットケーブルを引っこ抜きます。

液晶パネルのベース部分を外します。写真のドライバーの先のネジ左右２ヶ所で留まっています。上にスライドさせて外しました。
ベースを外し、さらに正面に２ヵ所ネジがありますので外します。

MDが収まるユニットは真上に引き上げると外れます。ネジは左右に２ヶ所。長いバーの先端です。ピックアップレンズもついでにクリーンアップ。

ちぎれたフラットケーブルの本体側が見えてきました。冬場だとケーブル自体硬直して負担がかかる模様。何度も開閉しケーブルがこすれてスジがついてます。

18ピンの長さ70ミリの同一面導体露出タイプ。
もし自分が秋葉原に近ければ勇んで買いに行ってると思います。
今回これを新しいのに替えて様子を見る事にします。

通販で18ピン、0.5ピッチ、70mmのFFCを入手。
早速ネジの元の場所を忘れないうちに元に戻す。
接触不良か何か原因で半日ハマりましたが、どうやらFFCがしっかりハマってなかったのが原因で無事直りました。
混乱して1個ネジ紛失しましたが。。。

液晶が復活しました。
これでN-WGNに装着できる手筈となりました。
今は仮のケンウッドの2DINをつけてますがこれに戻し、後ほどソニーのMDチェンジャーも取り付けます。