
こういうブログは、前もって上げた方がいいかなぁと思ったので。
(2016/10/16追記)終わったので加筆してレポートに仕立て直しました。
10月16日は7回目(福島と京都の「ミニ」を加えれば9回目)となるリスニングキャンプの日。
リスニングキャンプは、日本のカーオーディオメーカー・ソニックデザインの試聴イベントです。
公式サイトは
こちら。
このイベント、他のメーカーやインポーターのものと異なり、審査とか表彰式とかはありません。
時間内ただ好きに聴いてまわる、それだけの一日です。
デモカーをはしごするのも可、オフ会よろしくユーザー同士で聴かせ合うのも可。縛りの少ない、ユル~い運営が特徴です。(ルールは公式サイトをご覧ください。)

参加は無料。事前登録も不要。開始時に紹介タイム、午後にアンバサダーの交代と紹介タイムがある他は特にタイムテーブル的なものも無し。あとは・・・受付に行けば何かもらえるんだっけ?なんと言いますか、メーカーイベントというよりオフ会風です。
あ、今回は撮影会がありましたね。「Sonic Designオーナーズクラブ for その他」の自分には関係なし・・・と思っていたら別の某誌が撮影してくれました。
ユルすぎて事前情報とかもあまり出てこないので、「あのクルマとあのクルマを聴いて・・・」なんてスケジュール決めるのは向きません。
仕切ってもらうスタイルを期待していると肩透かしをくらいます。あくまで主役はユーザー、楽しめるかどうかは自分次第なイベントです。
「イイ音と走る」をテーマに、会場は毎回良い所を選定してくれるので、ドライブがてら、ふらっと出かけて覗いてみるのもよし。

今回は昨年と同じ、長野県は女神湖。
会場の駐車場は湖からはちょっと離れているので注意です。
公式サイトで紹介されている住所を自分のナビに入力したら、全然違う場所(☆)でした。正しくは現在地アイコンの場所です・・・
ここでの開催は3回目となりました。自分にとっては近場すぎて特別感に欠けるので、来年は西か東にシフトしていただけませんかね・・・
展示されていたのは、

メーカーデモカー(時間がなく聴けず)

ショップデモカー。
今年はメルセデスベンツ用の新製品「SonicPLUS CUSTOM」が登場。初の52mmのMクラスユニットは、いずれ他のSonicPLUSシリーズやカジュアルラインにも展開されるのでしょうか?(時間がなく聴けず)

「ソニックアンバサダー」なるユーザー代表のクルマ達。
今年はBEWITHとBRAXで鳴らしているスゴイ方がいらっしゃいました。パワーSonicDesign?(時間がなく聴けず)
え・・・こんなところになかるう号が!
今回は初めてアンバサダーとしての参加、聴いていただく側に回りました。
ショップからのお誘いもあり応募。ソニックデザイン最高峰の製品を擁するハイエンドカーが集結するなか、変わりダネユニットの変則構成とはいえRクラス中心の自分がこんなところにいていいんでしょうか?
戦々恐々でスタートしたら、みん友さん、みんカラの方、みんカラの住人ではないけどブログ見てるよという方もいらっしゃって、多くの方に試聴いただけました。自分が聴く時間がなかった代わりに、たくさんの感想を聞けたのは収穫でした。
最近は簡単インストールのSonicPLUSシリーズが人気のため、デモカーもカジュアルラインから上位のプレミアムラインまで多数聴くことができます。
もちろんショップのデモカーにもないようなハイエンドなユーザーさんのシステムを聴けるのも楽しみの一つ。
デモカーとアンバサダーさんのクルマを回るだけでも一日過ごせますが、慣れたらユーザーカーにも突撃してみましょう。
聴かせてくれそうなクルマは雰囲気でわかると思います(システム図を掲示していたり)。試聴はオーナーさん同伴が条件です。勝手に乗り込んじゃダメですよ。
ただオーナーさんは自分のクルマにいないことがほとんどなので、ショップのテントをあたると良いかもしれません。
毎回思うことで、人探しがリスニングキャンプ最大の難関です。初めての人には冷たいとまで言わなくても素っ気ないとは感じるかも。勇気出してちょっと一声かけてみてください。
(試聴可のオーナーさんは「ショップ○○にいますよ~」とかクルマに書き置きしてもらえるとありがたいですね。)

午後は久しぶりに「サウンドクリニック」に申し込んでみました。
アドバイザーはおなじみオーディオ評論家の黛 健司さん。2年ぶりの受講です。
前回もいろいろと課題をいただきましたが、今回はその時以上にハイレベルなダメだし連発。まるで
「高価なパーツを使うなら、オーナーはその実力を発揮させる義務がある!」
と諭されたようでした。柔らかい表現で中身は相変わらず手厳しいものの、指摘は単なる個人的な好みではなく客観的で納得できるもの。まだまだ伸び代があると思えば楽しみではあります。しかし参ったな。こりゃ機材より自分自身のステップアップが課題のようです。
~クリニックメモ~
・低音のレベルが高い。車両の性能を考えれば、走行時のロードノイズを考慮してもここまで上げる必要はないはず。中域がマスキングされているかも。
・ハイハットを叩くスティックの音が軽い。軽いというより、棒が細い、芯が無い。ちょっとした事だけど、その積み重ねだよ。(試聴してくれた方のコメントにも「軽い」というのがありました。さすがです。)
・(別の音源で)こっちのシンバルはそんなに悪くない。さっきの曲はダメだったのに、これはどういうことだ?
・レンジは十分。上から下まで伸びている。(ハイ、私も「いい録音だなぁ」と聴いてました。)
真剣勝負のコンペも楽しそうですけど、リスニングキャンプはソニックデザインの姿勢を体現したイベントであり、こういうスタイル自分は好きです。
オーディオって、一人でやってるとどうしても行き詰るので、多くの音を聴き、話し、共通言語を養うのは大切なことだと思います。
こんな一日でした。
お世話になった皆さんありがとうございました。来年またお会いしましょう!