なかるうのブログ一覧

はじめまして。なかるーです。
今2014年ですが、自己紹介代わりに、しばらく過去のブログネタをアップしていきます。


モニターの位置が高くて見やすかったため購入したMOPナビ「日産カーウイングス」ですが、音質は

やはり純正はこんなものか（´・ω・｀）

という程度のものでした。

低音はドアの下の方でモコモコ鳴っているし、本当の低音は聞こえない。カーウイングス専用装備となるツイーターの効果で高音は聞こえてくるが、シャンシャンうるさいだけ。ミッドとツイーターがそれぞれの場所で別々に鳴っていて、もう定位以前のレベル。

（あくまで個人的な感想です。音質は主観的要素が強いので、人によって違うと思います。BGMとして聴くならこれで良いという人もいるかもしれませんが、オーディオ的な聴き方をするとこんな感じ。）

というわけで、このショボい音をなんとかしよう計画発動。

以前の車ではALPINEのナビにパイオニアの同軸2wayスピーカーをポン付けで使用。パワードウーファーも付けていたが満足できる音質ではなかったので、今回はもう少しレベルアップを狙ってみよう。

調べてみると、SonicDesignという国内メーカーを発見。77mmと小径のスピーカーユニットをエンクロージャに組み込み、純正のドアスピーカーとトレードイン（入れ替え）で取り付け可能という。従来のカーオーディオ用スピーカーとは明らかに異なるアプローチで面白い。

ディーラーや近くの量販店では扱っていなかったので、メーカーのサイトで調査しプロショップへ。視聴させてもらい相談の結果、純正ナビを生かして以下のような構成に決定しました。
かねてから挑戦してみたかった、マルチアンプ駆動のシステムです。

・フロントスピーカー：TBM-2577Bi/NWL（ソニックデザイン）
・サブウーファー：TBE-SW77（ソニックデザイン）
・プロセッサー：BEWITHSTATE（ビーウィズ）
・5chパワーアンプ：PDX-5（アルパイン）
・ハイローコンバータ：AT-HLC220（オーディオテクニカ）



純正ナビにはラインレベルの音声出力がない（！）ため、スピーカー出力をハイローコンバータでレベル変換しプロセッサーに入力。プロセッサーで帯域分割・時間調整し、フロント2way＋サブウーファーの5chとして各スピーカーを独立駆動します。
純正ナビの音質上の弱点であろうアンプとスピーカーを交換、それでも気に入らなければプロセッサーの調整機能で補う、という算段です。
プロセッサーはAudisonかBEWITHを考えていましたが（ソニックデザインとこれらを取り扱い可能なショップを探しました）、ショップと相談してBEWITHSTATEにしました。

取付の方針は、見せない（魅せない）インストールでお願いしました。
プロセッサーとアンプは運転席シート下に２段ラックを組んで設置、ウーファーは助手席シート下に。フロントスピーカーは純正とトレードインで、ツイーターは日産の保守パーツでAピラーカバー（ツイーター穴の無いもの）を取り寄せ、純正とほぼ同位置に加工取り付けしてもらいました。
操作性でも、ボリュームなど全てのコントロールは純正ナビで行うため、アンプやプロセッサーの存在を意識することはありません。

リアスピーカーは純正のままですがナビのフェーダーで絞って鳴らしていません。DVDなどのサラウンド再生は行わず、専らステレオ再生なのでリアは不要との考えです。

音は

激変！(`･ω･´)

しました。

ツイーターとミッドレンジが一体化し、前方ダッシュボード上に定位する。
これがタイムアライメントの効果か。カーオーディオは進歩していたんだねぇ。
高音も低音もうるさくなく、しかしちゃんと出ている。心配していたハイローコンバータでの音質劣化も自分の音量では許容レベルで、満足できる仕上がりになりました。
ここまで要求に応えてくれたショップに感謝です。

ただ今回のスピーカー、ソニックデザインではカジュアルラインという入門シリーズに属する機種で、実は上位モデルがある。プレミアムラインと称するそのシリーズ、ショップのデモボードでしっとりとした深い音で鳴っているのを聴いてしまった…