
お久しぶりです。
世間を騒がせている、くだんの不祥事。VW車オーナーとしての残念な気持ちと、溢れるVW叩きの声に少々凹んで、ブログ更新を控えておりました。
「クルマに罪はない!」と気を取り直して再開です。
入庫から約1ヶ月、オーディオ施工が完了したのは
リスニングキャンプの前日。納車間もなく施工に預けたので、オーディオどころか車両の使い方もわかってない部分が多々あり

イベント会場の片隅でナビの操作方法を勉強するの図。
エージング不十分なヌーボー物なのに試聴して下さった皆さん、ありがとうございました!
至らぬ点も多かったと思いますが、次回はもう少しまとめますので。m(__)m
大手術を受けたパサートさん、結果はこうなってます。まずはフロントから。
UNIT-PX212F(Rクラス品、ソニックデザイン) ※新規
新たなメインスピーカーに迎えました。フルレンジの自然な鳴りに期待。
52mm×2発が鋳造エンクロージャーに入ったユニットで、アレイ駆動の音場制御により足元のこれだけで比較的高い定位感が得られます。
ただしエージング期間はかなり必要とか・・・
アウターですが控えめなインストールで、グローブボックスも今回はちゃんと開きますw
施工前のフロントドア内部はこうなってました。

ひょうたん型の変わったスピーカーホールです。下側に純正のウーファーが付いており上半分はウーファーのバッフル板でフタされていました。ドア上部のツイーターとあわせて2ウェイですが本国には3ウェイ仕様があったのかもしれません。
穴の奥、左側に顔を出しているのはウィンドウ用のレールで、これを切るわけにはいきません。アウターならともかく、トレードインでは障害になりそうです。
SonicPLUS THE CREST 2C-P30-77W(ソニックデザイン) ※移設
前車でウーファーとして使っていたお気に入りの「ダブルクレスト」、こちらは77mm×2発の鋳造エンクロージャーです。
写真の通り、予定のリアトレイではなくリアドアに収まりました。
ドア4枚使うからといってサラウンドではなく、基本はあくまで前方定位重視のフロント2chシステム。そのフロントはフルレンジでピラーツイーターも無く、以前よりむしろシンプルにしました。リアのクレストには半サブウーファー的に頑張ってもらいます。
実は施工中に連絡があり、
ショップ「何とかリアドアに入りそうですけど、やってみます?」
なかるー
「行きましょう!」
シ「ただs・・・」
な
「内装切るんでしょ。」
な
「出っ張るのも構いませんから!」
(まぁいっか。運転席からは見えないしw)
と、二つ返事でお願いしました。ちなみに施工前はこうです。

補強材がスピーカーホールのど真ん中、距離的にもすぐ近くに来ていて絶望的です。よくまぁこれで奥行きのあるクレストが「入りそう」と言ってくれたものですw。ショップに感謝。
もちろん、強度や安全性に影響するようなことは一切していません。
リアトレイとリアドアのどちらが音質に有利なのかは悩みどころ。リアドアはフロントスピーカーに近い分一体感が期待できるのでは?と思っていたので、こっちに変更しました。
デッドニング不要が売りのソニックデザインとはいえ、そこはプロショップ。ウーファーのパワーに見合った対策を行ってもらいました。
B80N(ソニックデザイン) ※移設
「一体鋳造エンクロトリオ」の仕上げは、我が車で唯一Nクラスのサブウーファーです。
B7パサートのシート下はこの通りH型のリブ構造になっていてフラットではありません(VW車の多くは同様だそうです)が、A4サイズのボックスが1cmの隙間もなく収まりました。
ドアスピーカー軍団で出せない超低域を担います。
Digicore808i(ソニックデザイン) ※移設
V50(ビーウィズ) ※移設
プロセッサーと安定化電源も移設。アクリル板も光り物もない「魅せない」インストールです。
残念ながら以前のようにシート下には入らずトランクルーム天井となったので、ケーブル類はほぼ全て新設となり高くつきました・・・
MDV-Z702W(ケンウッド) ※新規
純正CDオーディオ(RCD310)から交換。B7パサートは最近の輸入車には珍しく2DINスペースがあるので200mm幅のナビを入れました。カナックの取付キットとpbのCANバスアダプターを使います。
量販店では断られ、DIYするにも困難の多い輸入車への社外ナビ取付もこちらのショップでは対応してもらえました。
世にいう「ハイレゾ」ナビですが、当システムでこのナビの真価は音質とは別のところにあります。
AR-G900M(セルスター) ※移設
ミラー型のレー探には、以前と同様プロセッサーの操作画面を表示させます。
ここまでショップの仕事はオールクリア。ここからは自分の実験です。

こんな感じで、Wi-Fiオーディオ、およびナビのスマホ連携機能を試してみました。

DLNAアプリのBubble UPnPの画面です。
タブレットの画面をナビに表示させて、Wi-FiオーディオでDLNA再生できることは確認できたのですが・・・たまに(1時間に1回程度)Wi-Fiの接続が切れる現象が出てしまいました。
接続が切れると、一瞬の中断の後に再接続する場合と、切断したままになる場合があります。
切断状態になると、アプリ終了→Wi-Fi設定画面で再接続→アプリ起動と手順を踏む必要があり、走行中の操作はちょっと無理です。
家では何時間も連続再生でき、音質も問題なかったのですが、移動するクルマの中で安定したWi-Fi接続を維持するのは難しいようです・・・
残念ながら、こちらは構想練り直し。ナビのAndroid連携機能はなかなか良いので、なんとかこれを生かしたソースを構築したいと思います。
以上、使用パーツはもちろんですが、考え方でも曖昧なものは排除した「デジタル全開」なシステムを目指してみました。
さて出てくる音は・・・まだパッキパキの赤ん坊ながら、どうもじゃじゃ馬の予感がします。
フルレンジとウーファーとサブウーファーをどう組み合わせるか、エージング進行具合を見ながら試行錯誤することになりそうです。
とりあえず半年、実力発揮まで1年といったところか。どう育ってゆくか、育ててゆくか、こちらはアナログ的に楽しみにしています。
前車の純正戻しから足掛け2か月、オーディオカーの乗り換えって大変なんですね・・・
ショップ社長さん、お疲れさまでした!
しばらくオーディオの事は忘れ、音楽を楽しみたいと思います。