なかるうのブログ一覧

本年もよろしくお願いします。

今回はいつもの最新オーディオを追求する路線からは外れます。
昨年みんカラの皆さんのブログを拝見して、楽しそうだと思ったことをマネっこしてみました。








その１　懐かしのオーディオカタログ

お正月休みもそろそろ終わり。実家の押し入れを漁って出てきたのが

当時、親に
「りんのぷれーやーがほしい！」
とねだって通じるはずもなく、失意のなかるー少年はお年玉でこれを手に入れ、今の子達にとってのゲームの攻略本よろしく一日中眺めていましたとさ。


ちょうどこの年はCD元年で、各社からプレーヤーが一斉に発売されました。当初は写真のようにディスクを垂直にマウントする機種が主流で、現在のような水平マウントはソニー・マランツなど少数派でした。

・・・なんだかエンドレスになりそうなので、以下カーオーディオに関係するメーカーに絞って振り返ってみます。

ダイヤトーンのスピーカーです。


こちらはパイオニア。各社とも30cm超の大型ウーファーを擁する３ウェイスピーカーが人気でした。


JBL。パラゴン！がまだ現役でした。


インフィニティ。平面ツイーターのアレイが壮観です。平面振動板を採用するメーカーは今より多かったように思います。


平面振動板つながりでESS。一度聴いてみたかったな・・・
ハイルドライバーは、現在ELACがCar-JETという車載ツイーターを販売しています。


オーディオテクニカ。CDが登場したばかりということで、当時主力のオーディオソースは当然LPレコードでした。AT-33の末裔が今でも販売されています。


カセットテープも、そろそろ知らない世代が多数派になったのでしょうか。
LPをたくさん買えない若者たちは、FM放送をカセットテープに録音（エアチェック）してライブラリー作りに熱中しておりました。


トリオ（現JVCケンウッド）。当時ケンウッドは高級ブランドで、一般向け製品はトリオでした。どちらもFMチューナーは絶大な人気でしたね。


でましたナカミチ。1000ZXLはご存知の方も多いと思いますが、ゴールドに輝くリミテッドモデルがありました。これ以外にも682ZX、ZX-9/7、LX-5/3などなど、全てのモデルが憧れの対象でした。


ソニーも負けていません。高級機ESPRIT（エスプリ）の流れをくむESシリーズというネーミングセンスが秀逸でした。K777ESカッコイイ。
と思っていたのですが、ESはESPRITより先だったそうです。ウィキペディアより。


昨年復活したテクニクス（パナソニック）。「カセットテープなんて音の薄いものは。」と、マニアな皆さんはオープンリールデッキを使用していました。


CDより先に登場していたデジタルメディア、PCMプロセッサー。デジタル音声を映像信号に変換してVTR（ビデオテープレコーダー）で記録するという大技でした。

30年ちょっと前は、こんなアナログ全盛期でした。
次回はカーオーディオを取り上げてみたいと思います。30年後またお会いしましょう。




その２　廃線鉄道の旅


名鉄美濃町線・（旧）美濃駅に行ってきました。大正12年開設、平成11年廃止。
余談ですが、彩速ナビのルート案内が・・・酷道マニア用セッティングなのか？

お目当ては

モ512号（中央）。1926（大正15）年製造。
美濃町線を追って廃線となった、名鉄揖斐線（いび、2005年廃線）・谷汲線（たにぐみ、2001年廃線）を走っていた車両です。
流線形の車体とサイドの丸窓が大正ロマンな「はいからさん」です。

自分の通学車両だったので会いたかったのですが、この日は見当たらず。後で調べたら、現在は（旧）揖斐線の黒野駅に里帰りして展示されているそうです。残念。

展示されていたのは

モ593号。1957（昭和32）年製造。


モ601号（手前）。1970（昭和45）年製造。


目の前で途切れたレールが寂しげ。岐阜市からは路面電車が消え、クルマは走りやすくなった代わりに街の雰囲気は他の地方都市と変わらないものになってしまったように思います。

乗ったことのない車両だとイマイチ感動が薄いです。
いつかモ512号に会いに行こう。