
昨年に途中で敗退している針ノ木マヤクボ沢に出掛ける。
同行者と装備は
Tさん:1080GUN+O1+T1(昨日80㌔のチャリ練)
Aさん:ベクターオムニ+O1+T2X(昨日20㌔のラン)
自分:シュガーダディ+タルガ+T1(昨日25㌔のチャリ通)
少し曇っている中、立山BCに行くセレブ達を横目に扇沢7時出発。
昨年と比べて今年は雪が多く、駐車場横の沢も雪で埋まっています。
ゲートよりスキーを履き沢の中をハイクして、最初の突堤を左から巻き、2.3の突堤を越え、大沢小屋に。今年は雪渓上にはあまりデブリはなく、帰りが楽しみで快適にハイクアップできます。
しかし1箇所だけデブリを乗り越えなければならない所があり、シール歩行では苦難し、板をはずしてつぼ足で進む。そしてマヤクボカールと針ノ木峠に向かう出合に到着。この頃より雲がとれ、快晴になってきます。
先頭歩行のAさんがどんどん他の先行者を追いかけていきますが自分とTさんはだらだら登る。
マヤクボカールの中央は昨年雪崩れたのを見たので絶対に立ち入りたくなく右側を登る。
しかしこちらも急登でザラメに変わりつつある雪質にシールが滑りやすくエッジも利かずスリップしたら即、滑落だなと一歩一歩慎重に登る。
危険箇所を乗り越えると傾斜が緩やかな場所に。
一息後、コルまで最後の頑張りです。12時着。
針ノ木岳山頂を目指してアイゼンを持ってきたが疲れたので中止。
お楽しみの滑降ですがコルから出合いまでの一番上部は雨による縦溝で滑りにくい。
中部下部はカール中央に移動するとアイスと雪崩後で非常に滑りにくく、テレターン、アルペンターンも出来ず苦行です。急斜面ですが登ってきたところを滑るのが良かったと後悔。
出合からは凸凹ですが緩斜面なのでバランスをとる練習もでき快適ザラメで楽しく。
どうしても避けれない硬いデブリを乗り越えるときストックを曲げてしまう。
大沢小屋上部でストップスノーとなり、前のめりになったり、腰が引けたりでフラフラ滑り、
突堤を軽く飛んだりと出発地点まで戻り14時終了。
翌日は白馬鑓温泉へ。
他の画像は
行程
風景
Aさん滑降
Tさん滑降
自分滑降
Posted at 2008/04/14 22:48:42 | |
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