
おバカ企画、自力で海抜0mから3,776mの日本最高地点へ。
田子の浦より新五合目まで自転車で、
その後、徒歩で富士山頂剣ヶ峰へ。
若干の高低差誤差はご了承を。
2時起床。3時東京出発。
田子の浦最寄りの富士ICまで1時間で
到着するだろうと予想していたが甘かった。
海抜0mの田子の浦近辺のイオン富士南SCに車を停め、
肌寒いのでTシャツにアームウォーマーと半パンで薄暗い5時、自転車に跨り、出発。片道約48㌔。
自転車にパンク対策品、パワージェル2個、ウイダー2個、コンデジ、ポカリ500ミリ。
リュックに山登り用アプローチシューズ、パンツ、七分パンツ、ツエルト、ウインドブレーカー、軽量ダウン、
ポカリ500ミリ、菓子パン1個、レッグウォーマー、手袋。
富士ICまでの平坦路をウォーミングアップ25㌔ぐらいで巡航。
R139から少し登り基調になるが淡々と走行。まだ朝早いので車も少なく、快適に。
登山道入口交差点を右折し、進むと最後の補給地点のファミリマートでプリン休憩。ここまでで1時間。完全に夜が明け、快晴の富士山が見える。
登山道から段々と勾配が増してきます。心拍計がついてない自転車で来ているので心拍を上げすぎないようにエッチラホッチラと時速15㌔程度で進みます。
K72との交差点を過ぎると本格的な登りとなってきます。ここでは10㌔ぐらい。
木陰は涼しく、路面は濡れているが絶好のヒルクライム日和。
車やバイクが颯爽と抜いていきます。とても気持ち良さそうです。
残り23㌔表示で、「えっ、そんなに残っているの?」と一人で凹む。
しかし漕がなければ前に進まない。7:35気合いの入ってない走りで五合目分岐点へ。
自転車は残す所12㌔。ここからが勾配も厳しく辛い。
残り300mぐらいより時速7㌔に落ちる。車だと距離12㌔は20分も掛からないだろう。
新五合目9:05到着。たったの12㌔に1時間25分、遅すぎです。
靴をビンディングからアプローチに、レーパンをパンツ&七分パンツに変え、売店で観光地価格のうどんをすすり、菓子パンを1個購入し、9:23山登り開始。
この富士宮ルートは初めて。概要は距離は短く片道5㌔、登り約5時間。
この行程は割愛。
そして登っている途中で上から見たことある人が降りてくる。下記敬称略。
自分:「片山右京さんですか?」
右京:「はい、そうです」
(自分の心の中で、うひょう神風右京だ!)
自分:「今日は高所順応ですか?」
右京:「いいえ、高所は先月で終わり、息子と登山です。」
自分:「今日は山頂までどのくらいのタイムで?」
右京:「息子と一緒なので3時間、いつもはrunなのでもう少し早いかな」
自分:「早いッスね」
右京:「今日は自転車?」
自分:「なんで分かるんですか?」
右京:「PI社のアームウォーマーで」
自分:「田子の浦から五合目まで約4時間かかりました」
右京:「自転車は河口湖よりこっちの方がきつくない?」
自分:「河口湖は走ったことがないので、よくわからないです」
(ちなみに右京氏は河口湖コースを点滴うって1時間19分)
自分:「乗鞍は1時間14分でしたが、ここもきつかったです」
右京:「お、早いね。(中略)自分も自転車でこの前、奈良から420㌔21時間走ったよ、掛川で野宿したけど」
(息子さんが先に進んでいったので)
右京:「じゃあ」
自分:「ありがとうございました」
2.3分でしたが右京さんはとても気さくで話しやすくクライマーで自転車愛好家でもあった。
9合目よりペースが落ち、剣ヶ峰に13:15到着。まぁまぁの約4時間。
今日の富士山は快晴だが風強し。2,000mぐらいで雲海となっている。
すぐに下山。砂走りは閉鎖され、岩の上に砂が乗り、滑りやすく下り難い。
新五合目15:50到着。
また着替え、自転車クライムダウンだが高所障害の頭痛とブレーキが貧弱でスピード抑え目。
しかし気を抜くとすぐに50㌔になり手に力が入ります。
長い長い下りで寒いです。往路でも休憩したコンビニで休憩し、イオン17:20到着。
やはり辛く長い12時間の行程でした。
Posted at 2008/09/24 13:53:45 | |
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