
早速ですが、
電気のブレーカーを落として、家を停電させて見ます。
当然ですがテレビも明かりも消えて家中の電気が使えません。
停電です。。
突然の?地震や台風の時に停電してしまった時と同じ状態になりました。
ここからポータブル電源を利用した非常電源に切り替えて行きます。
先ずはブレーカーを操作します。
主ブレーカーと漏電遮断機をOFFします。続いて不必要なブレーカーを「切」にします。
ポータブル電源の充電コンセントを抜いてから、自作した オス-オス の100vのコンセントを使ってポータブル電源と壁のコンセントを繋ぎます。
家の電気回路にポータブル電源をインストール❕
(真似する人はいないと思いますけどマネはやめておいたほうが良いです🙅♂️ 焼き肉焼いても家焼くな!です。 気分を悪くした方、フィクションですからね。冗談ですから…)
そしたらポータブル電源を POWER-ON❕
テレビと明かりが付きましたー♪
電線が繋がっているので当たり前なのですが、なかなか無いポータブル電源の使い方と思います。
インバーターは物によっては電圧が立ち上がってからコンセントを接続しなければいけないとか一癖ある物も有る様ですが、ANKERのポタ電はそのような事を考える必要は無いみたいです。
ポータブル電源のモニターで出力241w
コレが我が家が常に使っている電力の様です。
何がどれだけ電力を消費しているのか?一つづつ調べて見ました。
テレビ 60w
リビングの明かり 8w×2個
扇風機 12w
冷蔵庫 コンプレッサーON時 88w 平均55w
炊飯器 保温ON時 55w 平均30w?
光回線ルーター&wi-fiモデム 5w
60+16+12+88+55+5=236w 表示部の出力と粗有ってました。
持続時間は表示上は5.6時間となっていますが、実際には冷蔵庫と炊飯器はON-OFFを繰り返しているのと240wの表示時はどちらもONの状態なので、もう少し長く持つと思われます。
計算すると1300wh / (60+16+12+55+30+5+18(本体消費)) = 6.6時間
2割長く持つと言うか、あまり変わらないと言うか?、、まぁ大体このくらい持つ予定です。
では17時40分〜耐久試験スタートです。放電終了は 0時15分の予定です。
18時40分 1時間が経過しました。
出力113w。冷蔵庫のコンプレッサーが止まって少し安定したようです。だいぶ低出力になりました。テレビ、リビングの明かり、扇風機、wi-fiルーターが動いています。
実際の災害時には携帯の回線は壊滅的に使えず情報収集には使えないと思うので、家のwi-fiを生かしておくのとテレビとリビングの明かりは、取り敢えずの安心に繋がるかな? と思います。
給湯器とウォシュレットも稼働していますが待機時の消費電力は無いか誤差程度のようです。
因みに給湯器の動作時は40w。ウォシュレットは200〜400w位のようです。
取り敢えず給湯器とウォシュレットを使う事ができます。
20時40分。3時間が経過しました。
残り53%になりました。
大体あと3時間。 計6時間が良い所かな? 冷蔵庫のコンプレッサーが止まっているので表示上の見かけの時間は長くなっています。
風呂に行って来ます😊
お風呂に入って来ました♪
ドライヤーを使ったのでガクンとバッテリーが減りました。出力が1400w弱になってます。1500w〜1800w(瞬時2400w)出力のインバーターなのでこのくらい使えるのは普通なのですが、なんだか凄いなと感心します。内部的には48vのバッテリーシステムになっているそうなので、
1400w/48V=29A程度の電流をバッテリーから引いている状態です。変換効率を考えると30Aはゆうに超えています。なんか感心しますがそんなことを想像する私はそれなりに信頼のあるメーカーの製品しか使えません。少し高価でもそれなりの物が良いと思います。Youtubeで
「高橋ファイル」を見ると面白いかもしれません。
脱衣所でドライヤーを使いましたが、リビングからポータブル電源の100vを入れているので安全ブレーカーを逆流して?脱衣所まで電源が供給されるのでドライヤーもok👍な仕組みです。当然キッチンでの電子レンジもok👍です。 でもなんか怖いですよね😱
安全ブレーカーの仕組みはバイメタルに電流が流れる際の発熱を利用した仕組みなので、逆電流でも直流でも何を流しても一応大丈夫です。逆流と言ってもACは常に電流の向きが入れ替わっている訳けですから、、。ついでに引き込み線からの主ブレーカーはコイル式。少し気を付けないといけないELB(漏電遮断機)はコイル式ですが、トリップ作動時にコイル回路が作動した時には2次側から電流を引く構造になっています。なのでトリップになっている状態では今回の場合だとコイルの電力消費が発生し続けてしまう事になるので、しっかりと「切」を確認しておくのが大事になります。(動作確認の出っ張りが飛び出していない状態で「切」にする。一応書いておきますがコレを守らないとELBが焼損します笑。指で発熱の確認しておきましょうね)
とりま、大丈夫です 💁♀️
ここまで風呂の換気扇(5w)をつけっ放しだったのに気がついて居ませんでした。勿体なかった。。
明かりを一つだけにするとか、炊飯器の保温を止めるとか、テレビを消して何かワンセグ的な物にするとか、更にエマージェンシーモード的な使い方にすれば、、
電力消費は下がり持続時間は断然延びますが、
今回は普通に使用したまま継続します。
23時40分。6時間が経過しました。
残り14%
もうチョットです。 途中、あまりに普段の生活と変わらないので、間違えて電子レンジで犬のご飯を温めたり、意図せずにウォシュレットまで使ってしまいました。当然ですがトイレの電気も点灯します。
リビングをはじめ家中の灯りが普段通りに点灯するのは非常に安心感があり、普段の生活と勘違いしてしまいます。壁のコンセントからポタ電の電力を供給する場合の一番の利点に成るのかも知れません。
予定時刻の 0時15分になり予定の 6.6時間の稼働となりました。
残り5%。取り敢えず今回の実験はコレにて終了。
結果、
1500whのANKER F1500 を満充電から、
・冷蔵庫
・炊飯器の保温
・リビングの明かり
・テレビ
・扇風機
・インターネットモデム&wi-fi
※途中入浴とドライヤー、電子レンジとウォシュレットの使用あり
の6個を普段通りに動かすと、6.6時間の稼働で残り5%。
と成りました。
イザ!と言う時にはもっと使う機器を絞って運用しなければ一晩は持ちません。。
やはりF1500の2倍の容量、3,000whあると一晩が越せるので使い勝手が良いのかと思いますが、現状では高額過ぎて手が出ません。現状のポタ電の中では大容量と呼ばれるモデルよりも更に容量の大きいモデルを準備したんですけどね。そんな感じです。
もっと大きいバッテリーを考えると、
・軽自動車のEVのサクラのバッテリーが20,000wh
・現行のEVリーフのバッテリーが60,000wh
今回のANKER F1500が1,500whですから、13倍〜40倍の容量の差となります。電気自動車のバッテリーで今回の電気使用量だと88時間〜264時間使用できる事になります。
こんな小さなポタ電でウンウンカンヌンやっているのが馬鹿らしくなってしまいます。。
防災を考えたら、コンセントのあるハイブリッド車かEV車を用意しておくのが一番☝️。そんな所です。
次に車を買う時にはそんな事も考慮してみようかな?
ノア/ボクシーはガソリン満タンで6日間、生活出来るだけの電力を供給出来るそうです。
リンク ↓ ↓ ↓
https://www.weins-toyota-kanagawa.co.jp/naradeha/kyuden_noah_voxy
車内でエアコンも掛けられるし、エンジンが掛かりっ放しに成らないし、避難生活するような場合には最適な気がします。
今回は荒技!? ポタ電から家の電気配線に電力を供給する。でした。(コンセント付きの車からもオスーオスのコンセントで入れられるよ!)
真似をする人は居ないと思いますが、
ブレーカーは上下で別回路になっているので、ポタ電を入力する回路と使用する機器があるブレーカーの回路の側は揃えておく必要があります。
今回は使用するブレーカーの回路を上側に集めました。
ブレーカーの工事をする時はちゃんとブレーカーを落としてから作業しましょうね。
アラワザですが、普段と変わらない電気の使用が出来るのがポイントです。
ポータブル電源の唯一?最大の弱点は、充電が無くなった時にどうするんだ問題。
バッテリーが無くなってしまったポタ電はただの重たい箱となってしまいます。
発電機も併せて必要ですね。ポタ電と併用でのハイブリッド仕様です。
延長コードでポータブル電源に接続すればパススルーで充電しながら家の電気が使えます。テレビを付けなければ 朝・晩の2回充電で電気の維持が出来る感じです。
冷蔵庫さえ維持出来ればもしもの時に当座の食糧に困る事もないので、電気と食料の備蓄となりますね。
実際にエネポからポタ電への充電の確認をしました。エネポの出力は900VAなので900wなのですが、ポタ電のコンセントを直刺しすると1034wでの充電を行えました。延長コードを挟むとエネポ側がトリップしてしまうので、ポタ電側の充電電力をスマホアプリから750wに落とす事で充電が出来ました。実際の使用では、
エネポ→ 延長コード →ポタ電750w充電→ パススルーで家に供給
が使い勝手が良いようです。
実際の充電電力の調整画面はこんな感じ。ANKERのポタ電は実際の使い勝手に配慮されていていい感じだと思います。
2024年現在に電気を蓄えようとするとこれ以上はコスパが悪く出来ません。。(人によりますが、、)
これ以上はソーラーパネル?いや夜使えないし。+バッテリー?いや高額過ぎるだろうし。やはりハイブリッド車が良いですね。
東京都が住宅のソーラーパネルを義務化すると言ってますが、コンセント付きハイブリッド車への補助金制度を行った方が皆がハッピーに成ると思いました。
2018年の北海道胆振東部地震で発生した北海道全域のブラックアウトからの復帰に45時間掛かったそうですが、電気は割と早くに?復帰するので、この位で良いかな?いや夏のエアコン問題はどうする??考えるとキリが無いので出来る事からコツコツとです。
災害対応には
「自助」「共助」「公助」 とがあるそうですが、少しであれば「共助」もイケるかな?
今回は、備える。第2弾
ポータブル電源を家の設備としてインストール
でした。
(繰り返しになりますが今回のネタはフィクション、写真はAIによる合成です。。)