• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

TECHNITUNED βのブログ一覧

2025年02月08日 イイね!

これだ!って思える車中泊用の換気扇計画。ー1ー

これだ!って思える車中泊用の換気扇計画。ー1ー車中泊での困りごと。「暑い。

春頃に車中泊で九州旅行にでも行きたいな。という思いが沸々と湧いて来たのですが、私の車には換気扇が装備されていません。

という事で旅の支度として換気扇を購入しようとネットを徘徊しましたが、良い感じのものが販売されていませんでした。
全般に製品を購入というよりは各々皆さん自作をされているようで、車用の換気扇というのはキャンピングカーが屋根に穴を開けて装着するもの以外は中々良いものが無いようです。


という事で、無いなら私もDIYで作るしかないですね。
どうせ作るならば、既製品のような、「これだ!」って思えるような車中泊用の換気扇を作ってみたいと思います。





どんなものが良いかな?といろいろ考えつつ、欲が出てワガママも増えて、Amazonでお手軽なFANを購入してみたり手持ちのトップランドのFANといろいろと比べたり考えたり。。その結果、パワーと静音性とコンパクトさのバランスが頭ひとつ抜き出ている、PC用の200mmFANを使用する事にしました。





これがPC用の200mmFANです。あまり見かけない大きさで、羽根の形状もエアコン室外機のような?良く設計されている羽根の形状をしています。


どんな使用感になるのか?イメージトレーニング。 ワンボックスバンのキャラバンですが、やはりこのスライド窓に換気扇を装着するのがスマートというかここしか無いようです。


・熱い空気を排出したいので出来るだけ高い位置に。
・出来るだけ静かに。
・出来るだけ高風量。
・ビルトインの車中泊設備として、付けっぱなしに出来て車の機能を損なわない。
・防犯やプライバシーにも出来るだけ配慮。

そんな換気扇を目指す事にします。





次にNV350キャラバンのスライド窓の構造の確認です。
ガッチャーンガッチャーンと数段階の固定位置があるのですが、4段階目で全開のようです。




全開だと200mmFANでは大分余裕がある感じで、




3段階目まで開けた状態でFANが丁度収まる感じです。ここに固定出来ると仮定して、雨の日には2段階目まで閉めるとバイザーの陰になって濡れずに、FANの半分くらいの開放が確保できる感じになりそうです。就寝時なども2段目までの開放だと防犯上も良さそうです。


大分イメージが固まってきたので、次に固定方法を考えます。





レールのココ。 ココに引っ掛ける何かがあれば固定出来るよなぁ?。




お手製のブラケットを使って、レールに引っ掛けて固定する事が出来そうです。




下側は狭くて入りませんでした。結構狭いんですね。残念。。。




色々考えながら試作しては失敗を繰り返して、




取り敢えずこんな感じのブラケットに落ち着きました。




スペースに余裕がある上側は引っ掛けて。側面にはM5のボルト穴を開けました。




下側は隙間が狭すぎるので2ピース構造にしましたが、レールの裏側に指が廻らず押さえられないので取り付け難しく、取り付けの為の工夫を施しました。




1,裏側ツメ(爪)パーツをレールの裏側に入れて置く。




2,表面パーツを凸凹を合わせうように合体。




3,ねじを締めこむ際に押し込んでも裏面爪パーツが奥に逃げて行かないので簡単に取り付ける事が出来ます。
それに加えてレールを挟んで銜えるようにしたので、しっかりとした固定が出来るようにしました。





狭いスペースの中でボルト穴周りの肉厚の確保から、作業性と最大限の取り付け剛性を確保しました。2mm~3.5mm迄を挟んで固定できる設計です。

※DIYの方の真似は歓迎ですが、商売の方のアイディアのパクリは歓迎致しません!アイディアの販売は致しますw




引っ掛けるだけだと走行中にカタカタと音がしそうだったので、下用に作ったネジで固定できる構造のブラケットを4個装着。 これでM5のネジ穴を4カ所確保できました。




ホームセンターで30cm幅の棚板から3段階目までの窓の開きに合わせた幅26.2mmを切り出してもらいます。中途半端なサイズですが35mm幅の端材を確保するのが目的です。縦は45cm。 厚さは今回9mmです。既製品感や高級感を出すためとFANの振動から共振音が発生しないようにMDFの重みのある板を採用しました。雨に対してはデコレーションシートを張って防水する算段です。

板に取り付け穴を開けたら、




ブラケット側面のM5のネジ穴を使って取り付け。
無事に換気扇ベースプレートが窓枠に取り付きました。(化粧板で無いので色がナンですね。)

今まではココに板を張るっていうアイディアが無かったので換気扇計画が中々進みませんでしたが良いブレイクスルーになりました。




200mmFANが程よく収まる窓の3段目の固定位置で、板の端に20mmの隙間用テープを張るとスライド窓の窓枠の高い部位に当たってシール出来る算段です。




↑これを使う予定です。





前側は隙間が大きく空きますが、先ほどホームセンターで切ってもらった際の35mmの切れ端がジャストフィット。無駄がありません。




換気扇ベースプレートの完成。

DIY好きな人が見ると、この先の色々なアイディアが浮かんでくるのでしょうか?

もう少しブラケットの設計を洗練させて流布する事が出来れば、車中泊の暑さ問題を改善出来たり、効率的に換気扇DIYを楽しめる人が増えるかな? なんて、




FANはこの辺かな?




席に座って圧迫感のチェック。




外側から、雨の当たり具合や風の通り道の確保と、歩行時に顔への直撃感の少ない位置を探したり、車中がどんな感じで見えそうかとか。
何だかんだで高めの位置が具合良さそうです。




想定外というか厳しかったのが ココのクリアランス。30mm厚のFANがぎりぎりです。



これだ!って思える車中泊用の換気扇計画。



つづく。




Posted at 2025/02/08 23:48:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月29日 イイね!

車検失格のシャコ高ロングシャックルチョビ上げNV350キャラバン号。やっと合格。

車検失格のシャコ高ロングシャックルチョビ上げNV350キャラバン号。やっと合格。


やっと車検に合格しましたー。
結果的に「記載変更」で済み、4ナンバー&減トンなしで車検更新できました。


前回の こちのブログにて 強度検討書を作成して提出。

今回は内部決裁が下りて通知書が発行されたので、車検を受けに行きました。





↑通知書。申請の際の1号様式が通知書になっているのですが、ここはやはり間違った値を記入した個所は修正されて、諸元を調べるのが面倒?なので空白にしていた所には数値が入っています。申請書は受け取ってもらえるだけの情報を記入しておけばOKという事ですね。





↑ こちらは車検場屋さんの内部資料?

手続き的には窓口で提出した申請書を基に担当者さんが内部資料を作成して決済を通す。という事で、私が提出した資料は下書き見たいな位置付けになるかな?





↑ 通知書に記載されたの強度の安全率の値。





↑ 強度検討書で算出した安全率の値。 全然違います。。

一般的な強度検討書の計算式と車検場屋さんが使用している計算式は異なるのもが使用されるようです。申請時の強度検討書からは幅や長さの値しか使われてないみたいです。
商品に添付されていた強度検討書では必要な項目の算出もされていないので、結構ラフな感じで申請が出来ているというのが現状の様です。

ですが申請書類の中で2か所だけしっかりとチェックされる項目がありました。

1つ目は改造部位の写真



2つ目は


申請書類中の写真。何センチで取り付けるのか?分かるようにしなさい。と言われました。

こちらとしては濁しておきたい所なのですが、、、何を企んでいるのかは良く御理解されているようで。。。



車検ラインに入る前にはスペアタイヤと車載工具など降ろせるものはすべてラインの建物の脇に降ろしてから並びます。そして燃料は満タンです。重量計測時のルールです。



私は燃料を入れていくのを忘れてしまったので、チチンプイプイ で



満タンです。電気仕掛けなので逆手に取れば簡単です。作業時間は3分だったようです。
(ネットの記事は信用してはいけません、フィクションです。)





上記の申請書類等を基に車検を受けます。
車幅、全高、長さ、重量に変更があると「改造車検」、変更が無ければ「記載変更」という事になるのかな?
申請内容と実車がイコールという事が確認されると上記のペーパーが発行されます。



このペーパーを申請窓口に提出して「改」の字が入った車検証が発行されました。

車検は「記載変更」であれば車検期間に変更はありませんが、「改造車検」になると一度車検が切れて車検取り直しになります。
あと重量に変更があると減トン。重量増の分は最大積載量が低くなります。それに付随して重量税がエコカー減税で減免されている場合に重量変化があると燃費の根拠が無くなるので減税対象から外れてしまうので、重量税が減税なしの定価に変更になります。その場合販売店から「算定燃費値取得済証」を発行してもらい重量増でも燃費に影響なしを証明すればエコカー減税を継続することができる。そのようになっているようです。



今回のチャレンジは、

1,強度検討書はDIYで作れるのか?
  →作れる。

2,強度検討書はシャックルの長さを可変として申請できるのか?
  →出来る。

3,重量増がある車両でも何とかする方法。
  →何とかなった。


Posted at 2025/01/29 03:15:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月22日 イイね!

抜けの良いマフラーだと圧縮が抜けて低速がスカスカ?のメカニズム

抜けの良いマフラーだと圧縮が抜けて低速がスカスカ?のメカニズムバイクや車のカスタムで定番の部品。マフラー。
ハイパワーを狙って抜けの良いマフラーを装着すると「低速がスカスカになるよー」って、猫も杓子もそう言いますね。

確かに抜けの良いマフラーにすると低速でトルクが欲しい場面でアクセルを開けてもトルクが出てこない、更に大きくアクセルを開けてもアクセルがスカスカしてトルクが出ない、マフラーのスカスカとアクセルのスカスカのオノマトペも一致してメカニズム的な理解も「抜け過ぎ」という事で腹落ちした感じになりますよね。


今回は「銃」に使われるサイレンサー、正確にはサプレッサーっていうのかな? どちらでも良いのですが、銃のサイレンサーの仕組みに例えて、スカスカ排気管のメカニズムを考えてみたいと思います。




↑ (銃の発射する感じです。絵が下手なので心の目で補完して下さいね。)

1, 火薬に火が付き爆発膨張を開始。
2, 発生した高圧ガスに押されて弾丸が発射。
3, 今回高圧ガスの圧力は簡単に考える為に、14個の高圧ガスが発生したと考えることにする。
4, 発射後の瞬間には銃身に7つの高圧ガスが残されているとする。
5, 発射と共に銃身から7つの高圧ガスが放出されたとする。
6, 高圧ガスの放出により爆音が発生する。

発射と共に爆音が発生するメカニズムはこんな感じとして、サイレンサーを装着した場合を考えると、





サイレンサーを装着した感じ。(今日は特にイラストが下手なので、心の補完機能を最大にしてみて下さい。)

大気開放されていた高圧ガスと容積の等しいサイレンサーを装着する事で高圧ガスの放出が無くなり爆発音が軽減される。そんな仕組みだそうです。

これをバイクの良く出来たノーマルマフラーだとして、、?

次に過大な容積のサイレンサー(排気管)を装着してみます。




高圧ガスの容積14を超える過大な容積のサイレンサーを装着すると、高圧ガスが不足して弾丸が銃口に到達する頃には余剰な体積内が負圧で満たされる事になります。
もしも弾丸に重量がないと考えると高圧ガスに充たされた領域まで弾丸が引き戻される事になります。するとその後の排気ガスの放出に蓋をする事となるので排気効率に劣る事となります。

このUターンしちゃう感じがスカスカ排気管という事になります。。



ここからエンジンの具体例になります。




本来的に排気管に期待する効果は、バルブオーバーラップ時の排気慣性による掃気効果。
掃気効果が働くと行程容積+燃焼室容積の、排気量(行程容積)以上の混合気を吸入する事ができる。

(イラストの排気ガスの量を取り違いました。以降の排気ガスの量は多い少ないの何と無くでみて下さい。。。)





排気管容積を大きくすると、低回転で排気ガスが少ない運転領域では排気ガスが逆流してしまい当然掃気効果は働かない。

それどころか、





バルブオーバーラップ中に排気ガスが吸気側に吹き返す事にも成ってしまいまい新気の取り入れが上手く行かなくなってしまいます。吸気ポートって割に排気ガスで汚れていますよね。

↑ この状態が排気管スカスカ、低速トルクスカスカの状態になります。
ガスが足りずにUターンして糞詰まってしまうと言うのが、抜けの良いマフラーに交換すると低速トルクが減少する原因となっています。


普通に考えたら、本当に抜け過ぎたら掃気効果が強く働いてパワーが出る筈ですよね。
抜け過ぎると圧縮が低下してトルクが出ない。なんて事を言ったりもしますが、良く良く考えればその様な理屈は成立しない事が分かります。
それとサーモバンテージを巻くとトルクが出るという話。排気ガスが少ない領域でガスを保温して体積が収縮しないようにガス温度を保持します。キチンとした理屈が成立するアイテムと思います。





当然スカスカマフラーは高回転時にガス量が増加して排気管容量と排気ガス量の関係が最適となると排気慣性がノーマルマフラーよりも強力に働く事になります。


これで低速スカスカ、高速ビュンビュンの理屈が見えた感じがしますね。



しかし、
SR400/500で言って、1987年以前のバルブオーバーラップが相対的に大きいカムやさらに大きいST-1だと太い排気管による掃気効果が大きく働くのが分かりまが、逆に1988年以降の相対的にバルブオーバーラップの小さなカムではバルブタイミング的に掃気効果が起こり難いので、太い排気管での低回転での逆流は発生しますが高回転のパフォーマンス改善には繋がり難い感じも分かるかと思います。高回転のパワーはマフラーとカムの相乗効果で得られる。と言えると思います。
マフラーを変えるとパワーが出るエンジンと、トルクの痩せが目立つだけでパワーが出難いエンジンが有るのはそんな理由からかも知れませんね。
バルタイについてはこちらの記事 https://minkara.carview.co.jp/userid/2092714/car/2422595/7485865/note.aspx を参照頂ければと思います。





銃のサイレンサーの例えの弾丸にあたるものは、マフラー内の空気だったり、あえて排気脈動と捉えても排気管の他の効果の理解につなぐ事ができると思います。

排気ガスはピストンが押し出すものだから~、と考えてしまっては間違いになります。今回このあたりの事には触れませんが 排気音=爆発音 というのが理屈になります。ピストンに押し出される排気ガスでは爆発音は発生しないですからね。



私が排気ガスが逆流するという話を初めて聞いたのは、かれこれ30数年前。
南部市場でストリートゼロヨンが盛んだったころ(私はギャラリー。)、カップラーメンの自販機あたりのたまり場でゼロヨンのオジサンが教えてくれたんだっけな。懐かしいな。。



北見淳の排気管の理論のくだり、
計算式で求める排気管設計の理屈と矛盾がありません。
湾岸ミッドナイトの作者は余程のリサーチをして漫画を書き上げてるんだなと感心です。


今回は気合が足りず?、出来損ないの記事になっちゃったかな? 機会があったらもっとちゃんと書き直したいと思います。




Posted at 2025/01/22 04:31:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月15日 イイね!

車検失格のシャコ高ロングシャックルチョビ上げNV350キャラバン号。 記載事項変更申請へ作戦変更。

車検失格のシャコ高ロングシャックルチョビ上げNV350キャラバン号。 記載事項変更申請へ作戦変更。前回、年末末に改造申請を軽い気持ちで書き上げて陸運局に提出したところまで書きましたが、今回はその続きになります。

いったん冷静になって考えると、車高上げロングシャックルを装着して車高を上げた状態で4ナンバーを保ちつつ公認車検を取得するのは難しい。。 具体的には改造車検の現車確認に向けて全高199cmの車両を仕立てるのは難しい。。
やっと現実と向き合う決意? 現実に戻ってきました。

という事ですが諦めは悪く、、ロングシャックルを装着したままノーマル車高の状態にして「記載事項変更」という車検の取り方に作戦変更したいと思います。
(記載事項変更であれば現車チェックは無く書類審査だけで行けるのかな??)


具体的には、



ロングシャックルで目一杯車高を上げた状態で装着したシャックルの取り付け方を、



使って良いのか分からない?? 粗ノーマル寸法の位置にある補強ボルトを通す穴を使って取り付けして、リアはノーマル車高にして何とか4ナンバーのまま車検を受けよう。そういう事になります。


で、今回シャックルをリーフスプリングに取り付ける穴の軸間を車高2インチアップの150mm → ノーマル車高の90mm に短くなるように取付けを変更するので、強度検討書的には強度に余裕が出る方向のため申請書類は年末に提出した物そのままで行けるんじゃないかなと思います。

「取付け位置を変更したので車高は変わらないので「記載事項変更」でお願いしま~す!」

と、しれっとした感じで一声掛ければ行ける!と思っていたのですが、


「強度検討からやり直して来なさい!!」



と車検場で言われてしまいました。

車検場屋さん、ジムニーの一件でお怒りなのか? かなり厳しい? 私の考えがあまい? きちんと申請しないと記載事項変更でも通してくれないそうです。
私のような素人に強度検討書を見直してこいというのは、「お断り申す!」と言っているに等しく、車高変更パーツのシャックル交換での車検は基本的にはwelcomeでは無いようです。


という事で取付位置を150mm→90mmに変更した強度検討書を作らなければならなく成りました。
だんだんドツボにはまり始めたかな…?


困ったなと思いつつ商品添付の強度検討書を眺めていたら、数値の入力ミスが有ったり、材料の係数の選択を間違っていたり、、記号の誤字が多かったり、、、 
そんなこんなで間違いを面白可笑しく追っていたら強度検討書の内容がだんだんと分かってきたので、少し遠回りになりますが楽しみの為に新規での強度申請書の作成にTryしてみる事にしました。


1ページ目




2ページ目



今回作成した物は、
・SI単位に変更
・材料表記変更
・材料強度を一般的な値に変更
・シャックルの長さをL1,L2,L3の可変として計算
・シャックルピンの太さを実際の製品の実測の値に変更 
・材料の強度係数を硬鋼→軟鋼 に変更
・計算式をExcelに入力する際に理解し易い計算式に書き直し
・誤字の修正
を行って書き上げました。




こちらはシャックルを90mm固定を前提としたトリッキーではない強度検討書。


強度検討書の理解には、

https://www.motor-farm.com/gyosha/img/DS20.pdf

↑こちらの強度検討書がとても丁寧に書かれているので、こちらも参考にさせて戴きました。



昨年エンジンの吸排気やバルブタイミングの計算をしつこく行っていたので、知らぬ間に計算式への苦手意識が大分薄れたようです。エンジン性能の計算の波及効果がこんな所に出てきました。

為せば成る。?





エンジンの出力特性を計算で求めたり、バイクをシャシダイに載せて性能を数字にしたりすると何故だか必ず「そんなの意味が無い」とか「実際にやって大丈夫なんだから」とか、何かの勢いで計算や計測を否定する人が必ず出るのですが、、 計算も大事ですよね笑。




データよりも実際だ。それもよく理解出来ますが、それだけというのも「違うと思う。」 あれ?どこかで聞いたフレーズwww

↑面白いでしょう?この写真 。(煽り、ここで終わり。)




疲れたので突然ですが懐メロのコーナーです。




↓こちらをクリック。当時の動画にリンクしています。
https://youtu.be/Ub3UXKovQE4?si=mGQCcNgprb8Sq8ti

最近聞き直した曲ですが、詩が良かったんですね。知りませんでした。
癒されますね。



「記載事項変更」も「改造申請」と手続きは同じなので提出書類に変わりありません。再度、申請書類の決裁待ちとなりました。
自分で作った強度検討書で決裁が下りるのか? 楽しみです。


つづく。



p.s.
最近お米が高いですね。1月の後半から2月初旬にかけて一層のお米の値上がりが待っているとの情報がちらほら出て来ているようです。
この週末がストック用のお米の購入のチャンスなのでしょうか?


Posted at 2025/01/17 23:24:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月26日 イイね!

車検失格のシャコ高ロングシャックルチョビ上げNV350キャラバン号の今後

車検失格のシャコ高ロングシャックルチョビ上げNV350キャラバン号の今後急遽!?改造申請を行う事に成ってしまった 車検失格のシャコ高ロングシャックルチョイ上げNV350キャラバン号の途中経過です。

本当に無計画の思い付きでDIY申請する事にして、しかも適度に適当に書類を作ってしまい、、車検合格までの作戦が頭の中で纏まっていません。。

そんな中、昨晩作成した書類をその勢いで陸運局に持参→提出しました。



提出先は横浜の陸事の中にある「審査棟」の窓口になります。ラインの横にこんな建物があるなんて気付かなかったので迷ってしまいました。


書類の記入に間違があったり記入漏れがあるとその場で加筆修正を求められるのが 自動車技術総合機構 鮫洲本店のスタイルだったのですが、
今日は 神奈川事務所 だったからか? 記入せずに空白にしていた欄も有ったのですが、書類の出来が良かったのか? 係員さんのチェックを通過して書類を受け取ってもらう事が出来ました。


印象的にですが、窓口で申請した書類がそのまま内部審査に掛かる事は無く、

①申請者が書類を作成し提出。
②窓口係員が内容をチェックして書類を受け取り。
 …間違いや不足がある場合にはその場で加筆修正、資料の追加などを求められてそれらを満足すれば書類を受け取り
③窓口係員が受け取った申請資料を基に内部審査用に資料を新たに作成(清書)
④内部審査
⑤申請者に受理/不受理の連絡

↑こんな感じに成っているのだと思われます。受理後に申請書類が返ってくると申請時の文言とは言い回しが変化していたりするので、係員さんが担当者として内部審査用に清書している物と思われます。なので空白部分は清書の時に係員さんが記入してくれるんだと思います。

という事で、窓口のチェックを通過すると大抵の場合は改造申請は受理される物なのかな?と今の所思っています。


申請書をどのように書いたか?ですが、

①改造自動車審査要領 を見て、改造内容が何番に該当するかチェック。


改造自動車審査要領.pdfへのリンク

今回はシャックルなので (7)緩衝装置 の ②番です。 覚えておきます。



早速1号様式から書類の作成です。




グリーンの欄を書き入れます。
右のページには今回の申請(7)-② に必要な書類が印されています。これを一つづつ書いていけばok。

次は2号様式




少し小難しくなりますが、殆どは車検証とシャックルに付属の強度検討書からの書き写しです。
(強度検討の値は数字が大きすぎる感じがして特に自信がない)





上から追って資料を作成していきます。

「改造自動車届出書」 → 1号書式の事
「改造概要等説明書」 → 2号書式の事
「自動車を特定する資料」 → 車検証のコピーなので簡単

もう3つクリアしました。


次は 「技術基準等への適合性を証する書面」





本来は何をどう書けば良いのか?私は知りません。。書ける事を書いて提出してみました。



次は「保安基準適合検討書」



これも正解を知りませんが、適度に適当に書けるだけの事を書きました。

これは3号様式のフォーマットがあります。
こちらのページ →https://www.naltec.go.jp/fkoifn00000011hj.htmlから1号2号様式共々ダウンロードします。


ページ下の方の改造自動車の欄に有ります。



「外観図」



4方向からの現車の写真を添付(プライバシーの関係でイメージにならないイメージです)



「改造部分詳細図」



こんな感じで改造部分のシャックルの写真を添付すれば良いみたい。



「最大安定傾斜角度計算書」



計算を理解する手間を省くために出来心で? 工夫したのですが、実際申請したら当たり前の様に受け取って貰えました。(ちょっと拍子抜け。)書面上理屈は通っているのでそんなもんなんでしょうね。


ここは提出した後に気付いたのですが、
・車検証のノーマル車高は1.99mで4ナンバー枠ギリギリの現状。
・実際のノーマル車高は多分1.95m位だと思われる。

→私の頭の中では1.95m→1.99mに車高アップするから「最大安定傾斜角度計算書」が必要だ!けれど、シャックルを変えても1.99mの4ナンバー枠に収まるから車高が変わらないからと言う事にして計算書は省略してしまおう!。と,コンガラガッタ思考が頭の中で暴走していました。(今回は本当に労力を使いたく無かった)

冷静に考えて、1ナンバーにする選択は無いので、4ナンバーに納める為には車検証の全高1.99mをこれ以上高く変更する余地は無く、「車高に変更は無い」の申請の仕方は正解でした。タマタマ偶然で結果オーライとなりました♪



「強度検討書」

これはパーツに付属の書類をそのまま添付しました。



今回書類の作成はこちらのページを参考にさせて頂ました。

http://cogiehiacecamp.blog.fc2.com/blog-entry-520.html?sp




ここ迄勢いで来てしまいましたが、申請が受理される前提で、最後の難関はロングシャックルを装着した状態で全高を1.99mに納める事です。。
家の前でコレまた適当に測ったら1.999mくらいだったので大丈夫だろう。と軽く考えていました。

が、スペアタイヤ迄降ろして全高計測を行うとは想定外です。
と言うのは今日車検場で聞いて来たのですが、全高の測定はカメラで行うのでデジタルで処理されてしまう(さじ加減のお願いが出来ない。←今迄人に甘える事で生き抜いて来ました。笑、最近は生き難い世の中になりました。。)そうです。
計測の条件は、荷物は全ておろし、スペアタイヤも外すそうです。現状よりも大分リアが軽くなってしまいます。

余程の事をしないと全高が収まらないかも。。。

しかも継続車検時に適用される+-4cmまで誤差OKのルールも改造車検時には適用されず、計測値がそのまま車検証の値となってしまうそうです。。


傾斜角度計算の省略の理屈の成立の為にも、4ナンバーを死守するにも、ロングシャックル装着状態で1.99mを死守しなければなりません。。


コレはワンチャン勢いで受かるんじゃないかと言った感じでは無くなって来てしまいました。。。。。。。。。



ここ迄来てやっとの事で一度真面目に考えてみます。

・4ナンバーのまま車検をパスして、実際には1.99mを超える全高を実現(現状を維持)する方法。

作戦①
ロングシャックルとダウンブロックを両方装着して1.99mで改造車検を通過。新しい車検証が出来た後でダウンブロックを取り外し2.02mの車両を作る。継続車検は車検証の値から+-4cmまでの変更は不問なので不都合なく継続車検を取得できる。(と思う)
↑コストも手間も掛かるし合法の理屈もイマイチ

作戦②
ロングシャックルを現状の2インチアップで装着したまま、リーフの丸いゴムを外して車高を少し下げたり、タイヤの空気圧を調整したり、床にベニアを張って頑張って重量を嵩上げしてみたり。小さな努力と言うインチキを重ねて何とか1.99mにする。
↑ 1.99mの壁は高いかな?難易度が高そう。手間は掛からなくてGood。継続車検も+-4cmの理屈で👌

作戦③
ロングシャックルを1.5インチアップの穴に付け替えて、②と同様に少しの努力で1.99mへの余裕を生む。車検後は再度ゴニョゴニョしてウハハになる。
↑馬鹿みたいに手間が掛かるけれど、現実的かな?




書類が無事通過した訳ではありませんが、他の作業も難航しそうです。


ワンチャン軽く行けると思ったんだけどな…

ハァ😔




Posted at 2024/12/26 23:07:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「[整備] #SR500 輸出用ハイコンプと言われる「583-02」ピストンの上手な?使い方 https://minkara.carview.co.jp/userid/2092714/car/2422595/7482416/note.aspx
何シテル?   09/05 02:04
β350です。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 12 345 6
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

バイクの乗り方 Vol.5:「セルフステア・曲がるの正体②」の巻 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/11/05 03:35:33
【可変バルブタイミング機構】FA20型エンジンのVVT動作角度の設定@MOTEC M1サンプルデータ 【VVT:Variable Valve Timing】 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/08/21 01:10:25
続DAISOユニットでTV用筒型無指向性スピーカーを作る 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/03/04 01:47:46

愛車一覧

スズキ アドレス125 スズキ アドレス125
DP12H インドスクーター SUZUKIがインドで年間90万台販売するスクーターの内 ...
ヤマハ SR500 ヤマハ SR500
5速3000rpm 70km/h が好き♬
ヤマハ SR400 ヤマハ SR400
2年くらい前に購入して放置していましたが、フル整備して再スタートです。 
日産 NV350キャラバン 日産 NV350キャラバン
日産 NV350キャラバン PGX ディーゼル 2wdの虎目茶に乗っています。 現在、な ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation