目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
オデッセイ LB925
愛車のエンジンルームはターボ車ということもありスペースがあまりなく作業効率が悪いので、8年ほど前バッテリーを後部トランクに移設した。それに合わせて、ドライバッテリーに変更している。当初、LONG製22Ahを使用していたが、冬場の始動性に不安があったので、OdysseyLB925(28Ah)に変更。
ドライバッテリーの利点のひとつに長寿命というのがあるが、1代目の寿命は約3年半程度で思ったほど長くなかった。結局は適切な管理が必要ということ。現在使用のものも約3年程度経過しているが、週末のみの運転ではバッテリー上がりを起こすこともあり、このバッテリーと末永く付き合っていくためにも、適切な対策をとることにした。
2
ドライバッテリーの長所と短所
ドライバッテリーの長所として一般的に挙げられているのが、一時に大きな電気を取り出せる「高効率放電」、筐体の小型化・密閉化による「自由度の高い設置方法」、バッテリー上がりを起こしても充電により回復性が高い「高リサイクル性」、バッテリー液の補充を必要としない「メンテナンスフリー」など。一方、欠点は「容量が小さい」、「値段が高い」こと。
車はエンジンキーを抜いた状態の駐車中でも、時計やセキュリティなど電気を消費しているため、長期間乗らずにいると、容量が小さい分バッテリー上がりを起こし易い。バッテリー上がりはその容量と消費電流で決まるので、バッテリーの選択で容量が決まれば、消費電流の大きさ次第となる。
3
暗電流の測定
DIYにてこれまで多くの電装品を装着しているが、エンジン停止中も電気を消費している個所も何か所かある。バッテリー直結の配線もいくつかあり、不安材料は山ほど。エンジンを始動していない駐車中でも流れる電流を「暗電流」と呼ぶらしいが、これをテスターで測定してみる。
測定結果は、300mA、高すぎる値がでた。ラリコンやウーファーなどバッテリーに直結しているものをはずしても変化なし。電装品が知らないところで消費、漏電しているなど可能性もうたがわれ、日を改めて、じっくりとひとつひとつ配線ごとにチェックしていく必要がある。
4
ドライバッテリーの充電
バッテリー上がりからの復帰に強いといっても、頻繁にバッテリー上がりを起こしていたのでは、その都度、充電が必要だし、車載の時計やオーディオの再設定も必要になってくる。もちろん、寿命も短くなってしまう。
最近、太陽光発電にて車庫内駐車時に日常的に充電するようなシステムを作成してみたが、太陽光が弱いのが原因なのか、結果が思わしくない。近所のホームセンターでドライバッテリー対応を謳っている充電器を購入したが、充電完了の表示が出ても、電圧が11V強程度で完全に回復してくれない。
5
オデッセイ メンテナンス充電器 12-3T
どうせなら専用品をということで、オデッセイのHPをのぞいたところ、ピッタリの充電器が見つかった。
名前のとおり、バッテリーを適正に維持(メンテ)するために使用する充電器で、車を動かさない時は常時接続しておくことで、常に満充電の状態に保つことができるというもの。
自作したソーラシステムと同じ発想で、付属品のバッテリー接続コネクターを取り付ければてワンタッチで充電器を接続可能となっている。
因みに、メーカーの説明によると、バッテリーは常に満充電に維持することが、本来の性能を発揮でき、寿命も長いとのこと。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク