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aki(^^)vの愛車 [ホンダ フィットハイブリッド]

整備手帳

作業日:2023年1月22日

純正アース配線除去

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
画像は直した後に撮影しました。

フロントサスペンション・リバウンドストップダンパーの左右間隙差が気になりました。
左(運転席側)が広く、右(助手席側)が狭かったのです。
2
色々試しましたが、エンジンの滑らかさ・・・どうも改善できませでした。
SOC34%以下、エンジン1650rpm、緩加速でザラツいたエンジン音。
フューズボックスの帯電は+15KVもありました。
3
PCUからストラットに接続されている純正アース線が気になりました。
接続先にはヒューズボックスが在り、サスペンションのアッパーマウントがあります。
4
フィット3HV、10万kmでサス交換した時の画像です。
緑○・・劣化し潰れたアッパーマウントです。
赤○・・新品です。
ゴムは静電気の影響を受けると、本来の柔軟性が無く、固くしてしまします。
5
赤○-----○
純正アース線のPCUからの接続を外します。
赤塗りブラケットはフューズボックス固定用の物です。

PCUの大まかな構造を見ます。
https://www.marklines.com/statics/teardown/ltec_pdf_078.pdf
6
PCUから自作アース線を念の為接続します。
PCUには放電索を6個、左右エンジンマウントには1個ずつ付けてあります。

接続先には放電索を付けました。オーディオ音質がクリアになります。
(細かい説明は省きます)
7
https://minkara.carview.co.jp/userid/2095508/car/2068304/7154292/note.aspx
この時と同様に、アライメントが狂いハンドルセンターが左にズレたのでトーアウトにターンバックルを10°程縮めました。
最初の画のように、ほぼクリアランス左右差の無いニュートラルなステアリングになりました。
試走20km ✕3回、初回は車酔いしました。愚息運転で最終確認しました。
8
純正アース線の接続位置、良くないです。

PCUは凄い+静電気を出します。
これを上手く処理しないと
・ECUにノイズで制御不良域(異音)が発生
・サスのゴムひび割れ劣化促進
・原因不明の乗り辛さ(車酔い)
等が起きると思います。

たった1本の生産時に組み付けられたアース線を外しただけで解決出来ました。代替線とアライメント微調整を伴いましたが・・・
念の為、約半年後の初回車検時に再学習してもらう予定です。

+15..5KV帯電作業後+0.5KV帯電に低下
9
こんな感じでPCU除電
10
+帯電0.1KV

念の為測ったECU本体は+0.2KV帯電でした。
理想は±0KV帯電ですが、この辺で妥協します。


結論
①ホンダのPCU、エンジンマウント左からの純正アース線のボディ結線位置は、ヒューズにノイズを送ってしまう。
②エンジン制御の為の電子機器にノイズが送られ、低速回転域でのエンジン制御不良から振動、異音が出る。
③上記結線位置はダンパーの左アッパーマウントを固くさせ、荷重時のキャンバーの左右差が発生し、左荷重旋回の滑り出しが早まる。また、左アッパーマウントの耐久性が低下する。
11
PCU純正アース線撤去だけではイマイチな振動が低速域であり、エンジンマウント純正アース線も撤去しました。
放電索を先に接地させ、代替アース線をボディに引き直ししました。
フェライトコアにもノイズ除去を手伝ってもらいます。
1ループの輪っかを作って交差する箇所にフェライトコアを付ければ効果的です。
反対側のエンジンマウントは既に放電索で除電しています。
12
薄いピンク線が代替アース線です。
これでヒューズボックス上面の静電気帯電が15⇒0.5⇒0.2KV程度に減りました。
助手席側のアライメントもトーインに少し変化したので400kmぐらい走行し5°程ロッドを短くしてトーゼロ位です。
代替アース線にする方がいらっしゃるなら、納車時からアライメントを調整していない場合は、無調整で宜しいかと思います。
恐らく徐々に乗り辛く変化し、定期点検等で「ハンドルセンターが狂ってるから調整して」とオーダーされる方もいらっしゃるのではと想像します。
13
PCUノイズに関連する2本の純正アース線を代替線にしてからは、エンジン振動が激減し、エンジンが始動しているのが分からない事が多くなりました。
停止時からの踏み込みで、ゆっくりした加速をしたい時、ノッキングの様な回転の停滞が2000rpm付近まで発生します。少しゆるく加速した後、ズバッと再加速すれば気にする事は無いです。
でも、乗り方、アクセルの踏み方を強要するのと同じですね。
残るは再学習です。2023.2.14にはインプレ出来ると思います。

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この記事へのコメント

2023年1月22日 17:30
とんでもなく有意義な情報ありがとうございます
アーシングを最近いじってみようと思っていたので参考になります
純正アースは貧弱だけではなかったんですね
コメントへの返答
2023年1月22日 18:24
ん〜んさん、こんばんは
コメントありがとうございます。

有意義だったでしょうか?
アーシングは同じ手法でバイクでもやっていますが、3年過ぎてもアガっていません。車で通算約5年・・・早いもんですね

従来のアーシングした時、マイナス端子放電索を付ければSOHを下げること無く済みました。私の場合は静電気を電子機器から遠ざける導線的な位置付けです。

純正アースを強化するとサスアッパーマウントゴムの硬化が酷く、復旧にターンバックル100°回して短くしました。ゴムやヒューズボックスから離れた場所に接続する設計にしていれば良かったとホンダに教えてあげて下さいw
フィット3HVのアッパーマウントがヒビ割れていたのと、エンジンノイズ酷かった経験が活かせたと思います。その時はアーシングでしたが、今は「アース線+放電策」です
2023年1月22日 17:48
akiさんヒューズボックス、CPUもプラス帯電なのですね~(^^;)エンジンルームの中はほぼプラスに帯電してるのでしょうかね(^_^)/車の動き方は変わりました?(^_^)/自分はコロナ放電で除電してみたいです(^_^)ゞ
コメントへの返答
2023年1月22日 18:53
ヒューズボックス、PCU、CPUのプラス帯電、最近測って分かった次第です(汗)。
余談ですが、作業中ナイロンのジャンバーを測ったらマイナスでした。

エンジンルームの中は、殆どが摩擦による+帯電だと思います。オイルジェット、ガソリン噴霧で発生するー帯電は+で相殺されてると考えます。

センサーやセンサー配線の近くで放電させると、ザラつく事があるかも知れません。その時はアース線で少し離れた場所で放電させてみて下さい。

車の動きですが、キャンバーが本来の左右対称に戻り滑り易い雪道でのハンドリングが改善したと思います。以前は左に荷重が掛かった時滑り出しが少し早かったです。
山道でカッ飛んでも安心感があります。

静電気対策は車体中心から見て左右対称が理想です。
非対称だと左右の剛性感の差が出て乗り辛くなります。鉄の剛性感、ゴムの柔軟性、オイルの潤滑性、空気の遅い層など電子レベルの整列が良い効果を発揮しますので、お楽しみくださいませ❤。
2023年1月22日 18:37
aki(^^)vさん、静電気測るのはサンハヤトの黄色いのしか無いのですかね?
もう少し安いのあったら欲しい…
コメントへの返答
2023年1月22日 19:38
Akira.Hさん、コメントありがとうございます。
サンハヤト デジタル静電気探知機 EG1、2万ちょいで少し高いですね。

以前はスマホで磁気量、電磁波計などを使っていました。静電気放電から輻射する電磁波を出す場所を把握する程度でした。
EG1は±100V〜±19900Vまで計測できるので目安として十分だと思い購入しました。みんともさんも使っておりベンチマーク的にも良いかと思います。
走行直後のドアの帯電量は自車で0.2〜0.5KV程度です。

国内メーカーなら安心ですね。
2023年1月24日 22:45
akiさん、こんばんは。
シリコンリング増殖中です。✌️
さて、FIT4のPCUアーシング先は、フロントバッテリーのグラウンドで大丈夫でしょうか?
PCUは大電圧/大電流を扱っており、静電気だけでなくスイッチングノイズの塊なので、小電流/補機類用のフロントバッテリーのグラウンドに落とすと、ECUやオーディオに悪影響があるかも、と思いました。かといって、純正のボディアース場所は良くないですよね💦
FIT3のDCTのグラウンドはもっと奥のファイヤーウォールの方に落とされていましたが、手が届きませんね😅
なので、自分の場合、ストラットタワー周辺で放電策+シリコンリングで除電強化しました。
コメントへの返答
2023年1月25日 0:39
Takuさん、こんばんは
エンジンにカーボン放電索増殖中ですw

>FIT4のPCUアーシング先は、フロントバッテリーのグラウンドで大丈夫でしょうか?
1年ぐらい試用でPCUからバッテリーにアースを引いていました。定期的なバッテリー点検でもSOC、SOH大丈夫でした。
静電気は電圧は高くとも電流は殆ど無いに等しいので、バッテリーの充放電に影響無いと思います。
電圧は充電が停まった時+0.1〜0.2V上がって12.7V位です。
ヒューズボックスにはECU関係のヒューズがあってストラットにブラケットでマウントされています。仰るとおりPCUは静電気の塊ですね。PCUから凄い静電気量(19.9kV測定限界値)が流れていました。
助手席左足元にもフィット3HV同様にサブヒューズボックスがあって、そこにもノイズが走っていると思われます。GP5リコール同様に一応フェライトコアを入れていますが、工場出荷状態でも静電気ノイズの影響をクリア出来ていないでしょう。
ヒューズボックス、ECU、PCU、バッテリー放電索は0.2KVぐらいで落ち着いています。
純正アースを取り去るとPCUのアース線が何も無いので、仕方なく今回はー端子に繋ぎましたが、ぷら〜んと線を垂らした先に放電索を付け足そうか思案中です。
DCDCコンバーターもノイズが混ざった12Vを発生しているのか、マイナス端子放電索でオーディオ音質を維持させています。

カーボン放電索のお陰で静電気量を低く抑えることが出来ました。

>FIT3のDCTのグラウンドはもっと奥のファイヤーウォールの方に落とされていましたが、手が届きませんね😅
こちらもソコです・・ECUサブヒューズの近くに太いアース線で逃しているので、まだ不安があります。

出来るだけ綺麗な電源でECU等を制御出来る様に再学習させるのがベストだと思い、最良の策を講じてから半年毎の再学習をしてもらっています。
納車時と比べたら雲泥の差で静かです。

DCTベゼルで、エンジンノイズ音が大きいとの修理依頼で入庫していた車でディーラーも困っていました。
出たてGP5リコールでフェライコアを噛ませる作業を思い出しますが、自車でもその後の進歩がなく製造された様です。

余談ですが5年前、左前のサスのアッパーマウント、ひび割れ損傷が酷かったです。

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