オルタネータ単体の動作確認してみたが・・
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
手元にある正常品(10万キロ弱)という中古の三菱製のオルタネーター(AHGA62、31100RKB004)はホントに動作するか確認しようとやってみましたが、結論から言うと残念ながら単体では正常品か故障品か良く分かりませんでした。
(重さ約6kg)
2
回転を加えた時にオルタが暴れないように適当な木材でスタンドを作り固定し安定させる。
プーリーのナットにソケットビット(24)を掛け電動ドリル(最大2800回転)を使って回転を加える。
当然、このまま回転を加えてもB端子(ナット12)には発電は現れません。
3
オルタにあるコネクタの端子は4本あり正直、良く分かりません。
調べてみたところ・・
F・・・フィールドコイルの通電状況をECUへ
G・・・ECUからの発電電圧の指示?
L・・・チャージランプ
C・・・ECUからの発電電流の指示?
G端子に印加するようだけど印加電圧が不明。
直接、車載のオルタのコネクタから割り込んで電圧をモニタリングしようにもオルタが奥まっている所にありそう簡単にできないので諦めました。
4
なのでG端子にいきなり12Vを印加して壊してしまっては困るので、電源装置を使って印加電圧1V、2V、3V・・6Vと段階的に徐々に印加してみる。
G端子の解放(0V)及び、アース接地では発電しませんが約1Vを印加してみるとオルタのプーリー回転が重くなり、約14.6V発電し始めるが電流が約10~15Aをピークに約5A程度までに落ちる。(回転は一定)
車載オルタの冷間始動直後の車両の発電電流を測定すると約30A発電してました。
そして4V、5V、6Vと昇圧して行くが状況変わらず。
ちなみにL端子にLEDに1kΩ(チャージランプのつもり)を繋ぎ12Vを印加し、一応発電(約14.6V)を開始しても消灯しない。
(写真右側の赤丸部分、G端子に3V印加で約14.6V、約10Aを発電中だが点灯中)
5
ECUのからの制御信号や電圧でレギュレーターの電流をコントロールしていると思われる。
(通常、車載されているオルタは発電すると車側(ECUやバッテリーなど)にも電力を供給する必要があるが、今回は車側の供給がなくバッテリーのみ(C端子の解放もあると思う)なので発電電流が低めだったかも知れない)
現在、搭載中のオルタは20万キロ超え選手なので、そのうち替えて確認してみようかと思います。
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