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2026年07月15日 イイね!

ピークカーの一台

ピークカーの一台このクルマもまた、ピークカー(注:自動車の進化、魅力、またはアナログな運転の楽しさが「頂点」に達した時代)の一台だと考えている。
よもやもうこのクルマを超える純エンジン車のホンダ製ファミリーカーは現れまい。
このクルマを作り上げたチーフエンジニアとその開発チームもまた、偉大な仕事をしたものだと心底から敬服する。
ファミリーカーは、スポーツカーのように街中で目立つこともなく、スーパーカーのようにメディアでたびたび話題になることもない。
しかし、そこには利用者の日々の日常に寄り添った機能性を実現する創意と工夫、そして確かな自動車エンジニアリングが存在する。
スポーツカーやスーパーカーほど取り沙汰されることはないけれど、このクルマにもやはり込められた魂を感じる。
それはまさに、創業者である本田宗一郎から連綿と続くホンダスピリットなのだと思う。

2014年、我が家の三人目の子どもである長男が誕生したことをきっかけに購入して、早、12年。その長男も来年は中学生。
現在、オドメーターも10万キロ超。これまで大きな故障や目立った性能劣化もなく、今後の所有継続にあたって特段の不満も不安もない。
いつか子どもたちが独り立ちしていって、妻と二人きりになってしまうその日まで、まだまだ我が家のファーストカーとして活躍していってくれることと思う。
Posted at 2026/07/15 06:15:01 | コメント(2) | クルマレビュー
2026年07月04日 イイね!

運転体験価値と所有体験価値

運転体験価値と所有体験価値これまで様々な車やバイクを経験してきて、車やバイクには運転体験の価値を提供することを目指したものと、所有する価値を提供することを目指したものに大きく二分できると考えている。



たとえば、ポルシェは運転体験の価値寄りで、フェラーリは所有する体験価値寄りという風に。
当然、おのおのの車が提供する価値の方向性によって、それらを好みとするオーナー層の性質も異なってくる。



運転体験価値を追求するオーナーたちは、車についての話題がハンドリングやエンジンフィールなど乗り味についてになるが、車の所有体験価値を志向するオーナー層は、その車の希少性やカタログ上のスペック、オーナーズイベントの内容などになる。

なお、これはどのメーカーや車が優れているかという話ではなく、消費者が代金を払ってその対価として何を求めるかによるもの。

ちなみに、昨今の車はどれも、自動車としての性能が非常に高いレベルに達し、ほぼ飽和していると言ってもいい水準なので、運転体験価値を求めるオーナー層がクルマごとの価値の差異性を実感するためには、相応する自動車についての深い造詣とそれなりの運転技能が必要になる。
したがって、自動車メーカーがこだわって運転体験価値を追求した車を作ったとしても、その車の運転体験価値を意図した通りに顧客に感じてもらうのはとても難しいと思う。



そんな状況から、近年、メーカーはマイノリティ向けの運転体験価値よりも、マジョリティに理屈でわかりやすい所有体験価値を訴求する傾向になっているのではないだろうか。



LFA、911、NSX、S2000など、究極に近い運転体験価値を持つ車を好む自分にとって、最近発表されるスポーツカーが感性に刺さらない理由、論理をそんな風に考察してみている。
Posted at 2026/07/04 14:53:13 | コメント(2) | トラックバック(0)
2026年06月29日 イイね!

Ferrari Luceを見て思うこと。

Ferrari Luceを見て思うこと。最近、多方面でカッコ悪いと散々言われているフェラーリ ルーチェ。
自分自身もこれに直感的にに惹かれるか?と問われれば、その答えはNo。
でも、ふと脳裏に浮かんだのは、もしかしたらフェラーリは確信犯的にこのモデルを市場に投入するのかもしれないということ。

以前、世界のハイエンドフェラーリオーナーが集うイベントに参加していた時、当然にも参加者の平均年齢は高めだった。
そのイベントは当初、オーナードライバーを前提とした技術的実験の場と言われていたけれど、次第にセールス&マーケティング的な要素を帯びてくる。
イベント中、意図的に女性や比較的年齢の若い参加者をフィーチャーして撮影しメディアへの露出が進んだ。
すごく印象に残っている出来事は、ある時、それまですべてのスペチアーレを購入してきた、まさに重鎮と言われるような高齢の参加者にラ・フェラーリアペルタが割り当てられず、彼が「フェラーリの恩知らずめ!」と、それ以降、イベントに参加しなくなってしまったこと。
振り返ると、もうずいぶんと前からフェラーリはオーナー層の若返りを図りたかったのだと推察する。

自分的にも最近、フェラーリをはじめとするスーパーカーへのイメージが沈滞するようになったのは、車自体もさることながら、そのオーナー像の影響も大きい。
シュッとしてないオッサンがビカビカのスーパーカーをこれ見よがしに転がす様子は、若い頃に非モテだったオッサンが人生の終盤にふと大金を手に入れて、親子ほど歳の差がある若い女子をはべらせているあの姿とイメージが重なってしまう。



フェラーリは、そういう購買力があって商売にはなるけど中期的にブランドイメージをミスリードしてしまうような「オールドタイプ」のオーナー層ではなく、これからの時代の「ニュータイプ」オーナー層を発掘しようとしているのではないか。
Windows PCでエクセルやパワポ使ってありきたりな仕事しているオジさんじゃなく、Appleや生成AIを使いこなして身を立てているこれからの時代のオーナーを。
ルーチェが一億だと言われても、余裕で「コレ、今っぽくていいかも!」となるProspective customerを。
ルーチェは、そんな未来のフェラーリオーナーを見出すためのリトマス試験紙なのかもしれない。。。

そんなことをふと考えた自分もまたオールドタイプなのだけど。(苦笑)
Posted at 2026/06/29 17:22:45 | コメント(2) | トラックバック(0)
2026年06月14日 イイね!

MC21 NSR250R SP

MC21 NSR250R SP随分前に当時懇意にしていたバイクショップから譲り受けたホンダNSR。
納車後、しばらく放っておいたら、いくらキックしてもエンジンがかからなくなってしまいそのまま不動車リスト入り。



どうせこのまま乗らないのなら終活の一環で処分しようかと思案するも、エンジンがかからないのでは業者に買い叩かれるのがオチ。
ということで、最近はめっきりと少なくなった2ストロークエンジンにノウハウのあるショップに持ち込んでオーバーホールを依頼していました。
最近、しばらくぶりに完調になって戻ってきたのでひと転がししてみた。



オーバーホール後はキック一発でサクッと始動。
往年のスペンサーレプリカのメットをかぶって街に乗り出してみると、やっぱりこの頃の乗り物は本当にいい。
2ストロークエンジン特有のビートと高回転で急に高まるパワー感。
まるでエンジンが「もっと回して!」と言っているかのよう。

薄っいタンデムシートと格納式のステップはついているけど、ホントのところは二人乗りなんて想定していないでしょ?と思われるカチ上がったテールカウル。
その姿は、まるでナンバーのついたレーサー。
よくもまぁ、こんなイっちゃってるバイク売ってたものだなぁ。。と、当時の日本のバイク界を振り返って感心至極。



意外だったのは、街中でたくさんの人に振り返って見られたりスマホで撮られたりしたこと。
コンビニでアイスコーヒー飲んで一休みしていたら「あのNSRのオーナーさんですか?」と声をかけられたり。
挙げ句の果てには、交差点で信号待ちをしていたら、横断歩行者が右手でアクセルを煽る動作をして空ぶかしを催促されたり。(^ ^)
やっぱり魂がこもったモノには人の心を惹きつけるオーラのようなものがあるのかもしれませんね。

最近、ホンダは業績悪化で大変みたいですが、ぜひまた頑張ってカッコいいクルマやバイクを世に送り出してもらいたいものです。








Posted at 2026/06/14 08:18:01 | コメント(3) | トラックバック(0)
2026年06月12日 イイね!

クルマに抱くイメージ

クルマに抱くイメージ最近、スーパーカーに象徴されるような特別な車にどんどん興味が湧かなくなってきている。
良くも悪くも科学技術が進歩して、デザインを含めた自動車の性能が飽和してしまい、他とは違う強烈な個性や差別化要因を感じづらくなってしまっているからかもしれない。

でも、最近感じるのはそれぞれの車が想起させるオーナー像にも大きな影響を受けているということ。
一言で言えば、「あの人たちと同じクルマに乗って、一緒くたにされるのはなんかイヤだな。」ということ。



この場合、車自体には何ら瑕疵はないのだけど、それらの車を乗り回しているのが目につくオーナーたちの徳や品格に嫌悪感を感じて、自分の中で車そのものやメーカーに対してのイメージがダウンしている。



一昔前、高級車、特にスーパーカーは選ばれし人たちのアイテムだった。
車そのものにも憧れたけど、その車のオーナーになるための人生のストーリーにも憧れたものだった。
でも今の時代はなんか違う。
この人、この車をどうやって買ったの?みたいのが跋扈している。



子どもたちが憧れるような人生のストーリーを感じさせないオーナーたちがどんなにスーパーカーをひけらかしても、覚えたての中学生が耽るマスターベーションみたいなもの。

自分が人生を賭けて大事にしている車だからこそ、自戒の念を込めて、そのイメージやブランドを毀損しないような扱い方をしないといけないと思う今日この頃。






Posted at 2026/06/12 18:15:22 | コメント(2) | トラックバック(0)

プロフィール

「今朝は、2年前に体を壊してしまって以来、かなりご無沙汰になってしまっていたサーキットウェポンのメンテ。
ブレーキフルードの色もすっかり茶色くなってしまっていた。(汗)
梅雨の天気と相談しながら久しぶりに乗りに行こう。」
何シテル?   07/05 09:46
ドライブとボウリングが好き、愛すべき3人の子どもたちの父親です。 二十歳で免許を取って以来、ずっとクルマのために働いてきたような人生です。 大袈裟ではなく、生...
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