
すでに1週間ほど前のことになってしまいましたが、みん友のT-MASAさんと箱根にドライブに行ってきました。
ターンパイクの料金所で待ち合わせして、大観山から芦ノ湖経由、仙石原へ抜け、ラリック美術館のレストランでランチをして、御殿場インターから東名高速で東京に帰ってきました。
今回はアヴェンタドール納車後、初めてのロングドライブで、ターンパイクではアヴェンタドールの走りの性能の一端を垣間見てきました。
まずはエンジン。
LFAのV10の甲高さや、フェラーリV12の粒の細かい感じとはまた違う、どことなく荒々しさを感じるエキゾーストサウンドがランボルギーニらしさを感じさせます。
しかしながら、我が家のSVJはまだ走行2000キロ程度でエンジンにあたりが出ていないのか、完全バランスのV型12気筒とはいえ、それほどスムーズに回っている感じはしません。
タコメーターに目をやらずに感覚的にシフトアップしていくと、そのシフトポイントはおよそ6500rpm。
ともすると9000rpmのレッドゾーンまで回してしまいそうになるLFAの1LRと比べると、どことなくエンジンが苦しそうな印象を受けます。
次に走り。
頭の中で、アヴェンタドールは4WDという意識があるからか、全体的に走りはどこか重ったるい感じ、何か機械的な抵抗のようなものを感じます。
平滑でクリアな感じがないというか、何かしらのメカニカルな抵抗があって、エンジンパワーを無駄に食われているような雰囲気とでもいった感じでしょうか。
ハンドリングについては、ミッドシップ車のご多分に漏れずハナの入りは悪くなく、フロントのグリップ感がとてもしっかりとしていることが印象的でした。
一方で、リア側の感覚は少し希薄で、なんだかフロントとリアが別々に動いているような感覚。
大柄なボディが影響しているのか、車体の剛性感が足りていない感じで、前後サスペンションの調和も取れていない印象。
低い車高のおかげでサスペンションのストロークが足りていないのかもしれません。
いずれにせよ、曲がりくねったワインディングを駆け抜けて楽しさを満喫するタイプの車ではないと理解しました。(苦笑)
やはりアヴェンタドールは「まずカッコありき」。
早朝や深夜にひっそりと出かけ、空いた道を駆け抜けながら、そのハンドリングやエンジンフィールに一人笑みを浮かべるような車ではないようです。
なるほど、この車に好んで乗るオーナーの像と、その乗り方、楽しみ方が、これまでアヴェンタドールに抱いていたイメージのようになる理由がなんとなくわかった気がします。
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2023/09/22 08:45:38