
昨日15歳の誕生日を迎えた長女が生まれた頃に乗っていた997GT3以来、もう生涯乗ることはないと心に誓った911。
今、夏休みで訪れているフランスの友人が大の911マニアで、彼の家には古いものを中心に911がたくさん。
フランスのカントリーロードを取っ替え引っ替えドライブさせてもらいました。
これまでよく「空冷エンジン」の魅力については耳にしていましたが、私自身は初体験。
60年代の356は、正直、クラッシックにピンとこない私にとってはただの古いクルマ???(苦笑)
ただ、これにフランス人の友人と彼の彼女が乗っている姿はなんと絵になることか。
そのほか、930ボディ?の911は、エンジンやミッションに手の入った個体。
フライホイールが軽いのか、エンジンのピックアップがよく、加速する時の独特なポルシェサウンドがとてもステキ。
いろいろ乗り比べて、一番気持ちよく乗れたのは964のカレラ4。
911乗りの皆さんからすると「なんで?」なのかもしれませんが、トランスアクスルレイアウトのFR車が好みの私にとっては、一番普通に「まっすぐ」走ってくれることがなにより重要。
それにしても、ヨーロッパの佇まいに色とりどりの911は、ポルシェ好きでない私が見ても惚れ惚れとします。
正直、空冷であることに合理性は感じませんが、エンジンかけた瞬間からメカメカしいノイズを発して、アイドリングがフラフラする感じが、なにか生き物の鼓動のように感じられるところに愛着を感じるのかもしれません。
今の時代、最新最強のスポーツカーは、どこのメーカーのものも形こそ違えど走りの味はどれも似たり寄ったり。
もし日本にもヨーロッパのように「いい道」があるなら、少しクラッシックでクセの強いポルシェの走りを楽しむカーライフもアリかな?なんて思ったのでした。
Posted at 2022/08/03 15:34:34 | |
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