4/15に走ってきた『津山加茂郷フルマラソン全国大会』のレポートです。
一緒に出場した
相方Kayoのブログ もあわせて読んでいただくとまた面白いかも です☆
自分にとって、突然降って沸いたようなフルマラソン挑戦の記録。
- 4/15(日) -
5時起床。
天気は快晴!! \(^o^)/
7時半 湯郷の宿を出発。 そこから約30キロの会場を目指します。
道中には大きな町もなく、スイスイと8時10分ごろには到着~☆
選手の受付は9時半までなのでヨユー♪ と思ったら、既に会場横の駐車場は満杯(スゴイなーみんな)。
少し(といっても歩いて数分)離れた臨時駐車場にチンクを置いて、荷物を持って会場にGO!
全部で1500名くらい(フル)の小ぢんまりした大会なので、受付は至ってスムーズ。
既に宿から着替えてきてるので、ゼッケンをつけてあとはトイレとストレッチを済ませたらグラウンドへ向かいます。
トラックの向こうに、スタート/フィニッシュゲートが見えます。
さあ!いよいよ初マラソンのスタートです!(ドキドキ!!)
スタートしました!
私たちは先頭からトラック半周分ほど後ろです。
スタートして4キロは、田んぼの中をゆっくり下っていきます。
この先で橋を渡って、川の向こう側を折り返して川沿いに上ります。17キロの上り坂の始まりです!(既に先頭グループが向こう岸を走ってるのが見えてます)
川沿いにの道は、最初の7キロくらいの間は歩道を走ります。
歩道は幅もないし人数も多いので追い抜きもままならないけど、自分にとってはちょうどイイペースでした。
上り坂といっても、まだこのあたりはあまり感じない程度の傾斜です。
11キロの手前くらいでトイレに寄りました。
が!そのトイレが男女兼用一ヶ所のみの小さなトイレで、4分ほどもロスしてしまいました(泣)。
同じく私のあとに並んだKayoは、7~8分近くロスしたと思われます。
しかもこのすぐ先に大きなトイレが複数あったし、あとから思えば彼女に関しては「このロスさえなければ」だったので悔やまれます。
15キロを過ぎ、加茂川の本流から支流沿いのルートに入ると、そこからが坂道の本番です!
コースも大きくカーブして、山道っぽくなってきて、歩いてる人が急に多くなってきます。
でも、練習量は少ないながらも地元で普段からこんなコースを走ってきたお陰でしょうか、
思ったより順調に上れてるカンジ☆
抜かれるよりも、抜く方が多くなってきました。
すると、誰かが肩を“トントン”・・・。
トイレストップで大きくロスしていたKayoでした。
普段から、私よりは坂道になると強いなぁと思ってたんですが、今日は全然着いていけません!!
あっという間に行ってしまいました・・・・。(^_^;)
(ちょうどこの頃、最高のランナーズハイがやって来てたそうです)
その後、21キロ看板の手前で折り返してきた彼女とすれ違ったので、折り返しまでに差は500mくらいになっていたと思います。
がんばれー。 ^^
さぁ、やっと折り返し、ここからは下りです!
ここまではそんなにバテてる感覚はなかったし、心拍数的にもそんなに無理していなかったと思うので、ここからの下りで少しペースを上げられれば!
と、思ったのですが、下りに入っても思ったようにペースは上がりません。
そして、ここから先はもう、練習でも走ったことのない『未知の世界』です。
密かに抱いていた思惑では、「下りに入ってもし余力があれば、キロ6分ちょっとで・・・」、とか考えてたんですが、6分半程度のペースが続き・・・、
1キロごとの距離表示が、えらく遠く感じられます。
27キロ過ぎのエイドです。
津山マラソンのエイドは盛りだくさんです☆
おにぎり、フルーツ、かりんとう、梅干し、お茶など色とりどり♪
さすがにこの時点でおにぎりは遠慮して、フルーツをいただいて先へ。
※ ちなみに他のエイドではかりんとうももらいました。かりんとうエイドの際の注意☆
かりんとうはドリンクと一緒にいただきましょう。私はドリンクを先に飲んで、かりんとうを
手に持って走りながら食べたら口の中があっというまにモッソモソになって、次のエイドまで
口の中がカラカラで難儀しました(笑)。
そして、なんとか30キロ到達!!
ここの私設エイドは、名物(だそうです)『お好み焼きエイド』。
ペース的に追い上げも無理な感じなので、ここではきっちりいただきました。
うまーい!!\(^o^)/
お好み焼きでエネルギーを貰ったけど、そう都合よくペースが上がる訳ではなく、だんだんだんだんキツさはつのって参ります。
35キロから先は、ホントに足も前に出なくなってきた。
ペースもがた落ちです。
もうすぐ最後の上り坂かぁ、いけるかな・・・(弱気)。
そして、あと4キロのエイドは、ナンと急な坂道の始まりにポイントに(ノオォォォ・・)。
最後のドリンクをいただいたものの、サスガにこの坂で「走ってスタート」は今の自分には無理カモ。。。。
そんなヨワヨワで歩くようにスタートした私の前を、走ってきた年配の二人のおじさんの会話が聞こえてきました。
おじさんA: いやー、ここはさすがにしんどいなー!
おじさんB: まぁもうちょっとやし、私はとにかく歩かんとこのまま行きますわ。
おじさんA: キツいトコはもう歩いてもよろしいですやん。
おじさんB: いやぁ、自分で「たとえ歩いてる人に抜かれても自分なりに走ろう」って決めたんでね。
なるほど、その通り!!
自分なんか、ラッキーなことにどこも傷めてもないのに、しんどいだけで止まってたらあきませんよね。
このおじさんたちの会話のおかげで(ホントに歩いてる若者に急坂で抜かれましたが)、最後まで歩かずゴールの会場まで戻ってきました。
最後はトラックを一周半(な・・、長い。。)
最後のトラックくらいはカッコよくスパート・・・、などできる筈もなく、でもせめてここだけはちゃんと走ろう。
私より15分ほど前に既にゴールしていたKayoに持っていたカメラを渡して、一枚だけ撮ってもらうことが出来ました。
ゴールまであと100mの姿です。
そしてゴール!!!\(^o^)/
やったよ。
最後まで歩かなかった。
意外です、ほんとに意外。
準備不足は承知の上で、自分自身はマジで完走したい、しようと思ってたけど、思った以上にしんどかった。
こんなにしんどいと思わなかった。
こんなにしんどかったのに歩かずに最後まで通せたのは、沿道の皆さんの心温まる声援、心のこもったエイドのエネルギー、ちびっ子たちのハイタッチ、そして、先のおじさんA, Bの会話のおかげ。
これがなかったらとっくの昔に歩いていたと思います。
いい経験ができました。 ホントにありがとう。
以下は、GARMINのログです(標高&1kmごとのラップ)。
長い長いブログにお付き合いいただきありがとうございました。m(_"_)m