エピローグ
2週間前、この
ブログを読んで急に思い立った。
ここを楽しくマイペースで走るには早朝しかない。
まだ明けきらぬ早朝に何人かが集まって走るのも面白いだろう。
早朝だし、せいぜい2~3人集まればいいか。
でも、後で「何でオレも誘わなかったんじゃ」と言われちゃうのは本意じゃない。
どうせそんな朝早くから集まりっこないとタカを踏んだ。
千葉、埼玉、東京、神奈川と南関東の「実S」メンバーにメールした。
ところが・・・
オレも、私も、ワチキも、アタイも・・と続々参加表明が届いた。
朝6時だぞ、何でそんなに集まっちゃうの?
集まるメンバーを見て中身を練り直さなければならなくなった。
かといって走る楽しさも演出したい。
それで富士山1周を考えた。距離にすれば150キロ未満、まぁいいとこか。
早朝の道志みち
2時間程度しか眠れなかった。
低血圧の私には非常に辛い朝、行きたくなくなってしまうほど。
仕掛人が行かないと何を言われるか分かったもんじゃない。
「ウォーッ!」と叫びながら起床、コーヒーを飲みながら支度する。
前日、皆が集まる前に道志を往復して遊ぼうと1人の友人からメールがあった。
それに付き合うため4時起きしたわけ。
しばし準備体操して体の血液を温める。4時半出発。
その時間はほとんど貸しきり道路。順調に走行できる。
やっと眠気が取れ道志のワィディングを楽しんだ。
何台か遅い車に阻まれたが、皆さん先を譲ってくれました。どなたか分からないけど感謝。
多分道志みちに慣れない (と思う) 白GDB-E型 (?) さんもね。
ここは走りこまないと突き刺さるのよねぇ。
道の駅どうし
5時過ぎに集合場所に到着、朝連相手を待つ。
程なくやってきたのは遠く埼玉からやって来た青204、
おタカちゃん。
いつもどおりの明るい笑顔で「おはよ~」
その後次々と参加メンバーがやってくる。
>ynarさんと今回初めて顔をあわす
けろゴンさんや
S085さんの3台の青204も続く。
ynarさんは全国オフで一緒した。今回も奥様ご同伴のナイスミドルである。いい男。
けろゴンさんは体が大きく頑丈そう。年齢以上に若いお方。小さな奥さんはクルマで爆睡中。
S085さんは非常に若いイケ面。物静かで礼儀い正しく好青年。
夜が開け明るくなった頃に
ソメさん、「遅れてゴメ~ン」と満面の笑み。
本当はこのお方と朝練を楽しむ予定だったのだが・・・
そしてラーメンマン、とからやんさんがやって来た。
今回は204ばかりの中、唯一の203となった。
道志を楽しんできたのかタイヤの焦げ臭いにおいが・・・
ついで走り仕様の白ストリーム・アブソリュートがやって来た。
ぼんやりとしている私の目の前に車を止めた。「何だ?こいつ?」
と、顔を上げると怖そうな顔してこちらを睨んでいる。
用心棒殿である。
一見するとヤーさんのようなコワ面だが、人一倍仲間思いの人情深い人なのである。
今回のオフはある意味でこの人がきっかけである。
ここに集まる予定はあと2組、時間が進む。
その一人、
KAZUMIXさんから電話、バカナビのお陰で道に迷ったとのこと。
とにかく合流できるよう頑張っていきます、とのこと。しばらく待とう。
最後の1人は
ぷぅ~さん、しまった彼に電話番号伝えるのを忘れてしまった。
(実はその後彼のメールで中央高速を走っていたとか、結局道を誤ったのと風邪を引いていたため残念ながら引き返したとか。お大事ね、ぷぅ~さん)
6時45分、そろそろ次の合流点、山中湖へ出かけねば。
用心棒さんは友人を待つためここに居残るとのこと。
KAZUMIXさんには山中湖へ向かい事を留守電する。
山中湖畔にて
先導の私が道を間違えながら山中湖へ到着。
すでに
ソープさんご夫妻が着ており、何と遅れていたKAZUMIXさんも到着していた。
ソープさんご夫妻は深夜まで仕事をしていたとか、寝不足の参加ありがとう。
ここで全員、先に逝去した「実S」メンバーの1人へ黙祷を捧げた。
まだ若く働き盛りで逝ってしまった彼への私たちができるせめてもの追悼である。
心から安らかに眠れと祈る。
ファミレスにて
全員がまだあけ切らぬ朝に飯も食わずに出発してきたと思う。
この時間で食事ができるのはファミレスしかない。
事前にコース全体を眺め御殿場のロイヤルホストに決めていた。
実は山中湖近辺にもロイヤルホストはあるのだが逆コースのため諦めた。
ここで用心棒殿と彼の友人と対面。
効けば埼玉・春日部からレガシーで参加となった。
サングラスの似合う気持ちのよい青年だ。
食後、一路富士山スカイラインを目指す。
ラーメンマンは用事があるとのことでここで別れることになった。
またの会う日を約束し握手、左右に別れた。
富士山スカイライン
混みあった市街地を抜け一路富士山スカイラインへ。
ソメさんと2台でレブリミットに当たるのを少しだけ楽しんだ。
ミラー越しに見る黒204は迫力があって実にいい。
ソメさんとじっくり車の運転について話し合った。こういうの好きだな。
見事に晴れ渡った富士山を背景に全員で集合写真。(上の画像)
(参加された方で写真の欲しい方はメールくださいね。あ、アドレス忘れずに)
この場所でR085さんとお別れ。どうしても用事があるとのこと。
初めてのオフはどのように感じ取れたのだろうか、楽しめたのならいいのだが。
青い空と紅葉、そして富士山を見ながら一行は朝霧高原を目指す。
道の駅徒然に
比較的流れのよい富士宮バイパス道路を走り道の駅朝霧高原に着く。
予定時間とほぼオンタイム。
実はこの行程で道を間違えたのは内緒、もっと早くバイパスに乗れたのに。
今回は何回となく道路や入り口を間違えた。無駄なガソリン使わせあいすまぬ。
本当は朝霧高原でジャンボコロッケ定食を食べたかったのだが混み過ぎ。
駐車場でさえ臨時に回されてしまった。とにかく人と車が多すぎでキャパオーバー。
ソメさんはここで退席、奥さんの待つ家路に急いだ。
我々はまったりと過ごした後に道の駅なるさわ~富士吉田と進んだ。
地図上では近いように思えすんなり行くと思ったが混みあってしまった。
最終地点の道の駅富士吉田に着いたのは3時前、少々遅れ気味。
右足になるさわで何となく違和感を覚えた。
こむらがえし
ともかく無事に全工程を終了。
集まった皆さんの顔が晴れやかだったことにホッとした。
そして1台、また1台と帰路に着く。
さぁ残った皆も帰ろうとしたときに右足が痙攣。こむら返しである。
強烈に痛い、立ってられない。
用心棒殿が懸命にふくらはぎや足首をマッサージしてくれた。
帰れないかと思ったが、彼の献身的なマッサージで何とか運転できるようになった。
帰りの道志みちは用心棒殿が後ろについてくれた。
もしまた足がおかしくなったらと考えると彼の存在はありがたかった。
彼との別れ際に堅い握手と抱擁。近々また会おうと誓って右と左。
エピローグ
用心棒さんと別れてからは睡魔との闘いだった。
足は落ちついて再発の兆候はなかったがとにかく眠かった。
家に着くなり速効ベッドに潜り込みそのまま朝まで爆睡。
今オフは発案から決行まで2週間足らず、極めて短い期間だった。
にもかかわらず11組が参加、それも土曜朝6時にである。
参加された方に感謝と次の機会を約束したい。
Sオーナーたち、みんな熱く元気いっぱい。最高。
(いつも長文ですみませぬ)