
カブ110 を購入して1年。ちょうど 5,000Km になった。
乗りこなしているうち、カブシフトとの付き合い方が分かり楽しくなったので、記念にアップ(笑)
★カブシフトでのシフトダウン
カブのシフトダウンでギクシャクするという方も多いのでは?
カブシフトの場合、左足ペダルを踏むとクラッチが切れてギアチェンジし、足を離す(ペダルが上がる)とクラッチが繋がるという他に類を見ない独自機構(他社も採用しているが)のため、シフトダウンしたギアに対して車速が速いと急にエンジンブレーキが利いて、ペダルを離した瞬間に「ガクッ!」となる。
そこで、4速⇒3速、3速⇒2速の時は、エンジンブレーキがかかる前にアクセルワークで軽く回転を上げてやる。エンジンブレーキを先取りしてダウンしたギアをお迎えする、とでも言えば良いかな?
すると、とてもスムーズにシフトダウン出来て、まるで左手クラッチのマニュアル車に乗ってるようなコーナー前のシフトダウン⇒エンブレを楽しんだり出来る。
方法は簡単。減速時、シフトペダルを踏むのと全く一緒に、アクセルを握る右手の手首を素早く、軽くひねってアクセルをあおるだけ。これで、エンブレがピタッと決まりスムーズに減速出来る。
練習は、まずはバイク停車中にニュートラル(N)で、右手だけで。
アクセルと軽く「くんっ!」とひねる動作は、エンジンがかかっている時に、割と誰でもやりますね。その感覚です。これを、スナップを利かせて素早く! エンジンが軽く「ぶるんっ!」と反応する程度で十分で「ぶぃーん!」と上がったら、ひねる時間が長すぎる証拠。
後は、走行中に、シフトダウンと同時に「くんっ!」(ぶるんっ!)を入れてやれば、エンジンブレーキが気持ちよく入って、減速を楽しめるようになります。お試しあれ。
ちなみに、1速にダウンする時はかなりスピードが落ちている筈なので、私はほぼやりません。
このアクセルワーク、交差点に止まってからガチャガチャと1速を探して入れる人には不要です。
★体感式1速インジケータ(笑)
カブ110 (JA10)では、シフトインジケータは省略。そしてフロントスプロケを1丁上げの15Tにしていることから、ノーマルだと割と可能な2速発進が実に非力でツライ。。。
かと言って、信号停止の度にギアポジションを確認するため一度ニュートラルに入れて1速、というのも面倒。
ここで活躍してもらうのが自分のお尻(笑)
停車中に1速にしておき、必ず右足ブレーキを踏んだ状態で上述のアクセルワーク「くんっ!」をした時、どの程度バイクが動き出そうとするかをお尻に覚えさせておきます。2速の時の振動とは明らかに違い、1速では「ドッ!」とバイクが前に出ようとします。その感覚が分かったら、信号停止の時に使いましょう。イチロー選手や五郎丸選手のように、信号スタート時のルーティンになれば完璧!
赤信号で停止前に、シフトダウン&エンジンブレーキで減速し、停車時にもう1発シフトダウン(これで1速)するので、ほぼ間違えることはないのですが、いつもこの「体感式1速インジケータ」を使って青信号に備えます。
決して、カッコつけのためアクセルあおっているのではないことを御理解くださいませ(笑)
★リアブレーキの鳴き
チェーン調整する度に、リアブレーキが鳴くようになる。ドラムブレーキだからシューもドラム内蔵、つまり車軸の位置が車体に対して数ミリ前後したからと言って当たり具合が変わる筈はないのだければ、今回もまた「キィ~」(涙)
数百Kmも走ると、いつの間にか消えるだけど。。。 こんな仕様と思ってお付き合い。
★フューエルメータ
赤線を差して給油するとたった3L。まだ1L以上残っているので、最近は赤線を切ってしまってから給油するように。それで給油量が3.5L前後だから、まだ1L近く残っている筈。十分でしょう。
★灯火類
かつて6Vバッテリーの原チャリに乗っていた身としては、12Vは実に素晴らしい。灯火類が明るくて視認性が高く、停車中にウィンカーを出してもしっかりと点滅を続ける(笑)
ヘッドライトのロービームも光量は必要十分で、行先を広く万遍なく(これポイント!)見せてくれる。
一方、ハイビームはやや光量不足気味なのか照らした範囲の道路標示は反射してくれる一方「照らしてる感」に乏しく感じる。そこは車のビームにはかなわない(1灯だしね)
ということでこの1年、ほぼ毎日通勤などで乗車して、すっかりカブ生活を楽しんでます。(つづく)
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インプレッション | クルマ
Posted at
2016/08/02 13:36:12