
インサイト2018年3月12日 230,000km
今年1月の車検の際に、フロントダンパーとブレーキパッドの交換も勧められていたのだが、思いの外金額が大きいのと、20万kmを超えたので、スポーツ走行用に振りたいとの思いもあって先延ばしにしていた。
しかしネットで探してもスポーツ走行用のパッドが見当たらない。
生産中止になってから10年以上たつマイナー車だから、社外部品がなくなるのも当然だが、だいぶ以前にネットで見つけた時に変えておけば良かったと思う。
ノーマルはサーキットでは役不足とのことで、スポーツ走行用とサーキット用の2種類が用意されていたように思うのだが。
しょうがないので、ノーマルのパッドに交換し、同時にダンパーも交換した。
ディーラーによれば当面は交換すべき部品はないと言うことなので、最近気になっていた外装も全塗装して、一気にリフレッシュすることにした。
ダンパーとパッドはディーラーにお願いし、塗装はIMAバッテリーで困った際に知り合いになった群馬のTSオートボディーさんにお願いすることにした。
今年1月にリヤーダンパーを交換した際は、ほとんど変化を感じなかったのだが、今回のフロントは大きな違いが出た。トラックのようにゴツゴツ(よく言うとガッシリ)した感じで、しかもアスファルト舗装の中に埋め込まれた砂利の豆を拾うような細かな情報も同時に伝わるのだ。
理想の車だと思っていたが、理屈っぽくインサイトにのめり込んでいる間に世の流れから取り残されて、浦島太郎になってしまったか??、と一瞬思ってしまった。
しかし、スポーティといえばスポーティではある。
原因は、ダンパー交換と言うよりは、ダンパー交換に際してサスペンション全体のゴム系の緩衝材を全て交換したために、衝撃吸収性が一時的に少なくなったためではないか。新車と同じで、2~3000KM走行すれば収束するのではないかと思う。
全塗装は期待通り
インサイトは単なる通勤車ではなく、営業先へもこれで行くのでいつもきれいにしておきたいのだが、ここ最近小さな傷が沢山できて気になっていた。こうなると仕事の切れ味も減退する。
そこで全塗装してもらったのだが、事故と言うには軽微すぎる接触や車庫の中で壁を押してしまったりで、パネルの継ぎ目の幅が均一でないとか、「こんな微細な修正が技術的に可能なのかどうか」と思うようなことを幾つかお願いしてしまったのだが、どれもきっちりと直していただけた。
メタリック塗装なので、磁場の関係でパーツを別々に塗装すると光の加減が変わってしまうから、パーツは全て装着した状態で最後の仕上げをするようお願いした。しかしこれに関しては、「下地がそもそもアルミと合成樹脂なので、磁場の状況は合わないからだめですよ」、とのことでガッカリ。
量産車はオーナーが全塗装して初めて完成すると思っていたのだが、最新の複合素材の車はこの理屈が通用しないらしい。
結果として、ABS樹脂のタイヤカバーが雰囲気が合わない。これはメタリックの金属の問題以前に、面が合わないためだ。せっかくのきれいな面の連続性が作れないのは残念だけど、これを直すにはタイヤカバーをアルミなどで作り直すしかなさそう。
天井のクロスの一部が剥がれてきて、自分で何度直してもだめだった部分もきれいに直していただいた。シートの汚れが激しくて、クリーニングをお願いしたのだが、どうしても汚れが落ちないとのことで、他車のものと交換してくれていた。近くに置いてあったクリーニング済みの私のシートも、ワタシ的には十分綺麗になっていたように感じたのだが。
TSオートボディには沢山インサイトがあって楽しかった。IMAクラブのX氏にもお会い出来た。その様子は次のブログで。
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Posted at
2018/03/12 17:05:04