ひるね＠赤ＢＰＥのブログ一覧

GW後半の４・５で、南アルプス鳳凰三山と言われる山のうちの二つ、観音岳と地蔵岳に登ってきました。
登山口は山梨県側の御座石鉱泉からで、標高２３００mほどにある鳳凰小屋横でテントを張り、翌日、そこからニ山を周遊してきました。

天気は特にメインの2日目に快晴に恵まれて、富士山の次に高い北岳を含む白根三山や甲斐駒ケ岳、仙丈岳などを間近に眺めながらのスカイウォークを楽しめました。

高山は久しぶりでしたけど、いやあ良いです。真っ青な空に雲が手の届きそうなところを流れていく。絶え間なく聞こえる小鳥のさえずり、谷からどうっと吹き上げる風。
これがあるから荷物の重さに息上がり、腐れ雪に足を取られても、また来てしまうんですな。。

でも1泊2日で標高差１７００mの登り降りは本当にキツかった。
特に初日、延々続く単調な急登と、２０００mを越えてからの、油断すると股までもぐる腐れ雪に、想像以上に体力を消耗してしまい、今の自分のコンディションではこれが限界かな。
ひょっとすると夜叉神峠から縦走したほうがまだ楽だったのかも。結果論ですけど。


登山口の御座石鉱泉。駐車場は公営で無料。


4日の朝方は平野部は晴れたが、山の上はガスが巻いていました。


小屋近くまで来てようやく目指す地蔵岳が。


この日のテント場は大混雑！


翌朝は快晴。期待が高まる。


雪渓の急登をじりじりと登って行く。


【次ブログへ続く予定】

昨日の晩に帰って来ました。一泊二日の限界に近い行程で身体中がいたいです

帰宅早々、山に行く前から虫の息だった携帯にリミットブレイクをかましてしまったため、新宿へ機種変しに行ってきたり、なかなかＰＣ前に落ち着けません。詳細はまた後でということで悪しからず・・。

明日３日は荒れるようなので予定をずらし、４．５で南アルプスに登って来ます。
三十代最後の節目ということで家族に無理を言って行かせてもらうことになりました。

久々の高山、久々のテント泊、久々の積雪期。登山用具は１０年超のお古ばかり。
でも今登らなければ、登れない身体になってしまうような気がして、、

下腹に力を込めて、前のめりで一歩一歩つま先を蹴り込んで登る山。
全身の酸素を入れ替え、これから生きていくエネルギーを再充填してきます。

青空は期待薄かもしれないけれど、稜線に出て、野呂川を隔てて圧倒的にそびえる北岳を眼前にとらえられれば幸せです。

奥様から許可が出まして、
5月頭のGW後半の連休を利用して、久しぶりに子供を置いて山に行けそうです。
とは言っても１泊２日が限度なのでそう大層なところには行けませんが。。

現在の体力、残雪状況、そして何より大幅に減退したであろう自らの「山カン」w等々を考慮し、

第一案：八ヶ岳　本沢温泉ベースに天狗岳とその周辺
第二案：南アルプス　戸台から入り北沢峠ベースの仙丈岳

なんて所をリストアップしてみました。

本当は八ヶ岳も、行者小屋ベースで赤岳とかも考えたんですが、アイゼン＆ピッケルの山自体が久々なもんでビビリ入ってまして（トレースはばっちりだろうけど）、かなり安全マージンが計算できるところに留めてます。

この時期に前に行った高山と言えば・・なんと結婚した年の聖岳が最後。。実に8年前www

重いけど頑丈なカジタックスの12本歯とピッケルは健在なものの、履き慣れた山靴は防水が怪しく補修が必要で、今から山道具屋に預けている暇はないので自分で何とかするつもり。
新しい山靴も買ってあるけれど、一度も履いてなく馴染んでいないので、いきなり本格実戦投入には抵抗があり、どうするかもう少し悩みます。悩んでる時間も無いか。。

まずは山道具屋でシームシール剤を買って来て準備開始です。

花見スタート。

風もなく良い雰囲気です










【携帯写真の画質が悪かったので差し替え、更に画像追加しました。
でも手持ちの防水コンデジ、フォーカスがおかしくなって来たせいか元々こんな物なのか、やっぱり良く撮れませんね・・。】