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2006年10月24日 イイね!

ガスFFストーブは淘汰されて行くのか?

ガスFFストーブは淘汰されて行くのか?私の生業は東京ガス圏内に属する小さな自営設備屋で、メインのガス器具のほか浴室やキッチン、トイレなど水周りの仕事を主にこなす毎日。
そろそろ寒くなってくるこの時期は、ファンヒータ(以下FH)などの暖房機器が売れ始め、また分解清掃(オーバーホール)や修理の依頼も増えてきます。

ところで、
東京ガスのガスストーブのカタログを見ると、まるでFHしかないような構成ですが、後ろのほうまでめくっていくと昔ながらの赤外線ストーブや、固定式で外部に煙突を出すFFストーブもまだラインナップされています。

特にお年寄りなど「風が出るのは嫌」といった理由から赤外線ストーブも一定の需要があり、うちの店でも1シーズンに数台出ることがあります。

いっぽう室内の酸素を消費せず、排気ガスも外に出すため長時間使用しても健康上の問題が出にくいFFストーブは、うちの店でも長年お客さんにお勧めし続けてきたんですが、手軽なFHに押されて年々販売台数が減り、とうとうメーカーに見切りを付けられたようです。
去年のカタログにはリンナイと三菱あわせて7機種がラインナップされていたものが、今年から三菱が撤退。リンナイ製のみ、たったの3機種にまで減少してしまいました。

大きな問題になった松下製の石油FFストーブの件も影を落としているのかもしれません。普通に設置・管理されていればむしろ安全なはずのFFストーブ自体のイメージを悪化させてしまったとすれば残念です。

手軽で安価なFH(石油もガスも)は室内の酸素を燃焼で消費し、排気ガスを出しているので、部屋を締め切っての長時間使用は出来ません。安全装置は付いているのでパロマの給湯器のような事にはまずなりませんが、使用状況によっては頭痛や吐き気を起こす可能性はあります。また石油の場合はストーブ自体がどうしても臭くなってくる。
電気だとそういった心配はない訳ですが、だからといってそれらを全て置き換えられるかというと・・。

一般家庭の使用環境で、化石燃料並のカロリーを電気で出すのは簡単ではありません。配線容量の問題もあり、オール電化のようにシステムを総取換えというのもあまり現実的ではないでしょう。だからといって某社の薦める『じゃあ床暖房を!』というのもちと無理がある。予算と条件が許すなら暖房としては理想に近いんですが。。
結局、足元は電気マット、空間はエアコンの暖房を効かせて乗り切る、というあたりが現実ではないでしょうか。

冷房より暖房のほうが電気を喰うエアコンもここ10年の改良でだいぶ低燃費になったとはいえ、それだけでは足元が寒いので電気マットやコタツを併用し、結局電気代がかさむと。

そう考えると、比較的手軽で足元から暖まり、広い部屋でも主暖房としてカバーできる「クリーンヒーター」FFストーブは、選択肢の一つとしてもっと積極的に普及させてしかるべきだと思うのですがね。
ちなみに我が家でも使ってます。三菱の10年モノだけど調子良いです。
部品供給が絶たれるまでは使い続けるつもり。
Posted at 2006/10/24 15:59:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車以外の雑談 | 日記

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