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ひるね@赤BPEのブログ一覧

2014年05月24日 イイね!

なんで山行くの?

自然に入りたいから山へ行く。
だけど、歩くのは人が作った登山道。

本当はもう、そこから矛盾があるんですけどね。
登山道を歩くって言う時点で、少なくとも「生粋の」自然ではあり得ない。

まあ、我々が山に何を求めるかと言えばそれはたいがい「気持ちよさ」であって、
(中には確かに「難行苦行」が目的である人もいるけどかなり少数派であるはずなので)
私だって実際に山を歩くときは他人様のつけた登山道をありがたく利用するし、
時にはお仕事する人が便宜的につけた道・・送電線の巡視道や、林業関係者の作業道を使わせてもらうこともあります。


そんなお堅い事を考えなくても、無心に山を歩くことは楽しいです。
ただいつかは、否応無しに考えざるを得ない時も来る。

歩く人が多すぎれば、それ以外の全てが変わりなくても苦痛になり得るし、
山道歩いていたらいきなり自転車にベルならされたり、狭い所でランナーに急かされたりしたら、
やっぱり理不尽に思ってしまいます。

山サイクルも、トレイルランナーも、もちろん登山者も、
「山が好き」なら、このままではまずいことは分かるはず。
まずは理不尽を感じる当事者であれば『そもそも自然って何だろう、何を求めて山に行くんだろう』ぐらいのことは、とっくに考えないといけないでしょう。


人が群れている場所にあえて突っ込むのではなく。
自分なりの歩きが出来る場所を探してみるのも一興でしょう。

人でひしめく尾根をひとつ乗り越えるだけで、一日誰も通らない谷筋や、忘れかけられた尾根道に出られるかもしれない。
その気で探せばさほどストイックにならなくても、意外な穴場が、まだまだいくらでも見つかりますよ。

何もかもが過保護な都市生活を離れたとき、自然の中でそれこそどれだけ自然に振舞えるか・・それ自体が、本来の山歩きの楽しみなんだと思えるようになれれば一流なんでしょう。


人気の少ないところは何らかの障害がある可能性が高いから、それを乗り越える実力を身につける。感覚を研ぎ澄ます。
下調べをする。地図読みをする。分かり切った範囲でヤブ漕ぎをしてみる。沢筋を遡ってみる。
そしてとにかくたくさん歩いてみる。

もちろんリスクはあるけど、山での危機管理は絶対的に経験を積んで行くしかなく、その範囲でしか行動できない。逆に言えば、予測し分かる範囲であれば安心して行動できる。少しずつ、それが広がっていく楽しさは、やっている本人にしか分からない快感だったりします。
(今の私は安楽路線に走っているので、退化の一途。切ないな~)


でも、ひとつだけ確実に言えることは・・・
私は「山の日」に山登りをすることは無いだろうなあwww

Posted at 2014/05/24 01:07:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 議論・意見・雑感 | 趣味

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「7月の年次点検でフロントディスクとパッド変えて酷かったジャダーがキレイに消え、もっと早くやるんだったなと。」
何シテル?   09/23 02:25
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