最近三菱Jeepに乗っている方からトランスファ側のシフトレバーの操作の仕方について質問を受ける事がよくあります。
考えてみれば三菱Jeepを新車で購入し乗っている人は果たしてどれ位いるのでしょうか?。殆どの人が中古車として購入し乗っている方ではないでしょうか。
そんな理由もあり取扱説明書を持っている、また中古車の購入時に貰えている方はごく一部の方になってしまっているのも知らないという原因の一つだと思います。
そこで今回は50系のKM140のトランスファ側のシフトレバーの操作方法についてご説明させて頂きます。
まずはトランスファ側のシフトレバーの正式名称ですが、フロアシフト車は二駆と四駆の切り替えを行う方を『フロントドライブシフトレバー』と言い、高速と低速の切り替えを行う方を『アンダードライブシフトレバー』と言うのが正式名称です。
なおコラムシフト車は『トランスファコントロールレバー』が正式名称です。
因みにギヤレバーに対し、よくトランスファレバーなどと呼ぶ方がいらっしゃいますが残念ながらこれは間違いです。メインのギヤレバーにしても『チェンジレバー』が正式名称です
さてその操作方法(50系の2本レバー車,KM140の場合)ですが、フロントドライブシフトレバー(2-4)の二輪駆動から四輪駆動への切り替えは走行中にクラッチペダルを踏まずに操作します。レバー操作が重い時はレバーを押さえたままアクセルをふかすとと容易に行えます。
アンダードライブシフトレバー(H-N-L)の高速から低速への切り替えはキチンと停止した状態でクラッチを切って操作します。なお二輪駆動で低速(2-L)の組み合わせは出来ません。
たまにフロントドライブシフトレバーを停止してまたはクラッチを切って、逆にアンダードライブシフトレバーを走行中にシフトされる方がいらっしゃいますがこれは間違いです。アンダードライブシフトレバーの走行中のシフトチェンジは危険だけでなく、ギア自体をも傷めてしまう事となりますので絶対に止めましょう。

Posted at 2014/04/19 16:44:17 | |
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