
2011年式 ポルシェ パナメーラS ハイブリッド(970前期)
憧れのパナメーラが200万円で登場です
走行:7.4万km
本体価格:198万円
支払総額:209.4万円(乗り出し価格 2,093,500円)
装備要点:エアサス/スポーツクロノ/20インチターボⅡ(ミシュランPS)/ガラスルーフ/シートベンチレーション/GTSフロントバンパー(社外)
【モデル比較】
2011年式パナメーラ全体の平均価格は約304万円、レンジは約98〜708万円。総額209.4万円は安値帯に位置。
同年式パナメーラS(V8 NA)では総額420万円級の玉もあり、装備条件次第ではS ハイブリッドの方が割安。
S ハイブリッドは国内流通が少なく相場のブレ幅が大きい。今回の価格は「安値帯の中でも装備充実」の部類に入る。
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【同世代(2011年・970前期)モデル比較】
パナメーラ V6(RWD・7PDK)
3.6L V6 NA 約300ps/約400Nm/0-100:約6.3秒
静かで上質、加速は控えめ。
パナメーラ4 V6(AWD・7PDK)
3.6L V6 NA 約300ps/約400Nm/0-100:約6.1秒
全天候対応、動力はV6と同等。
パナメーラS(RWD・7PDK)
4.8L V8 NA 約400ps/約500Nm/0-100:約5.4秒
回すほど伸びる加速とサウンド、維持費は重め。
パナメーラ4S(AWD・7PDK)
4.8L V8 NA 約400ps級/約500Nm/0-100:約5.0秒
速さと安定感のバランスが秀逸。
パナメーラS ハイブリッド(RWD・8AT)
3.0L V6 S/C 333ps+モーター約47ps
システム約380ps/約580Nm/0-100:約6.0秒
静粛性と厚いトルク、街中と高速巡航の両方で使いやすい。
パナメーラ ターボ(AWD・7PDK)
4.8L V8 ツインターボ 約500ps/700Nm/0-100:約4.2秒
圧倒的加速、維持費も別格。
パナメーラ ターボS(AWD・7PDK)
4.8L V8 ツインターボ 約550ps/750Nm(増圧800Nm)/0-100:約3.8秒
最上位の性能と存在感。
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【外観評価(画像所見)】
・キャララホワイトの艶は保たれており、大きな色ムラや褪色なし。
・GTSタイプフロントバンパーはチリも揃っており装着精度は高そう。
・20インチターボⅡホイールは画像上、大きなガリ傷なし。
・リアスポイラーの展開状態で撮影されており、作動異常は見られない。
・マフラー4本出しは煤付着ありだが腐食は軽微。
【機関部評価(画像所見)】
・3.0 V6 HYBRIDカバーは清掃されており、配線や高電圧ケーブルの外観は良好。
ものすごい綺麗です
・ホース類・補機ベルトに目立つひび割れなし(現車での触診推奨)。
・冷却水・ブレーキフルードのリザーバータンクは変色少なめ。
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【この個体の“強み”】
エアサス+スポーツクロノで走行モードを自在に切替可能。
20インチターボⅡ+ミシュランPSで中高速域の安定性が高い。
ガラスルーフとシートベンチレーションにより快適性も確保。
外装と機関部の見た目コンディションが年式を考慮して良好。
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【購入前の必須チェック項目】
高電圧バッテリーの容量劣化率・エラーログ。
8速AT低速時の変速ショックや滑りの有無。
エアサスの車高保持・コンプレッサー作動時間。
ガラスルーフの開閉と排水経路詰まりの有無。
回生ブレーキから油圧ブレーキ移行時のペダルフィール。
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【維持・使い勝手の評価】
・街中:モーターアシストで静かに滑り出せる。
・高速:短い踏み込みで追い越しが可能、再加速も速い。
・経済性:V8 NAより燃費・税制で有利、V6より走行性能で優れる。
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【総合評価】
モデル評価:
S ハイブリッドは静粛・余裕・経済性の三拍子が揃い、普段使いに最も適した同世代パナメーラ。
個体評価:
本体198万円/総額209.4万円は相場の安値帯で、装備と外観状態から見ても条件は良好。
高電圧系・エアサス・ATに健全性が確認できれば、積極的に狙える1台。
証拠が揃わない場合は、安さに理由ありとして慎重判断が必要。
Posted at 2025/08/27 00:04:15 | |
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