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懐かしクルマシリーズ：トヨタ アンティゴ（Antigo）

— 日本が作った“英国車ふう”ネオクラ—

アンティゴは、1998年に トヨタカローラ愛豊が1年限定で手作業販売した特注車 でございます。

後ろ姿がカッコイイ



ベースはカローラツーリングワゴン（AE104G）。そこに 丸目4灯・縦グリル・メッキバンパー を与えることで、ジャガーXJの香りをまとう“和製クラシック”として完成しました。



大量生産ではなく“職人改造”。
当時の記事にも「手作り改造車」とあり、全国でも 現存10台未満と言われるレベルの希少性。
にもかかわらず、中身は信頼の4A-FE＋4WDで、構造は完全トヨタ。




クラシック顔・中身カローラ という、合理性しかない組み合わせが魅力でございます。

今回の個体は
・ワンオーナー
・ガレージ保管
・ディーラー整備
・18万kmでタイベル交換
・25.9万kmでも機関好調
という極めて“ちゃんと乗られてきたアンティゴ”。





外装と内装には年式相応の疲れが見られますが、これは 古い国産ワゴンの宿命と安心感が同時にある領域 でございます。





街で乗れば、間違いなく毎回声をかけられる車。
整備のしやすさはカローラそのまま。
そして 100万円を切る価格帯で買えてしまう“唯一無二のネオクラ” という立ち位置。

「被らない」「物語のある一台」「国産の安心感」「クラシック顔」
この4つを同時に満たす車は、国内市場でもほぼ存在いたしません。