10周年記念

我が家に愛犬ミーカを迎えて早いもので10年経ちました。
良い機会なので出会いから現在に至るまで振り返ってみたいと思います。
出会い
ミーカとの出会いは保護犬の譲渡会でした。
当時は今ほど保護犬の存在が認知されていなかったと思いますが、微力ながら不幸なワンコが一匹でも減ればという思いからへ出掛けることに。そこで出会ったのがミーカでした。名前の由来は当時良く聴いていたUKポップ歌手のMIKAから取りました。
多頭飼い崩壊という劣悪な環境で過ごしていたそうで、ボランティアで保護犬のトリミング活動をされているトリマーさんの当時のブログから保護時の様子が伺えます。（最初見たときはかなりショックを受けました。）
そんな状態だったので譲渡会の場では丸刈り状態。犬種はシーズーとトイプーのミックスではないかとのことでしたが、第一印象は貧相な犬だな～という感じでした。（笑）
トライアル
我が家に来た当初はずっとダイニングテーブルの下で固まったままでした。外の世界を知らずに育ってきた上にあちこち連れ回されるので怖いものだらけだったのでしょう。
ビビりな性格は治らず、雷と花火とクルマに乗るのが大の苦手。近頃は雨が降り出すとブルブル震える様になりました。雨=雷が鳴ると覚えてしまった様です。怖くなると未だにダイニングテーブルの下に逃げ込みます。

散歩に連れ出しても固まって動くことも出来ず困り果てました。ところが今では散歩の時間になると飛び跳ねて全身で喜びを表現します。
物覚えが良く数ヵ月で10個以上の芸を覚えました。あと靴を履いて散歩出来ることも特技？です。

初めての病院通い
これまで大きな病気もせず健康なミーカでしたが昨年気になることが。肩の後ろ辺りにポツっとシコリの様なものが出来ました。

心配になって動物病院で組織検査してもらうことに。診察台に乗せられてハアハアが止まりません。

結果は良性腫瘍とのことで暫く様子を見ることに。ホッとしたのもつかの間、一緒に受けた健康診断で心臓の状態が良くないことが判明しました。今から投薬を始めれば悪化を遅らせることが出来るとのこと。ミーカと同時に保護された兄弟犬の中には心臓が悪く既に他界している仔もいるそうです。遺伝に依るものなのかもしれませんが頑張って薬飲んで少しでも長く元気でいようね。

腫瘍摘出手術
そんなある日、肩のシコリから出血していることに気付きました。麻酔によるリスクも心配でしたが手術で取り除いてもらうことに。無事手術は終わりましたが、縫った跡が痛々しいですね。本人は余り気にしていないようでしたが。

帰省？
そんなこんなでバタバタしていましたが、10年振りの姿を見てもらおうと冒頭のトリマーさんのお店でトリミングして頂きました。

こちらのお店ではミーカと同じところから保護されたワンコが看板犬をしています。久し振りに身内に会えたけど覚えているのでしょうか？お互いクンクンしてました。

保護時の推定年齢が1～2歳とのことだったので11～12歳になります。すっかりシニア犬になりましたが、今のところ至って元気です。
新型コロナも落ち着てきたのでまたクルマで一緒に出掛けたいですね。（←やめてーbyミーカ）