ハンドルセンター調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
タイヤ交換後に直線を走っていると、ハンドルのセンターが僅かに右に切れた状態でまっすぐ走っているのが気になって調整。
アライメント調整なんて書くと大袈裟なんで、「トーを調整してハンドルセンターを修正する」と書けばいいのでしょうか。
みんカラ徘徊してるとトーの調整だけでテスターにかけて何万円と払ってる人がいたりして「もったいない!」と思ってたりするのですが、これから書く事もすべてにおいて自己責任でお願いします。
画像は直進状態のイメージです。
大体こんな感じで直進してました。
個人的には「ビシッとセンター」か「ちょっと左切れ」ぐらいがベスト。
そこを狙っていきます。
2
使うのはこんなもん。
廃材にビニールのメジャーを貼っただけ。もう10年以上愛用しています。
これを前輪の前後に入れてタイヤの中心の距離を測定します。
少しでも高い位置で測定した方が より正確な測定が出来ますが、前後で同じ高さで測定しなければ駄目です。
3
で、測定結果。
前後で0.5mmなんて測定誤差の範囲なので、左右トータルトーはほぼゼロ。
調整でインにするか、アウトにするかですが、私は冷間時ならアウトに調整します。
理由は走って温まれば2mmぐらいインになるから。
4
今回、ハンドルが右切れで調整はアウトに振りたいので、運転席前側のタイヤを外して調整。
調整するのはこのタイロッドという部分。
とりあえず最初の状態(原点)をマーキングしておきたいので、左(反時計回り)にロックするまで回してマジックで正面に点を記入。
(これをやっておかないと、どれだけ回ったのかわからなくなります)
左に回したのは最終的にナットを締めた時にタイロッドがどれだけ回ったのか確認しやすいから。
この後 写真のナットを右回し(時計回り)
に回してナットを緩めます。
5
タイロッドを左回しでアウト方向へ調整。
たまにしかやらないので いつも「どっちに回すとどっちだった!?」となるのでテプラー貼っときます。
矢印方向でナットが緩む&タイロッドはイン方向というのが自分が分かればOK。
写真は調整した後ですが、最初の状態からタイロッドの原点が左に回ってるのが分かると思います。
これでアウト方向に1mmぐらい動いたので近所の直線道路を走って確認。
6
まだ右切れ。
2回目は簡単に緩むのでハンドル全切りで調整。
もうちょいアウトへ。
で、もういちど近所の直線を走行。
7
う~ん、ほぼセンターなんだけど、まだ微妙に右切れ。
これ以上 右前をアウトに振りたくないので面倒臭いと思いながら、今度は助手席側(左前)を調整。
こっち側はイン方向にします。
8
調整後。
同じ様にテプラー貼っときました。
原点より右(時計回り)に振ってインです。
この後 また近所の直線走ってビシッとセンター、ちょい左切れぐらいで修正終了。
運転席側をアウト2mmぐらい、助手席側をイン1mmぐらいの調整です。
なんでちょい左?と思う人いるでしょうが、助手席に妻が乗れば若干右に切れるから。
全く同じ理由なんですが、何万も払ってテスターかけるのもいいけど、1G状態で車だけ測定&調整しても運転するのが40kgの女性なのか、100kgの巨漢な人なのかでアライメントなんて違う。
ガソリンが満タンなのか、空なのか、
冷間なのか、温感なのかでも違うので、最終的には「自分が気持ちよく運転できる位置」に調整すればいいと思います。
こんなんで大丈夫?と思う人いると思いますが、整備工場持ち込んでサイドスリップ検査してもトータルトー 毎回ほぼゼロか、インに1mmぐらいで狙い通りです。
自分で調整すればタダだし、浮いたお金で家族で美味しいもん食べれるしお薦めしますが、自己責任で m(_ _)m
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