(このカスタムは2013年12月頃の冬眠中の記録です)
安易に考えていたリア編です
( 長文です。ご注意ください )
パートリストは前のフロント編に画像載せてあるので割愛っと。
基本は程度の良い中古を集めて組み合わせます。
タイヤについては始めからα13と決めていたので新品を入れてます。
こうやって足回りだけみると「ん〜〜〜〜いい感じ」です。
実際これを組み付けていくのですが
スイングアームのピボットシャフトを外せる工具が無い・・・
買うのもなんだし・・・
どうせカラーも加工屋さんにお願いしているし、このまま渡そう・・・
CB1100のスイングアームを外した状態です。
CB1300のスイングアームを付けようとしたところ、ここで問題発生!!!
ABSのコントロールユニット(正式名称::ABSモジュレータ)がスイングアームの隙間に収まるように配置されているんですね。
これがCB1300のスイングアームだと微妙に当たって入りません。
調べてみるとCB1300も同じ場所にセットされてました。

(この黒い箱がABSモジュレータです)
図で見ると確かにこんな配置になってますね
仕方が無いのでCB1100とCB1300のABCモジュレータを比較し何か方法が無いか検討しました。
(CB1100)
((CB1300)
よくよくいじってみると、配管は多少の余裕があり後ろに3cm程度スライドさせれば収まることが判明。
中央上方の黒い丸が必要な移動量になります。
この位置で固定するための
L字ステー を加工屋さんで製作してもらいました。

(左から見た図)

(下から見た図)
もともと付いていた泥除け(?)も取り付けます。
当たる部分(下写真の右側部分)をカッターでカットし固定します。
これにてABSモジュレータ問題は無事解決!
スイングアームを入れていきます。
左側は純正のままのカラー(52106-MR7-000 カラーBピボット)を使用し
右側も純正のままのカラー(44312-MCE-950)カラーLフロントホイールサイド(R,リアー)で入れてみます。
このままだと右側に2〜3mm程度の隙間がありましたのでカラーを製作してもらいました。(実寸は聞いてません。)
根気のある方は(44312-MCE-950)をもう1つ用意し現物で削ってもできると思います。
私の資料では520円ですが値上がりしてるので600円程度のパーツとなります。
リアサスの取り付けについて
CB1100純正サスのままだと短いためリアが下がります。
車高調サスで調整するのがベストだと思います。価格は高いですが折角なのでOHLINSを奢りました。
あえて純正チックに別体タンクなしの黒としました。
スイングアーム側の取り付け径が異なりますのでカラーを入れ径を合わせます。
左右の下カラー:外径16mm、内径10.2mm(M10ボルトが入る)、幅20mm
スイングアームが右側に出たためフレーム側取り付け部の長さが若干足りなくなります。
加工屋さんにてカラー製作してもらい、強度を増すためにボルトをM6-14からM8-40にするためタップを切ってもらいました。
溶接もできるのですがフレームの塗装がはげたりするので太いボルトで延長し強度を出す方法です。

(ノーマル状態(ネジ穴はM8になってる状態の写真です))
サスが右側に出る分だけカラーを入れます。

(右サス上の延長用カラー:外径25mm、内径14.2mm(もともとがM14サイズ)、幅15.4mm)
たったこれだけしかフレームとサスがハマりません。(↓)
大丈夫か?これには色々悩みましたよ。正直なところ・・・
交換して入れるボルト

(M8−40ステンレス六角頭)

(サス本体側上のカラー:外径15mm、内径8.2mm(M8ボルトを入れる)、幅15mm)
これを入れるとこんな感じ。

(内側(フレーム側))
ここがフレームとハマります。

(外側)
で、これが完成形
その後、サーキットなど走り回ってますが全く問題はありません(笑)
ちなみに左側は下のカラーのみで加工不要
左右の下カラー:外径16mm、内径10.2mm(M10ボルトが入る)、幅20mm
ワッシャーだけ追加しました。(追加したのは右のワッシャー)
次の問題はスピードセンサー(正式名称:リアーホイールスピードセンサー)の向きが合わず、キャリパーサポートに当たって入らない。
ちなみにキャリパーサポートは非ABS用のものでも穴を開ければ一緒なんです。
中古でABS用が出てこなくって、新品だとASSYで2諭吉程度するので加工屋さんで穴開けしてもらいました。
センサーについてもCB1300用なら付くかというと・・・付きません。配線のカプラーが全く異なります。ここを加工するのは面倒です。
仕方が無いので色々調べる過程で仕組みを調べていたら、スピードセンサー(ホイールセンサー)って精密部品って訳ではなく、単なるコイルや磁石が中身なんですね。
それさえわかればカッターで接着面を切り力技で叩き外し向きを回転させました。
キャリパーはCB1100とCB1300でブレーキホースの留め位置が異なります。
CB1100は前方、CB1300は後方
スイングアームが長くなった分、CB1100の純正のままではホースの長さが足りません。
CB1300の中古キャリパーに付いてきた長めのステンメッシュホースでとりあえず凌ぎます。
2本のホースをジョイントするのにPLOTスエッジラインのSLP401B 2WAYセパレータを使用。
新品チェーンをつけます。
CB1100純正は530-110L、CB1300はは114L。
この車輌は現車合わせで112Lとなりました。スプロケは純正のドリブン39丁で合わせます。
ようやく完成か・・・・
作業しやすいように外していたマフラーを付けようとしたら・・・ん? ・・・まさかの ・・・・つかない!
スイングアームに干渉するではないですか!?
マジで〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガックシですヨ ホント
最後にこんな落とし穴があるなんて・・・
今回のために用意していたマフラーを早くも加工することになるとは・・・
ぶった切って再度溶接ですよ。右に3cmほどスライドです。
ヨシ○ラの耐熱アルミステッカーを貼って、なんちゃってヨ○ムラ管とします。これはヤフオクで安く売ってます
ところが今度はマフラーとブレーキペダルが干渉・・・
どこまでもついてない・・・
再度マフラー加工するとどんどん短くなっちゃうしねぇ
えぇ〜〜〜〜い バックステップ(by MORIWAKI)じゃぁ!!
ハァハァ
こうしてリアも17インチとなりました〜
ここまで長文お付き合い頂きありがと〜〜〜